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【浮世絵 切手】高額買取してもらえる?まずは無料査定相談を
浮世絵の描かれた切手を見たことがある方もいるでしょう。 もしかすると、絵柄に惹かれて購入し大切に保管したままの方もいるかもしれません。 縦横数センチのスペースに日本ならではのアート「浮世絵」が描かれた「浮世絵切手」は、実は海外でも人気です。 場合によっては、意外な金額で買取されるケースもあるでしょう。 浮世絵切手とは? 浮世絵切手とは、葛飾北斎や歌川広重などの浮世絵が描かれた切手です。 切手の絵柄に初めて浮世絵が用いられたのは、1946年 のことでした。 このときは額面1円の普通切手として、葛飾北斎の浮世絵が採用されています。 その後、1947年からは切手趣味週間シリーズの記念切手として、さまざまな浮世絵切手が発行されました。 浮世絵の作品によっては、切手になったことで有名になったものもあります。 また、日本を象徴する浮世絵が描かれているため海外でも人気です。 価値のある浮世絵切手 浮世絵切手はこれまでに多数発行されており、過去に人気だった切手が復刻版として再発行されるケースもあります。 そのなかでも特に知名度が高く、価値のある浮世絵切手には次のようなものがあげられます。 買取に出す場合は、基本的に発行枚数の少ない切手のほうが高額です。 また、バラ切手よりシート切手のほうが高額で取引されやすいでしょう。 切手趣味週間シリーズ:『見返り美人』 『見返り美人』切手は、江戸時代に浮世絵を確立し「浮世絵の祖」 とも呼ばれる菱川師宣の作品を図案にしたものです。 1948年に初めて発行され、1991年、1996年、2021年にも再発行されています。 1948年に発行された際はコレクター向けで発行枚数が少なかったのですが、人気であっという間に売り切れました。 その後の切手収集ブームのきっかけになったともいわれます。 希少性が高い1948年発行の切手であれば、使用済みでも買取してもらえる可能性が高いでしょう。 切手趣味週間シリーズ:『月に雁』 『月に雁』切手は、『東海道五十三次』や『名所江戸百景』などで有名な歌川広重 の作品を図案にしたものです。 1949年に発行されており、この前年に発行された『見返り美人』切手とともにその当時から現在に至るまでとても人気があります。 バラ切手でも、高額で取引できるでしょう。 未使用のシートであれば、かなり高値になると期待できます。 1996年にも復刻版 が発行されていますが、こちらは額面以上の価値はありません。 国際文通週間シリーズ:『東海道五十三次』 『東海道五十三次』切手は、歌川広重の浮世絵を図案として1958〜1962年に発行されたものです。 「文通によって世界平和に貢献しよう」を目的とする国際文通週間 が世界共通で設置され、その初回記念切手として1958年に『東海道五十三次・京都』が採用されました。 これが好評だったことから、その後も年1回で発行されています。 特に人気なのが1960年発行の『蒲原』、次に1958年発行の『桑名』で、これらは高額買取が期待できます。 国際文通週間シリーズ:『富嶽三十六景』 『富嶽三十六景』切手は、葛飾北斎の浮世絵を図案として1963〜1969年に発行されたものです。 こちらも国際文通週間シリーズの切手で、『東海道五十三次』切手が人気だったことから続けて日本を代表する浮世絵の『富嶽三十六景』が採用されました。 『保土ヶ谷』や『不二見原』 などがありますが、特に人気の高い切手は1963年発行の『神奈川沖浪裏』です。 ただし希少性はそれほどなく、『東海道五十三次』切手ほどの高価買取にはならないでしょう。 浮世手切手の買取を依頼するなら適切な保管を 浮世絵切手は、図柄の種類や発行年度によって高額で取引されているものもあります。 ただし、状態によっても価値が大きく変わるため、いずれ買取を依頼しようか迷っているのであれば適切な保管を心がけてください。 例えば、汚れていたり欠けがあったりする切手では買い取ってもらえないおそれがあります。 保管時のシワや折れなども、大きなマイナスポイントです。 切手の価値を落とさないためにも、専用のストックブックに入れて日が当たらず湿気のない場所に保管しましょう。
2025.08.23
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【赤猿 切手】専門業者に相談で高額買取してもらおう
切手コレクターや愛好家の間で絶大な人気を誇る赤猿切手。 中国初の年賀切手として1980年に発行されたこの切手は、その希少性と独特なデザインから、今なお高額で取引されています。 もし赤猿切手をお持ちなら、正しい情報を取り入れ、その価値を最大限に引き出しましょう。 切手買取市場で有名な「赤猿切手」とは 赤猿切手が特に注目される理由は、その希少性にあります。 もともと発行数が限られていたうえに、1966年から1977年にかけての中国大革命の影響で、国内の切手収集や海外への輸出が制限されたため、現存する赤猿切手の数が非常に少なくなりました。 このような背景から、赤猿切手はコレクターにとって価値の高い切手として知られています。 その独特なデザインや歴史的背景も相まって、赤猿切手は単なる郵便物の一部ではなく、芸術品や歴史的遺産としても高く評価されています。 赤猿切手の買取相場はどのくらい? 希少性の高い赤猿切手は、切手買取市場において非常に高額で取引されています。 特に保存状態や形式によって買取価格が大きく異なるのが特徴です。 例えば、1枚単位(バラ)の赤猿切手でも、保存状態が良ければ10万円前後での買取が期待できます。 一方、切手がシートのまま残っている場合には、その希少性と付加価値がさらに高まり、買取価格が100万円前後に達することもあります。 こうした高額買取が可能な理由は、単なる切手の収集価値を超えて、赤猿切手が中国の歴史や文化を象徴するアイテムとして認知されているからです。 また、中国国内外でのコレクター人気が高いことも、価格を押し上げる一因となっています。 赤猿切手が高価買取される理由 赤猿切手が高価買取される理由は、その希少性と歴史的背景、そして世界中のコレクターたちからの圧倒的な人気にあります。 単なる切手としての枠を超え、中国文化や歴史を象徴する価値が加わったことで、その市場価値は年々上昇を続けています。 希少性が高く世界中にコレクターがいる 赤猿切手が特別視される一番の理由は、その圧倒的な希少性です。 当初800万枚の発行予定だった赤猿切手は、実際には500万枚しか発行されませんでした。 さらに、年月の経過とともに流通量が減り、完品の状態で現存する赤猿切手は極めて少なくなっています。 また、中国の干支をテーマにしたデザインという独自性も、世界中の切手コレクターたちを魅了するポイントです。 赤猿切手は単なるコレクションの一部ではなく、中国文化や歴史的なエピソードを感じさせる象徴的なアイテムとして、国内外で人気を博しています。 その人気の高さゆえに、過去には贋作(偽物)が出回ったほどです。 文化大革命の影響で大量に破棄されたため 赤猿切手が希少になったもう一つの理由は、1966年から1976年にかけて中国で起こった文化大革命の影響です。 この時期、中国では切手の収集や取引が厳しく禁止され、多くの切手が破棄されました。 その結果、赤猿切手をはじめとする当時の切手は美品の状態で残っているものが非常に少なくなり、その希少価値が飛躍的に高まりました。 さらに、この時代の赤猿切手は中国政府が初めて発行した年賀切手であり、その記念すべき歴史的意義も相まって、コレクターたちから高い評価を受けています。 オークションでは極上品の赤猿切手が1億円を超える価格で落札された事例もあり、その価値の高さがうかがえます。 人気が高く偽造品も出回っている 赤猿切手は、その希少性や高い買取価格から、コレクターにとって非常に魅力的なアイテムです。 しかし、その人気の高さゆえに、レプリカや悪質な偽物も多く出回っています。 レプリカは鑑賞用やお土産として合法的に販売されることが多いですが、中にはそれを本物と偽って取引されるケースもあるため注意が必要です。 目打ちの整い具合をチェック 赤猿切手の目打ちは、シートから手で切り離す際に生じる微妙な不均一さが特徴です。 本物の赤猿切手には、目打ちの形状が多少乱れている場合がありますが、偽物の場合は、機械的に加工されているため目打ちが過度に整いすぎていることがあります。 また、目打ちの数にも注目しましょう。 本物の赤猿切手は縦18個、横15個の目打ちが施されていますが、偽物ではこの数が異なることが多いです。 子ザルや背景の色合いをチェック 本物の赤猿切手は、背景に使われている赤色が鮮やかで、かつ光沢がないのが特徴です。 一方、偽物は光沢のある赤や、不自然に鮮やかすぎる赤色であることがあります。 また、子ザルの顔や毛並みの部分には、細かいインクの盛り上がりが見られるのが本物の証拠です。 拡大して確認すると、偽物ではドット状の柄が見えることもありますので、注意深く観察しましょう。 切手の文字のフォントをチェック 赤猿切手に印刷されている文字のフォントも、本物と偽物を見分ける重要なポイントです。 本物の文字は筆遣いのような微妙な「とめ・はらい・はね」がしっかりと再現されていますが、偽物ではそれらが不自然で、印刷の位置がわずかにずれている場合があります。 また、本物の文字部分はインクが盛り上がって立体的に見えるのも特徴です。 切手の裏側の繊維をチェック 赤猿切手は、中国特有の和紙のような素材で作られているため、切手の裏面に特徴があります。 本物の場合、切手の裏面から経年劣化によって絵柄が少し透けて見えることも。 また、長い年月を経た本物は、裏面の繊維が自然に毛羽立ちや摩耗が生じています。 一方、偽物は新しい素材が使われていることが多く、裏面が不自然にきれいだったり、表面が透けて見えなかったりします。 赤猿切手をより高価買取してもらうためのポイント 赤猿切手を売却する際、高価買取を実現するためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。 希少性の高い赤猿切手だからこそ、少しの工夫で査定額が大きく変わることもあります。 シートから切り離さずセットで売却する 赤猿切手を高く売却するための基本は、シートの状態を保つことです。 赤猿切手は、1枚単位の状態でも高額で取引されますが、シートのまま保管されている場合はさらに高価買取が期待できます。 シートの切手は全体が揃っているため、コレクターにとっては特に価値が高いとされます。 保管する際には、折れや汚れがつかないよう注意しながら、売却するまでシートの状態を維持しましょう。 シートから1枚でも切り離してしまうと、全体の価値が下がってしまう可能性があるため、不要に切り離すことは避けるのがベストです。 劣化が進む前に買取を依頼する 赤猿切手は非常に繊細で、湿気や日光、時間の経過によって劣化しやすいアイテムです。 特に、色あせやシミがついてしまうと査定額に大きな影響をおよぼします。 そのため、保管状態に注意するのはもちろんのこと、売却を考えている場合は劣化が進む前に早めに買取を依頼することをお勧めします。 「時間が経つほど価値が上がるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、切手の価値は状態によって大きく左右されます。 劣化が進んでしまうと買取価格が下がる可能性が高いため、赤猿切手を持っている場合は適切なタイミングで売却することが高額買取のコツです。 消印が押されていても買い取ってもらえる可能性がある 赤猿切手は未使用品が高額買取されるイメージがありますが、実際には消印が押されている使用済みの切手でも買い取ってもらえる可能性があります。 特に赤猿切手の場合、その希少性や人気の高さから、消印がついていても一定の価値が認められることがあります。 ただし、消印がある場合は、状態の良し悪しやデザインの鮮明さによって査定額が変わる点に注意が必要です。 売却前に切手の保存状態を確認し、信頼できる買取業者に相談することで、適正な価格での買取を目指しましょう。
2025.08.23
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【記念切手 買取】希少価値の高い記念切手は高額買取の可能性
記念切手の売却を検討していませんか? かつて、切手収集は王道の趣味として多くの人々に親しまれてきました。 もしかすると、あなたの手元にも以前集めた記念切手がたくさん眠っているかもしれません。 時間が流れ、もう思い切って手放してしまおうかと迷っているのであれば、買取業者への売却を検討してみてはいかがでしょうか。 まずは、気軽に相談だけでもしてみることをお勧めします。 記念切手はいつの時代もコレクターに人気 日本で切手収集がブームになったのは、1950年代後半から1960年代にかけて です。 その後ブームは落ち着きましたが、特別感のある記念切手はいつの時代も人気があります。 切手のテーマや発行年によってはコレクター欲を刺激されるものもあり、そのような記念切手は額面以上の価値も期待できます。 昔ほどではないものの、珍しい記念切手は今も人気があるのです。 押し入れや引き出しに記念切手が眠っていませんか 記念切手の価値は、お客さまご自身ではなかなかわかりにくいのではないでしょうか。 古いものだから今さら価値がないと思っていると、実際は希少価値があり予想外の買取価格がつくケースもあります。 もしも押し入れや引き出しに記念切手が眠っているのであれば、放置せず、ぜひこの機会に査定を受けてみてください。 記念切手を高価買取してもらうためのポイント 記念切手をできるだけ高価買取してもらうためにも、買取に出す前に知っておくべきポイントがいくつかあります。 同じ切手でも少し工夫するだけで買取価格が変わる可能性もあるため、ぜひ次のポイントに注意して査定を受けてください。 特に、最初に査定を受けた業者だけで納得してしまわず、複数の業者に相談して適正な価格を知ることは大切です。 切手の種類と発行年をチェックする インターネットを活用すれば、ご自身がお持ちの切手の価値をある程度まで調べられます。 どういった経緯で発行された切手なのかをまったく知らないまま買取に出すのではなく、できる範囲で切手の種類や発行年をチェックし、切手について少しでも知識を持ったうえで買取相談する方がよいでしょう。 切手の種類や発行年ごとの価値を少しでも知っておくと、金額交渉もしやすくなります。 切手を適切に保管しておく 切手の状態は買取価格に大きく影響するため、適切に保管するようにしましょう。 直射日光が当たらず湿気のない場所で保管するようにし、カビに気をつけてください。 また、切手にシワをつけないようにも注意しましょう。 切手専用のファイルが市販されているため、利用をお勧めします。 さらに、取り扱いの際は直接触らず、ピンセットの使用が基本です。 複数の業者から相見積もりを取る 買取価格は、業者によって大きく異なる場合があります。 相場を知るためにも、査定は複数の業者へ依頼して相見積もりを取るようにしましょう。 また、家電や衣類などまで幅広く買取する業者より、切手を専門とする買取業者の方が切手に詳しく価値をきちんと理解されているかもしれません。 ぜひ、専門業者へも相談してみてください。 記念切手を手放すための選択肢 記念切手を手放すには、いくつかの方法があります。 さまざまな選択肢があるため、可能であれば同時に複数の業者と相談しながら進めてみてください。 それぞれの見積もり価格を確認したうえで、納得のいく業者を選ぶことをお勧めします。 ネットオークションやフリーマーケットで売却 ネットオークションやフリーマーケットで売却するメリットは、自分が希望する売却価格で取引できる点です。 オークションであれば、希望する価格以上での取引も夢ではありません。 ただし、買い手がつかなかったり、値引き交渉を迫られたりするおそれもあります。 ごくまれですが、落札者や購入者とのトラブルに巻き込まれてしまうこともあり、注意が必要です。 個人間で直接取引するネットオークションやフリーマーケットならではのデメリットといえます。 リサイクルショップで売却 リサイクルショップでの売却であれば、店舗を訪問したその日に買取価格が決定して売却できるケースが多いでしょう。 場合によっては査定に少し時間を要するケースもありますが、全体的にスピーディに取引を進められる点がメリットです。 ただし、切手の専門家が在籍していないことも多く、切手本来の価値に見合った買取価格がつきにくいかもしれません。 自分が切手のことをわかっていない場合には、大きく損をしてしまうおそれもあります。 不用品回収業者や遺品整理業者へ相談 不用品回収業者や遺品整理業者を利用するメリットは、価値のある品物からゴミまでまとめて回収・整理してもらえる点です。 不用品は処分し、価値のあるものは買取してもらえるため、片付けが一気に終わります。 ただし、業者に切手の専門家がいない可能性が高く、適正な価格をつけてもらえないかもしれません。 自分自身がある程度切手のことを理解している必要があるでしょう。 また、「まとめて買取」の場合には、1点1点の買取価格を出してもらえないケースもあります。 骨董品買取業者へ相談 骨董品買取業者であれば切手の専門知識も持っているため、各切手の価値に見合った価格での取引が期待できます。 無料査定を行う業者も多く、手放すかどうか迷っている段階で査定だけ受けることも可能です。 ただし、業者によって得意分野・不得意な分野があり、同じ切手でも査定額が異なる場合があります。 1つの業者だけで決めず、複数の業者に相談してみましょう。 査定方法には訪問査定・店舗査定・宅配査定の3通りがあり、訪問査定や宅配査定なら遠方の業者とも取引できます。 高価買取が期待できる記念切手の種類 ひと口に記念切手といってもさまざまな種類の切手があり、それぞれの切手ごとに買取価格は異なります。 一般的に国家的行事を記念して発行された切手を「記念切手」と呼び、発行枚数や販売期間が限定されている点が特徴です。 そのため、切手によっては発行後に希少価値が出て、高値で取引が行われているものもあります。 高価買取が期待できる記念切手の種類を把握して、お手元にこれらの切手がないか確認してみてください。 毛沢東切手 毛沢東は中国共産党の指導者であり、中国国民党との戦いに勝利したあとは中華人民共和国の国家主席になった人物です。 彼をテーマにした切手は文化大革命があった1967年と1968年に発行されており、毛沢東の肖像が描かれた切手や毛沢東語録の文章が書かれた切手など複数種類があります。 この時代は切手収集が禁止されており、実用目的以外での切手購入ができませんでした。 こうした影響から現存する毛沢東切手は少なく、プレミア価格で取引されています。 赤猿切手 赤猿切手は、1980年に発行された中国十二支切手シリーズの一つです。 猿のイラストが赤い背景のなかに描かれており、このシリーズで最初に発行されました。 イラストの美しさでも人気がありますが、高価買取されている理由はそれだけではありません。 元々の予定より発行枚数が大幅に減らされたことで、流通量が少なくなり希少価値が上がったのです。 日本の切手コレクターからも非常に人気があり、バラの状態でも査定価格は期待できます。 牡丹切手 牡丹シリーズ切手も中国切手の一つで、1964年に発行されました。 美しい牡丹のイラストが描かれており、バラ切手が15種類と小型シートが1種類で構成されています。 特に小型シートは発行数が少なく約4万枚だったこともあり、現在手元にあれば高価買取が期待できるでしょう。 小型シートの場合、消印がついた使用済みの状態であっても数万円ほどの価格がつく ケースがあるため、ぜひ査定に出してみてください。 大パンダ切手 大パンダ切手は、中国人画家の吾作人が描いたパンダがモチーフの中国切手です。 赤猿切手と同じく人気があり、需要も高いため高価買取が期待できます。 第1次として1963年に3種類、第2次として1973年に6種類が発行されました。 文化大革命の時代に発行された切手は収集が禁止されていたことから残存数が少なく、そうしたことからも希少価値が上がっています。 複数種類の切手がそろっているほど、査定価格も高くなるでしょう。 梅蘭芳舞台芸術切手 梅蘭芳 は、女形で名高い京劇俳優です。 1894年に京劇一家に生まれて初舞台は8歳のとき、海外公演で日本にも来たことがあります。 1961年に亡くなったあと、梅蘭芳舞台芸術切手が1962年に発行されました。 バラ切手8種類と小型シート1種類が出ていますが、発行数が少ないうえに文化大革命があったことも影響して、残存数はかなり少なくなっています。 希少価値が高く、特に小型シートは高価買取が可能でしょう。 見返り美人切手 江戸時代に活躍した浮世絵師、菱川師宣の『見返り美人図』を題材にした切手です。 1948年にコレクター向けとして発行されており、一般向けではないことから150万枚と少数のみの販売でした。 しかし、予想外に人気が出て、その後の切手収集ブームのきっかけになったともいわれています。 浮世絵が描かれた切手としてはこれが歴史上最初のもので、普通切手より少し大きなサイズです。 その後、1991年と1996年にも見返り美人切手は発行されています。 青島軍事切手 軍事切手とは軍事郵便専用の切手で、普通切手に「軍事」の文字が印刷されています。 青島軍事切手は、1921年に中国山東省青島の郵便局で発行された切手で、通常であれば日本から配給されるはずの軍事切手が間に合わず、慌てて作られたものです。 保有する切手に軍事切手を示す印刷をして1万枚ほど発行しましたが、日本から正規の軍事切手が届き発行中止になりました。 軍事切手自体も残存数が少なく、希少価値がありますが、そのなかでも青島軍事切手はとても貴重です。 紅楼夢切手 1981年に中国で発行された紅楼夢切手は、中国で人気の古典小説『紅楼夢』をテーマにした切手です。 小説に登場する12人の美女が描かれた12種類の通常切手と、主人公の宝玉と黛玉が描かれた2種類の小型シートが発行されています。 小型シートは余白部分にも美しいデザインが描かれており、切手と一体になってまるで絵画のようです。 そのため人気があり、査定の際も高価買取が期待できるでしょう。 徐悲鴻莽馬切手 徐悲鴻莽馬切手は、中国人洋画家の徐悲鴻が描いた馬の絵をモチーフにした中国切手です。 徐悲鴻は世界的にも評価が高い画家で、油絵や水墨画に実績があります。 切手には躍動する馬が水墨画で描かれており、1978年に発行されました。 バラ切手が10種類と小型シートが1種類あり、描かれた馬はそれぞれに異なっています。 小型シートの方が発行枚数が少ないため、高価買取されやすい傾向です。
2025.08.23
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【切手 買取】高額買取のコツのポイント
ご自宅に記念切手やプレミアム切手が保管されている方は、今後保管し続けるのか処分するのか検討している方もいることでしょう。 処分する前に切手の買取を検討してみるのも一つの方法です。 切手を高値で買取してもらうために気をつけることはなんなのか、買取業者にはどのような種類の業者があるのかご存知でしょうか。 切手の買取依頼を検討中ですか? 現在、切手の買取をご検討中の場合、買取業者や切手の買取価格が気になるポイントではないでしょうか。 自分でコレクションしているのであれば、切手の価値やおおよその買取価格も把握しやすいかもしれませんが、ご家族が収集されている場合は、その切手の価値や値段を把握しづらい方も多くいます。 しかし、さまざまな切手に価値がつけられており、手放すなら少しでもその価値を確かめてから手放したいと考える方も多くいることでしょう。 いつの時代も切手は人気 切手のコレクションが人気になり始めたのは、1950年ごろといわれています。 それから75年近く経った今でも根強い人気を誇っている理由には、1枚の価格が安価であることが挙げられます。 郵便局で購入する最高額の切手が1枚500円と手に取りやすい価格帯であり、大人に限らず子どもでも購入しやすいことが人気が続いている理由の一つです。 老若男女問わず昔から愛されている切手コレクションは、その美しさ以外にも集めやすさが多くの人を魅了する理由であることが分かります。 自宅に眠る切手はありませんか ご自宅にあるたくさんの切手コレクションを、この機会に買取業者に買い取ってもらうと、収集した切手の価値も分かり、新たな発見や高値での買取につながることがあります。 亡くなった家族から相続した切手コレクションがある、自分でコレクションしてきた切手がたくさんある、そんな切手を処分するか考えている方もいらっしゃるかもしれません。 中には処分するにはもったいない切手もあるため、一度買取業者に相談してみることをお勧めします。 切手を高額買取してもらうには 切手を買取業者に高く買い取ってもらいたい場合、傷や汚れに気をつけるだけでなく、切り離さないで保管しておくなど、気をつけたいポイントがいくつかあるため注意しましょう。 例えば、切手には白い余白がありますが、その余白は切り取らないほうが高く買い取ってもらいやすく、また切手の種類ごとにまとめて保管しておくと、買取業者に好印象を抱かれやすいため、買取額が上がる場合があります。 このように、いくつかのポイントを押さえておくことで、高額買取につながるのです。 傷や汚れなどのダメージがないか 切手に傷や汚れがないかよく観察し、取り除けるものは取り除いてきれいな状態を保ちましょう。 切手の買取は保存状態によって価格が変動するため、同じ切手でも、傷や汚れが目立つ切手は買取価格が低くなるおそれがあります。 そのため、表面についた汚れはできる限り取り除いておいたほうが、高額買取につながりやすいのです。 しかし、切手はとてもデリケートな商品であるため、ピンセットなどで直接触れずにきれいにしてください。 シート切手は切り離さない シート切手は、そのままの状態で保管しておくと高額買取してもらいやすいでしょう。 シート切手とは、1枚のシートに何枚もの切手がつながった状態のものを指します。 1枚でも欠けてしまうとバラ切手と同じ扱いになるため、現在シート切手を保管している場合は、切り離さないで保管しておきましょう。 シート切手が高値で買取される理由には、バラ切手よりも市場に出回っている数が少ないため、手に入りにくい背景があります。 そのため、高額で買取してもらいやすいのです。 バラ切手は台紙に貼りつける バラの切手を台紙に貼って買取に出す方法があります。 台紙に貼ると、料金別納郵便に使えるため一定の需要があるのです。 この方法にはいくつかルールがあるため、注意して作業しましょう。 買取業者によっては、台紙の大きさが決まっているところがあります。 また傷や汚れ、切手同士の重なりや1枚の台紙に金額の異なる切手が貼られている場合も、買取してもらえないため注意しましょう。 台紙に貼る方法は、作業前にルールをよく確かめておく必要があります。 切手を手放すとき、どんな方法がある? では、切手を買い取ってもらう場合、どのような方法があるのでしょうか。 自分で出品したい場合、ネットオークションやフリーマーケットでの出品が向いています。 また身近な買取店で買取してもらいたい場合は、リサイクルショップに相談するとよいでしょう。 家族の相続品である場合などは、不用品回収業者や遺品整理業者への相談がお勧めです。 骨董品買取業者であれば、切手の価値をしっかりと査定してもらいやすいでしょう。 それぞれの方法にメリットとデメリットがあるため、よく理解したうえでの買取をお勧めします。 ネットオークションやフリーマーケットで売却 ネットオークションやフリーマーケットで販売するメリットは、設定した金額やそれ以上の金額で売れる可能性があることです。 ネットオークションでは、購入したい人が多いと値段がどんどん上がっていく場合があり、希望していた価格よりも高値で取引できます。 またフリーマーケットでは、売れない場合に値段を自由に変更できる自由度の高さが魅力の一つです。 その反面、購入されたのに支払いされなかったなどのトラブルにも遭いやすいため注意が必要です。 リサイクルショップで売却 リサイクルショップで買取を依頼するメリットは、取引終了までの時間が短いことです。 業者によっては依頼したその日に取引が終了する場合もあり、早く売りたい方に向いている方法といえるでしょう。 しかし、切手に詳しいスタッフがいない場合が多く、自分自身も切手の価値を分かっていないと、実際の価格よりも低く見積もられ、損をする可能性があります。 そのうえ、切手の買取を取り扱っていない業者があったり値引き交渉されたりする可能性もあることがデメリットといえます。 不用品回収業者や遺品整理業者へ相談 不用品回収業者や遺品整理業者へ買取を依頼するメリットは、切手だけでなくほかの不用品もまとめて処分や買取してもらえるため、負担が減ることです。 しかし、1つの切手の価値が分かりづらいことがデメリットでもあります。 切手の価値が分かっていればよいのですが、低い値段で買取されている場合、損してしまう可能性があります。 そのうえ、切手にくわしい専門家がいない場合も多いため、価値に見合った値段がつきづらい点でも高額買取にはつながりづらいといえるでしょう。 骨董品買取業者へ相談 骨董品買取業者に依頼するメリットは、専門家が価値に見合った価格を算出してくれる可能性が高いことです。 また、無料で査定を実施している業者があることもメリットの一つといえるでしょう。 しかし、業者によって買取実績にバラつきがあるため、実績の少ない業者であると低い値段で買取される可能性もあります。 また、買取方法に違いがあるため、対応に気をつけなければならないこともデメリットです。 しかし、切手の価値に見合った価格で買取してもらえる点では、メリットのほうが大きいといえるでしょう。 高値での買取が期待できる切手は? 実際に高額買取してもらいやすい切手とは、どのような切手でしょうか。 特に高額買取が期待できるものは古切手で、現在販売されていないため、需要が高いことが理由に挙げられます。 また、保管状態がよいものや販売数の少ないものは、価値があると見なされやすいのです。 その中でも、中国切手やオリンピック記念切手などは特に需要があり、価格も高くなりやすい傾向にあります。 毛沢東切手 毛沢東切手とは、1949年に中華人民共和国を建国した毛沢東の絵が描かれた切手を指します。 社会主義化を強硬な対応で進め、その結果大量の犠牲者を出しました。 一度は指導者の座を降りましたが、文化大革命を起こし再び最高指導者へと返り咲いた独裁者でもあります。 毛沢東切手は、1949年から約20年販売されていましたが、国内のみで販売が許可されていたため、大変貴重な代物です。 そのため、高値で買取されやすいのです。 見返り美人の切手 見返り美人の切手とは、浮世絵の祖と呼ばれた菱川師宣が1693年ごろに描いたとされる見返り美人図を印刷した切手のことを指します。 見返り美人の切手は、1948年に発行されましたが、これは戦後2番目の切手趣味週間の図として採用されました。 この切手の特徴は、縦長に作られている点です。 この大きさの珍しさと絵の美しさにより需要が高く、1991年には復刻版が販売されました。 再版されるほどの需要の高さから、高値での買取が行われる切手です。 皇室記念切手 皇室記念切手とは、皇族の方々の慶事を記念して発行される切手のことを指します。 その歴史は古く、初めての皇室記念切手は、1894年に明治天皇の銀婚式を記念して発行されたものです。 以降、天皇陛下がご即位やご成婚されると発行されています。 皇室記念切手は、期間限定で販売され、発行数にも限りが設けられています。 また、古ければ古いほど現存数が少なく、価値が高くつきやすいため、高額で買取してもらいやすいといえるでしょう。 オリンピック記念切手 オリンピック記念切手とは、オリンピックが開催される国が発行している記念切手のことを指します。 1896年に初回開催国であるギリシャが発行した切手が始まりです。 日本では、開催年度が古い順に東京オリンピック、札幌オリンピック、長野オリンピック、そして、2021年に開催された東京オリンピックの4大会で切手が発行されました。 しかし、発行数が多く保有している人も多いため、価値が高くつきにくく、買取価格も低くなりやすい傾向にあります。 切手の買取は実績ある買取業者へ相談を 切手は一見価値が低く見えても、実は高額な値段がついているものも多々あることが分かりました。 切手の価値を知らない業者に買取を依頼してしまったり、自分で販売してまったりすると、実際の価値よりもかなり低い価格で買取され損をしてしまうこともあります。 そのため、現在ご自宅に切手が眠っており、今後買取を検討されている方は、まずは切手の専門家が在籍する買取店や、切手の買取実績のある買取店に相談することをお勧めします。
2025.08.23
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【外国切手 買取】高額買取が期待できる外国の切手とは?
外国切手の買取をお考えの方へ 外国切手の買取を検討する場合、外国切手そのものの価値がわからなかったり、どこで売れば良いものかわからなかったりなど、さまざまなお悩みが出てくるのではないでしょうか。 そして、もし外国切手を売るとしたら、できるだけ高値で売りたいものです。 外国切手の買取については、業者を吟味し、正当に価値を判断してくれる業者を選ぶことが肝要です。 外国切手はいつの時代も根強い人気がある 外国切手は、いつの時代も根強い人気があるものです。 外国切手は国によってデザインが異なり、それぞれの国の歴史や文化を反映しています。 外国切手には、歴史的な人物が描かれたもの、植物や動物・昆虫をテーマとしたもの、歴史的な建造物を表現したものなど、国それぞれの特徴が現れており、その価値や希少性もさまざまです。 「切手コレクター」や「切手収集家」と呼ばれる人々は、このような外国切手の魅力に惹かれ、外国切手を趣味で集めて楽しんでいます。 また、外国切手の種類によっては、優れた芸術性を持ち、アートとして楽しめるものもあります。 そのため、外国切手は、切手コレクターのみならず、芸術家や美術商などからも高い人気を誇るのです。 ご自宅に眠っている外国切手はありませんか? 価値や買取先がよくわからないばかりに、ご自宅に眠ったままになっている外国切手はありませんか。 世界的に知られている外国切手の場合、高額買取が可能になるケースもあります。 価値がよくわからないために放置されている切手があれば、一度査定してみてはいかがでしょうか。 外国切手を高価買取してもらうためのポイント 外国切手を高価買取してもらうためのポイントは、切手の買取業者のなかでも買い取り実績数が多く、なおかつユーザー満足度の高い業者を選ぶことです。 また、査定するスタッフは、外国切手の相場についての知識を持つ経験が豊富なスタッフや資格保有者であることが望ましいでしょう。 切手の価値がわからない業者に依頼しても、高額買取の見込みはないと考えられます。 高額買取のためには、依頼する業者をしっかり見極めることが必要だといえるでしょう。 無料査定を実施している業者も多いため、複数の業者を比較検討することも有効な手段だといえます。 査定を依頼する場合、外国切手の種類や状態によって、査定額は異なります。 どのような場合に高価買取されるのかを知った上で査定を依頼することで、不当な査定を避けることが可能です。 種類によって価値が大きく異なる 外国切手は、外国の切手であるという理由のみで価値が高いわけではありません。 外国切手は、種類によって発行された年代や希少性に違いがあるため、切手によって価値が大きく異なります。 ご自宅にある外国切手が、価値の高い種類の切手なのかどうか、インターネットなどを通して下調べしておくと、査定の際に参考となるでしょう。 状態が良いほど高価買取が期待できる 外国切手は、状態が良いほど高価買取が期待できるでしょう。 使用済みでも値が付く外国切手も存在しますが、当然、未使用のものよりも価値は落ちます。 汚れや破れのない美品であれば、価値が評価されやすく、買取価格も高くなる傾向にあります。 外国切手が手元にある場合には、できる限り良い状態で保っておくことが望ましいでしょう。 しかし、もし手元にある外国切手に、表面の日焼けや、耳紙の破れ、切手の折れなどがあり、状態が良好ではないと思っている場合でも、業者によっては買取可能な場合もあります。 そのため、最初から諦めるのではなく、一度相談してみることをお勧めします。 シート切手のほうが高価買取されやすい もし、ご自宅に眠っている外国切手がシートの状態である場合には、そのままの状態で売却すれば高価買取されやすいといえます。 シートの状態であれば、バラの切手よりも価値が高く、状態も良いと判断されやすいからです。 また、シートの状態であることによって、切手の関連性や統一性も評価されやすくなります。 もし、ご自宅にある外国切手がシート状である場合には、切り離さずに業者に持ち込みましょう。 外国切手を手放す方法とは? 外国切手を手放す方法には、どのようなものがあるのでしょうか。 できるだけ高価買取を目指せるように、事前に下調べしておきましょう。 外国切手の市場価値を前もって調べておけば、適切な価格での売却が見込めます。 外国切手の売却先としては、さまざまな業者・サービスが存在します。 外国切手は、歴史的価値やアート的側面などにより、多くの人を魅了してきたものです。 もし、ご自宅に眠ったままの外国切手があれば、その価値をきちんと見定めたうえで売却したいものです。 しかし、一般的な買取業者では、外国切手そのものが買取対象外というケースがあります。 外国切手の売却先として考えられる方法を調べ、正当な価値のもと手放せるようにしましょう。 ネットオークションやフリーマーケットで売却 外国切手を手放す方法としては、ネットオークションやフリーマーケットでの売却という方法があります。 フリーマーケットであれば、ご自身が希望する価格での取引が可能であり、オークションであれば、希望価格以上の値がつく可能性もあります。 ただし、すべて自分で取引する必要があるため、トラブルが発生するリスクがあります。 また、相場を理解していなければ価格をつけることが難しく、買い手がつかない場合や値引き交渉への対応など、初心者には難易度が高い売却方法だといえるでしょう。 リサイクルショップで売却 外国切手を手放す方法としては、リサイクルショップでの売却という方法があります。 リサイクルショップは近所にある場合も多く、最短即日で売却が可能なため、売却方法としてはもっとも身近に感じられる方法かもしれません。 しかし、そのリサイクルショップに専門家がいない場合、査定の際に切手の価値に見合った価格がつきにくいおそれがあります。 本来の価値よりも低い査定額が提示される可能性もあるため、売却を検討しているリサイクルショップが専門知識を有しているかどうかを、きちんと判断する必要があるでしょう。 ご自身が、もし外国切手の価値を十分にわかっていない場合には、大きく損をするリスクがあると考えられます。 不用品回収業者や遺品整理業者へ相談 外国切手を手放す方法としては、不用品回収業者や遺品整理業者での売却という方法があります。 不用品回収業者や遺品整理業者へ相談する場合であっても、リサイクルショップ同様、専門知識を有していない業者の可能性があり、正当な査定がなされない場合があるため、注意が必要です。 不用品回収業者や遺品整理業者は、複数のものをまとめて手放すことができ、片付けなども行ってくれるため、便利な側面もある一方で、まとめて買取をしてもらうという特性上、1点1点の価値がわかりづらい側面もあります。 骨董品買取業者へ相談 外国切手を手放す方法としては、骨董品買取業者での売却という方法もあります。 骨董品買取業者は、業者によって訪問型や店舗型、宅配型など対応方法が異なり、買取実績も異なります。 しかし、専門業者が対応してくれるため、価値に見合った買取を期待できるのがメリットといえるでしょう。 無料査定をしてくれる業者も多いため、複数業者を比較することも可能です。 高値が期待できる外国切手の種類 高値が期待できる外国切手の種類には、どのような切手があるのでしょうか。 もしご自宅に眠っているものがあれば、高値がつく可能性が大いにある切手です。 何も知らずに査定に出してしまうと、適切な査定を受けられず、買いたたきに遭うリスクが伴います。 業者に査定を依頼する前に、お手元の外国切手の価値をある程度把握しておくことが望ましいでしょう。 イギリスの切手 イギリスは、切手発祥の国として知られており、国王や女王がモチーフとなっている切手が多いのが特徴です。 イギリス切手をコレクションしている人は多く、イギリス切手は、高値が期待できる切手といえるでしょう。 特に、世界初の切手として発行された「ペニー・ブラック切手」や、世界で2番目に発行され、発行枚数が少なく希少性が高い「ペンス・ブルー切手」など、認知度が高いプレミア切手も多く、高価買取に期待ができます。 そのほかにも、希少価値の高いプレミア切手として知られる「ペニー・レッド切手」や、イギリスで有名な古城をデザインに採用し、コレクターからの人気の高い「古城シリーズ」など、高値が期待できる切手が数多くあるのが、イギリス切手です。 アメリカの切手 アメリカ切手は、偉人や俳優などの著名人がモチーフとなったものが多いのが特徴で、普通切手や記念切手、小包切手、速達切手、航空切手などさまざまな切手があります。 1918年に発行され、上下逆にミスプリントされたことによりプレミア価値の高まった「逆さまジェニー切手」や、年代の古い速達切手、航空切手である「ツェッペリン切手」など、高額で取引される切手も多数存在します。 中国の切手 中国切手は、特に文化革命時代(1966年〜1980年ごろ)の切手だと高価買取に期待ができるといえます。 中国で初めて発行された「赤猿」や、「毛主席シリーズ」「大パンダ」など、さまざまな切手が、高額取引されます。 もしバラの切手でなくシートの状態で保存されていれば、さらに高値が期待できるでしょう。 中国切手は高額査定がつきやすいため、もしお持ちの中国切手が使用済みのものであっても、買い取ってもらえる可能性は大いにあると考えられます。 フランスの切手 フランス切手は、美術や絵画などをモチーフとした、フランスらしいハイセンスなデザインが特徴です。 1954年に発行された、初のジェット戦闘機や貨物輸送機を図案にした切手シリーズである「一次航空機シリーズ」は、特に希少性が高いとされます。 この「一次航空機シリーズ」は、4種セットであれば、価値が高いプレミア切手として、高額で取引される切手です。 また、それほど高額ではありませんが、「アライグマ切手」や「ペンギン切手」なども取引されています。 ドイツの切手 ドイツ切手では、歴史を背景とした切手が有名です。 ドイツ切手は、政治的側面が切手に反映されているのが特徴で、切手が発行された年代に沿った時代背景の変化が楽しめるため、歴史的背景を照らし合わせてドイツ切手を収集するコレクターもいるほどです。 世界最大の独裁者として知られる、ヒトラーの肖像が描かれた切手は、「ナチスドイツ切手」として知られており、希少価値が高いといわれています。 また、ほかにも、希少性の高いドイツ切手として、ヒトラーの独裁が終わった時代に、切手に描かれたヒトラーの肖像画を上から模様で消して使用していた切手があります。 ヒトラーが消された切手は、時代背景を反映した切手として需要が高く、高価買取に期待できる切手だといえるでしょう。
2025.08.23
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【古切手 買取】高く売れる?高額買取が期待できる古切手とは
古切手の買取依頼を検討していますか? 古切手の買取を検討している方にとって、どのような買取店に依頼するかは重要なポイントです。 古切手は、発行部数が少ないもの、イベントや記念切手として発売されたものはプレミア価格がつきます。 もし、手元に眠っている古切手があるなら、買取の依頼を検討してみてはいかがでしょうか。 古切手に関する知識が豊富な専門の買取業者に相談すれば、適正な価格で買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。 リサイクルショップではほとんど買取価格がつかなかった切手も、もしかするとプレミア価格の切手に変貌するかもしれません。 いつの時代も古切手は人気 切手は時代を超えて今もなお愛されているコレクション分野です。 特に、古切手にはコレクターや愛好家が多いため、プレミア価値がつくことも珍しくありません。 切手と聞くと「郵便物を発送する際に必要な物」というイメージを抱いている人がほとんどでしょう。 しかし、切手はいつの時代も郵便物を発送するための手段を超えてた価値があるのです。 切手は、その時代の文化や歴史を色濃く残す手段として、日本だけでなく世界中に熱狂的なファンがいるのです。 古切手のなかでも、発行部数が少なかったり、特定のテーマだったり、期間限定販売だったりと通年販売されていない古切手は、高値で取引されています。 古切手はただの紙切れではありません。 時代を映す貴重なコレクションジャンルとして確立されているのです。 過去に集めていた古切手はありませんか 本人またはご家族で過去に切手を集めていた人はいるでしょうか。 コレクションしたままの古切手が引き出しやファイルなどにそのまま眠っていることがあれば、ぜひ買取業者に査定を依頼してみましょう。 また、贈り物としていただいた切手も、時の経過とともにその価値が再び評価されることがあります。 もし自宅に古切手が1枚でもあるなら、その価値を新たに評価してもらってみてください。 買取を通じて、大切に保管されてきた切手が次の持ち主に受け継がれ、価値が再び蘇ることでしょう。 古切手の高価買取を目指す際のポイント 古切手で高価買取を目指すには3つのポイントがあります。 しっかりポイントを押さえて、買取価格アップを目指しましょう。 シートのまま保管されているか 古切手は、切り離されたバラの切手よりも、シートのままの方が高値で買い取ってもらえます。 シートの古切手を見つけたら、決して切り離さないようにしましょう。 使用済より未使用品のほうが価値がある 古切手も衣服やアクセサリーと同様、使用感があるものよりも、新品未使用品に価値があります。 シート状になっていても、1枚切り離されているだけで価値が下がってしまうので注意してください。 古切手を見つけたら、郵便物の発送には使わず、そのまま保管しておきましょう。 汚れがなくきれいな状態か 貴重なプレミア古切手でも、汚れていると価値が下がってしまうため注意が必要です。 また、汚れていなくても古切手の一部が破れていたり、折り目がついていたり、陽の光に当たって色褪せていたりしても価値が下がってしまうため注意してください。 古切手を見つけたら汚れないように保管するのがポイントです。 古切手をどんな方法で手放す? 古切手を手放す方法は複数あります。 方法によってメリットとデメリットが異なるため、最適な方法を選びましょう。 ネットオークションやフリーマーケットで売却 1つ目は、ヤフオクなどのネットオークションや地域で開催されているフリーマーケットで売却する方法です。 ネットオークションとは、ネット上で行われる競売のことです。 メルカリなどのフリマアプリは自分で決めた価格設定で売却しますが、ネットオークションは商品を手に入れるために価格競争が行われ、より高値を希望した人に商品の購入権利が与えられます。 そのため、希望金額をはるかに上回る金額になる可能性があります。 ただし、自分で古切手の写真を撮影したり、商品説明を記載する手間がかかるため、時間に余裕のある人におすすめの方法です。 地域で開催されているフリーマーケットで売却する方法は、街の人とコミュニケーションを取りながら、売却相手の顔が直接見られるメリットがあります。 大切な古切手がどんな人の手に渡ったのかが明確に分かると、手放した後も安心です。 フリーマーケットは高値の商品がなかなか売れないデメリットがあるため、手放すまでに期間を要する可能性があります。 リサイクルショップで売却 2つ目は、リサイクルショップで売却する方法です。 店内の混雑具合にもよりますが、その日のうちに現金化できるメリットがあります。 ただし、店舗スタッフに古切手の知識がない場合、高値がつくはずの古切手も安価な査定金額をつけられてしまう可能性があるため注意してください。 このような事態を避けるために、事前に売却する古切手の相場を調べておきましょう。 あまりにも相場とかけ離れている場合、他の方法で売却した方が高く売却できる可能性があります。 不用品回収業者や遺品整理業者へ相談 3つ目は、不用品回収業者や遺品整理業者へ相談する方法です。 不用品回収業者とは、ゴミ屋敷の清掃や、市町村で回収できない粗大ゴミを引き取ってくれる業者のことです。 通常、不用品は利用者がお金を払って回収してもらうのですが、まだ使える物なら業者が買い取ってくれる可能性があります。 亡くなった方の自宅を綺麗にする遺品整理業者も同様です。 これらはいずれも本来回収にはお金がかかるのですが、買取してもらうことで回収費用を抑えられます。 また、ネットオークションのような手間もかからないため、時間がない方や手間をかけたくない方におすすめの方法です。 骨董品買取業者へ相談 4つ目は骨董品買取業者に相談する方法です。 買取業者のなかには、古切手を始め、古銭、茶器、絵画など骨董品の買取を専門としている業者があります。 骨董品買取業者は、古切手に関する知識が豊富であるため、眠っている本当の価値を見出してくれます。 もし自宅近くに買取店があり、そのなかに骨董品買取業者があれば、ぜひ見積もりを依頼してみましょう。 高価買取が狙える古切手の種類 高価買取が狙える古切手の種類は大きく分けて6種類です。 ここでは、切手の概要や特徴について詳しく紹介します。 記念切手 記念切手とは、日本であった特定の国家的記念行事の際に販売された切手です。 代表的な記念切手に「東京オリンピック記念切手」、「日本万国博覧会記念切手」「天皇陛下御即位記念切手」があります。 郵便局で通年販売されている普通切手とは異なり、記念切手は販売期間や発行枚数が限られた貴重な切手なのです。 そのため、コレクターからの人気が高く、プレミア価格がついている記念切手もあります。 外国切手 外国切手とは、日本以外の国で発行されている切手を指し、外国切手とも呼ばれています。 日本で販売されている切手は、桜や鶴など日本らしいモチーフが描かれています。 外国切手もその国を象徴するデザインが用いられているのが特徴です。 デザインのジャンルは幅広く、その国の歴史や文化、芸術、自然など多種多様です。 例えば、アメリカなら「自由の女神」、フランスなら「フランス大統領選とマリアンヌ切手」など、日本ではなかなか見られないデザインもあるため、切手コレクターの注目を集めています。 切手コレクターのなかには外国切手のみを集めているコレクターもいるほどです。 切手は国境を超えて愛されており、市場価格も上昇傾向にあります。 軍事切手 軍事切手とは、戦時中に派遣されている軍隊や軍人から発送された郵便物に使用されていた軍事郵便専用の切手です。 軍事切手は、日本だけではなく世界中で発行されています。 日本の軍事切手は、切手中央に大きく「軍事」と刻印されているのが特徴です。 軍事切手の発行期間は戦時中のみであるため、価値がどんどん上がっています。 しかも、軍事切手は戦時中に利用されていただけあって、傷や汚れがついているケースがほとんどです。 そのため、綺麗な状態の軍事切手は大変貴重なのです。 航空切手 航空切手とは、航空郵便専用の切手です。 古切手に関する知識があまりない方が見ると、普通の切手に見えてしまい、その価値が分からない方も多いかもしれません。 しかし、航空切手は高値で取引されています。 なぜなら、現在は発行されていない切手であるためです。 航空切手の種類や保存状態によっては高値で売却できるでしょう。 特に「芦ノ湖航空切手」、「五重塔(銭位)航空切手」、「きじ航空切手」はバラでも高く取引されています。 琉球切手 琉球切手とは、沖縄がアメリカ軍に占領されていた1945年から1972年5月14日に本土へ復帰するまでの期間に発行された切手です。 沖縄切手とも呼ばれ、限られた期間のみで販売されていたことと、沖縄限定で販売されていたことから、今でも多くの古切手コレクターから注目を集めています。 琉球切手の特徴は「琉球郵便」という文字が記載されている点です。 当時の沖縄はアメリカの統治下に置かれていたため、金額がドル表記のものもあります。 切手から日本の歴史を感じることも、コレクターが注目している理由の1つです。 さらに、琉球切手のデザインも、沖縄とアメリカの関係性が色濃く表現されたものが多く、年々価値が上がっています。 なかでも「琉球政府創立記念切手」、「植林記念切手」などは、高額で買い取られる傾向にあります。 自宅に眠っている琉球切手があれば、売却を検討してみてはいかがでしょうか。 中国切手 中国切手とは、1949年に中華人民共和国が建国されてから発行された切手です。 中国は建国されてから、「中ソ対立」や「文化大革命」など目まぐるしく変化した国です。 日本とも国交正常化で関わりがあるため「日中国交正常化」の周年記念切手も発行されています。 中国切手はその長い歴史から時代ごとにさまざまな種類の切手が発行されてきました。過去に発行された切手を見れば、中国の情勢が見えてきます。 特に、1966年から1976年まで続いた文化大革命中に発行された中国切手は、販売することも収集することも禁止されていました。 そのため、ほとんどの切手は処分されてしまったのです。 このような経緯から、海外はおろか中国国内にすらほとんど出回らず、とても貴重な古切手といえます。 文化大革命時代の代表的な切手は「毛沢東シリーズ」、「赤猿切手」、「中華人民共和国成立15周年切手」、「牡丹シリーズ切手」です。 日本ではほとんど出回っていないため、古切手コレクターの間では年々価値が高まっています。
2025.08.23
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