記念硬貨の売却を考えていませんか?
記念硬貨の買取を検討している方にとって、どのような買取店に依頼するかは重要なポイントです。
記念硬貨は、発行枚数が少ないもの、珍しい絵柄などはプレミア価格がつきます。
もし、手元に眠っている記念硬貨があるなら、買取の依頼を検討してみてはいかがでしょうか。
記念硬貨に関する知識が豊富な専門の買取業者に相談すれば、適正な価格で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。
他の方法ではほとんど買取価格がつかなかった記念硬貨も、プレミア価格になるかもしれません。
記念硬貨は時代を超えて高い人気を集めている
「硬貨」と聞くと、物の売買に必要な物であり、額面通りの価値しかないと思っている人も多いのではないでしょうか。
しかし、発行枚数が少なく、世の中にほとんど出回っていないため、コレクターにとっては、額面以上の価値があるのです。
特に、状態の良い記念硬貨はその貴重性から時代を超えて愛されています。
熱心なコレクターは、国内の硬貨に限らず、海外の記念硬貨を集めている人もいるほどです。
ご自宅に保管したままの記念硬貨はありませんか?
自宅に使用用途が不明な硬貨が眠っていないでしょうか。
もしかすると、その硬貨は記念硬貨かもしれません。
使用用途が分からないまま貯金箱や引き出しなどにそのまま眠っていることがあれば、ぜひ買取業者に査定を依頼してみましょう。
また、海外旅行などで手に入れた硬貨のなかに記念硬貨が混ざっている可能性もあります。
国内だけではなく、海外の記念硬貨も価値が高まってきています。
もし、自宅に国内外問わず記念硬貨が1枚でもあるなら、その価値を新たに評価してもらってみてください。
買取を通じて、大切に保管されてきた記念硬貨が次の持ち主に受け継がれ、価値が再び蘇ることでしょう。
記念硬貨を高価買取してもらうためのポイント
記念硬貨の高価買取を目指すには3つのポイントがあります。
いずれも今日から取り入れられるものばかりです。
ぜひポイントを覚えて、買取価格アップを目指してみてください。
需要が高いタイミングを狙う
記念硬貨の価値は、流行や需要に左右されやすいといわれています。
例えば、オリンピック開催時期や硬貨ブーム、古銭ブームが起きると高価買取のチャンスになるため、見逃さないようにしましょう。
特に、近年価値が高まっている金貨や銀貨は定期的に需要が高まるため、こまめにチェックすることをお勧めします。
Web広告やテレビなどで話題になっていたら、一度査定をお願いして価値を確認するのも良いでしょう。
付属品を一緒に査定に出す
記念硬貨を買取に出す際は、箱などの付属品もセットで買い取ってもらいましょう。
本来あるはずの付属品がないと、買取価格が下がってしまう可能性があるため、注意が必要です。
こう聞くと「付属品がないと、記念硬貨の価値がゼロになるのでは」と不安に感じる人もいるかもしれません。
硬貨自体の価値がなくなる訳ではないため、安心してください。
付属品があるにもかかわらず、記念硬貨のみを買い取ってもらうのは勿体無いため、必ず付属品の有無を事前に確認しておきましょう。
綺麗な状態で保管する
記念硬貨は経年劣化によって黒ずんでいたり、錆び付いていたりと、汚れている場合があります。
記念硬貨が汚れていると査定価格に影響するため、事前に磨いておきましょう。
記念硬貨を磨くための道具は特別な物は不要です。
市販の洗浄剤で十分綺麗にできます。
もし、洗浄剤がない場合は、歯磨き粉や重曹、台所用クレンザーなどでも綺麗になるためお勧めです。
ただし、塩素系漂白剤を使って綺麗にする場合は返って黒ずんでしまう可能性があるため注意してください。
また、高価買取を狙うあまり強く擦りすぎると、表面が摩耗したり、細かい傷がつく可能性があります。
自力で汚れを取りきれないときは、そのまま買取に出すことも検討してみましょう。
未開封の記念硬貨の場合は、経年劣化していても開けない方が査定価格が高い場合があります。
未開封の場合はそのまま持参した方が賢明です。
記念硬貨を手放す際の選択肢
記念硬貨を手放す選択肢は複数あります。
選ぶ選択肢によってメリットとデメリットが異なるため、自分にとって最適な方法を選びましょう。
ネットオークションやフリーマーケットで売却
1つ目は、ヤフオクなどのネットオークションやお住まいの地域で開催されているフリーマーケットで売却する方法です。
ネットオークションとは、ネット上で行われる競売を指します。
ネットオークションは、商品を手に入れるために価格競争が行われ、より高値を希望した人に商品の購入権利が与えられます。
そのため、希望金額をはるかに上回る金額になる可能性があるでしょう。
メルカリなどのフリマアプリは自分で決めた価格設定で売却しますが、ネットオークションは設定した値段以上の価値がつく可能性があるため、高額売却が狙えます。
ただし、自分で記念硬貨の写真を撮影したり、商品説明を記載したりする手間がかかるため、時間に余裕のある人にお勧めの方法です。
お住まいの地域で開催されているフリーマーケットで売却する方法は、街の人とコミュニケーションを取りながら、売却相手の顔が直接見られるメリットがあります。
大切な記念硬貨がどんな人の手に渡ったのかが明確に分かるため、大切にしている記念硬貨を手放す場合にお勧めしたい方法です。
その反面、フリーマーケットは高値の商品は売れにくいデメリットがあります。
そのため、購入者に記念硬貨の価値をしっかり説明できる知識も必要です。
リサイクルショップで売却
2つ目は、リサイクルショップで売却する方法です。
リサイクルショップで売却するメリットは、その日のうちに現金化できる点です。
土日や祝日は店内が混み合うため、買取に時間がかかる可能性があります。
そのため、事前に電話で店内状況を確認しておくと安心です。
デメリットは、店舗スタッフに記念硬貨の知識がないと、相応な査定価格が出ないところです。
持ち主に記念硬貨の知識がないと、相場をはるかに下回る査定金額をつけられてしまう可能性があるため注意してください。
このような事態を回避するためには、事前に売却する記念硬貨の相場を調べておきましょう。
あまりにも相場とかけ離れている場合、他の方法で売却した方が高く売却できるかもしれません。
不用品回収業者や遺品整理業者へ相談
3つ目は、不用品回収業者や遺品整理業者へ相談する方法です。
不用品回収業者とは、ゴミ屋敷の清掃や、市町村で回収できない粗大ゴミを引き取ってくれる業者を指します。
通常、不用品は利用者がお金を払って回収してもらいますが、まだ使える物なら業者が買い取ってくれる可能性があります。
買取してもらえると、記念硬貨を買い取ってもらったお金を不用品回収にかかる費用に充てられるのも嬉しいポイントです。
亡くなった方の自宅を綺麗にする遺品整理業者もお勧めです。
これらも不用品回収業者と同様、回収にはお金がかかるのですが、買取してもらうことで回収費用を抑えられます。
これらの方法は、ネットオークションのような手間もかからないため、時間がない方や手間をかけたくない方にお勧めの方法です。
骨董品買取業者へ相談
4つ目は骨董品買取業者に相談する方法です。
買取業者のなかには、記念硬貨を始め、古銭、茶器、絵画など骨董品の買取を専門としている業者があります。
骨董品買取業者は、記念硬貨に関する知識が豊富にあるため、眠っている本当の価値を見出してくれます。
もし自宅近くに骨董品買取業者があれば、ぜひ見積もりを依頼してみましょう。
高価買取が期待できる記念硬貨とは
高価買取が狙える記念硬貨の種類は大きく分けて6種類です。
天皇陛下御在位60年記念硬貨
天皇陛下御在位60年記念硬貨とは、昭和天皇陛下御在位60年を記念して作られた記念硬貨です。
額面は「10万円金貨」、「1万円銀貨」、「500円白銅貨」の3種類に分類されています。
特に10万円金貨は日本で発行された記念金貨である上、年々金の価値が高まっていることから、非常に価値が高い記念硬貨です。
この記念硬貨の発行がきっかけとなり、天皇が節目を迎える度に記念硬貨が発行されるようになりました。
絵柄の表面は水面をイメージした模様の上にハトが彫られており、日本を象徴するようなデザインです。
裏面は菊の御紋章が彫られており、皇室の紋章が表現されています。
天皇陛下御即位記念硬貨
天皇陛下御即位記念硬貨とは、1990年4月に上皇陛下が天皇に即位したときに発行された記念硬貨です。
額面は「10万円金貨」、「500円白銅貨」の2種類で、1990年と1991年の2回に渡って発行され、それぞれ絵柄が異なります。
「10万円金貨」の表面には鳳凰が、裏面には菊の紋章が彫られています。
「500円白銅貨」の表面には特別御料儀装車が、裏面には菊の御紋と束帯の紋様が彫られているのが特徴です。
FIFAワールドカップ記念硬貨
FIFAワールドカップ記念硬貨とは、2002年に日本と韓国で行われたFIFAワールドカップを記念して作られた記念硬貨です。
日韓でデザインが異なるため、両方のデザインが揃っているとより高価買取が狙えるかもしれません。
額面は国によって異なります。
国内外すべてコンプリートしている場合、プレミア価格がつくかもしれません。
日本国際博覧会記念硬貨
日本国際博覧会記念硬貨とは、2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」を記念して作られた記念硬貨です。
額面は「500円黄銅貨」、「1,000円銀貨」、「1万円金貨」の3種類です。
絵柄の表面は額面ごとに異なります。
裏面は共通しており、それぞれ愛知万博のシンボルマークと、大地、5本のストライプが描かれています。
長野オリンピック記念硬貨
長野オリンピック記念硬貨とは、1994年に開催された長野オリンピック時期に発行された記念硬貨です。
1997年〜1998年の間に9種類のデザインが発行され、当時大きな話題となりました。
オリンピックの時期になると、需要や人気が高まる傾向があるため、自宅に眠っている人はぜひオリンピック時期を狙ってみましょう。
額面は「500円」、「5,000円」、「1万円」の3種類です。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念硬貨
東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念硬貨とは、東京オリンピック・パラリンピックに発行された記念硬貨です。
東京オリンピック競技大会記念硬貨の額面は「100円」、「1,000円」、「1万円」があります。
東京パラリンピック競技大会記念硬貨の額面は「1,000円銀貨」、「100円白銅及び銅」で、第4次発行のみ「1万円金貨」が展開されました。

