【紙幣 買取】レアなものほど高額査定に期待できます
目次
紙幣の買取を検討していませんか?
実家を整理した際に、見慣れない古い紙幣を見つけた経験があるかもしれません。
お金ではあるものの普段の買い物には使用できないため、どうすればよいのかと戸惑ってしまうでしょう。
銀行で両替する方法もありますが、「もしかすると、買取に出せば額面より高くなるのでは」と淡い期待も芽生えます。
紙幣によってはプレミアがつくこともあるため、専門の買取業者への相談がお勧めです。
ぜひ、紙幣の買取依頼を検討してみてください。
時代を超えて愛される紙幣の魅力
今の時代では使われていなくても、あえていえば現在は使われていないからこそ、古い紙幣には不思議な魅力があります。
日本における最も古い紙幣は、1334年の後醍醐天皇の時代のものとされますが、これは現存していないため、真偽は定かでありません。
その後、江戸時代には地方ごとに紙幣が発行されていましたが、現在のように日本全国で流通する紙幣が発行されたのは、明治時代に入ってからです。
デザイン変更は何度も行われ、これまでにさまざまな絵柄の紙幣が世の中に出回ってきました。
各時代の紙幣が持つ独自の特徴が、まさに時代を超えて多くの人々に愛されているのです。
ご自宅に未整理の紙幣はありませんか?
ご自宅や実家、祖父母から受け継いだ家などに、昔の紙幣は眠っていませんか。
「片付けをしていたら古い紙幣が出てきたけれど、よくわからないからそのまま放置してある」というものがあれば、紙幣に詳しい買取業者に査定依頼することをお勧めします。
紙幣の大まかな価値はインターネットでも調べられますが、正確な情報については、専門的に古銭を扱っている業者でなくてはわかりにくいでしょう。
すぐに手放すかどうか迷っている場合でも、査定だけ受けてみることは可能です。
未整理の状態でも相談に乗ってもらえるため、ぜひ連絡を取ってみてください。
紙幣を高価買取してもらうためのコツ
古い紙幣を買取に出すのであれば、できるだけ高額で売却したいと考えると思います。
ただ、紙幣を売却する機会は人生でそれほどない経験のため、どのような状態で売却すると高価買取につながるかのポイントがわかりづらいかもしれません。
同じ紙幣でも、より高く買い取ってもらうためにはいくつかコツがあります。
手放すと決めたらすぐに査定依頼する
紙幣を売却する場合、古ければ古いほど高額になるイメージがあるかもしれません。
そのため、手元の紙幣をすぐに売却せず、もっと時間を置いてから売却したほうが得なのではと考える人もいるでしょう。
しかし、残念ながら時間を置いたからといって高額になるとは言い切れません。
時間を置いたせいで紙幣が経年劣化し、価値が下がってしまうリスクもあります。
さらに、古銭などの価値が今の状態のまま継続するかどうかは不明です。
実は近年、コレクターが減っており、古い紙幣の取引価格が以前より下がってきています。
手放すと決めたなら、なるべく早く査定を受けた方がよいでしょう。
付属品があれば一緒に査定へ
もし、発見された紙幣にケースや鑑定書がついていた場合には、それらの付属品も一緒に査定へ出すようにしましょう。
ケースや鑑定書もかなり古いものと思われるため、汚れていたり経年劣化でボロボロになっていたりする可能性があります。
しかし、だからといって付属品を捨ててしまってはいけません。
付属品は紙幣がどのようなものなのかを知る鍵であり、付属品によって紙幣の価値を証明できる場合もあるのです。
引き出しの奥からケースに入った紙幣が出てきた際には、関係ないかなと思うようなものでもすべて一緒に買取業者に見せるようにしてください。
汚れや傷を無理に修復しない
紙幣が汚れていたり傷があったりしても、無理に修復する必要はありません。
そのままの状態で査定に出しましょう。
通常、雑貨や家具などを買取に出す場合には、きれいに手入れしてから出すほうが高価買取が期待できます。
そのため、査定前にできるだけ汚れを取るよう言われますが、紙幣に関してはお勧めできません。
汚れやシワがついている状態はマイナスポイントですが、ご自身で洗浄したりアイロンをかけたりしてしまうと紙幣の状態がさらに悪化するおそれがあるのです。
お手入れ中に破れてしまう危険もあります。
何もせず、そのまま査定を受けましょう。
紙幣を手放す際に選べる方法とは
紙幣を手放すには、いくつかの方法が考えられます。
最初から一つの方法に絞るのではなく、まずは幅広い目線で複数の業者に見積もりを依頼し、納得のいく金額を提示した業者と取引することをお勧めします。
紙幣の買取には専門知識も必要なため、専門的に取り扱っている業者にも相談してみてください。
さらに、自分自身もある程度知識を持っておくことが交渉を有利に進めるポイントです。
ネットオークションやフリーマーケットで売却
ネットオークションやフリーマーケットで売却する場合には、自分が希望する価格での取引が可能です。
また、オークションで入札が相次いだ場合は希望価格より高額で取引できることもあり、夢があるでしょう。
ただし、必ず買い手がつく保証はなく、購入希望者が見つかった場合も値引きを迫られるかもしれません。
ごくまれですがトラブルに巻き込まれてしまう危険もあり、事前にそうしたデメリットについて把握しておくことも大切です。
昔の紙幣について詳しい方にはお勧めの方法ですが、あまり詳しくない場合は難しい手放し方かもしれません。
リサイクルショップで売却
リサイクルショップで売却する場合のメリットは、最短即日で取引が完了する点です。
できるだけ早く手放してスッキリしたいと考えている方にはお勧めの方法でしょう。
一方で、デメリットは古銭の専門家が在籍していない可能性が高い点です。
紙幣の価値を正確に理解したうえで適正な買取価格を提示してもらえないおそれもあり、大きく損をしてしまうかもしれません。
やはり、自分自身が古い紙幣についてある程度の知識を持っておくことが大切です。
提示された金額が安いと感じた場合には、取引を一旦保留してみてください。
不用品回収業者や遺品整理業者へ相談
不用品回収業者や遺品整理業者との取引であれば、複数のものをまとめて手放せて便利です。
実家の片付けをする場合などに相談すると、不用品は回収し、処分してもらえ、不用品でも価値のあるものについては買取してもらえます。
手付かずの状態だったものが一気に片付けられるため、メリットは大きいでしょう。
しかし、業者によっては古銭の価値を理解できる専門家がいない可能性もあります。
安く買い叩かれるおそれもあり、事前に自分が勉強しておくことが大切です。
また、まとめて買取の場合は、1点1点の金額を提示してもらえないケースもあり、納得感が得られないかもしれません。
骨董品買取業者へ相談
骨董品を専門的に買取している業者であれば、古い紙幣の価値も正確に見極めてもらえるでしょう。
価値に見合った価格での買取が期待でき、不安なく手放せるのではないでしょうか。
査定価格の理由について説明してもらえるケースもあり、納得して売却できます。
査定自体は無料の業者が多いため、相談だけでもしてみるとよいかもしれません。
ただし、買取業者によって買取実績は異なります。
古銭の取り扱い実績が豊富な業者を選んでください。
買取方法は業者によって対応が分かれ、訪問買取・店舗買取・宅配買取があります。
訪問買取や宅配買取であれば、遠方の業者でも利用できて便利です。
高価買取が狙える紙幣の種類
古い紙幣だと思っていても実は額面通りに利用可能な紙幣は多く、そのような紙幣は買取の際も額面での取引です。
しかし、なかにはプレミア価格で売買されている紙幣もあるため、見逃さないようにしましょう。
高額買取が狙える紙幣には、次のようなものがあります。
もしもお手元にあれば、すぐに査定を受けてみてください。
最初の業者で納得できる価格が提示されなかった場合にも、諦めず他の業者へ相談してみることが大切です。
福耳つき紙幣
「福耳つき紙幣」とは角に余分な紙が残っている状態の紙幣で、非常に珍しいものです。
高額買取が期待できるでしょう。
紙幣を製造する際は、大きめの紙に印刷した後で本来の紙幣の大きさに裁断します。
その裁断の段階で何らかの問題が起き、紙幣の角の部分が正常に裁断されなかったものが福耳つき紙幣です。
通常であれば流通前の検査で取り除かれますが、ごくまれに気づかれず、世の中に出回ってしまいます。
紙幣の製造技術が進歩したことで、近年は福耳つき紙幣が流通することはほぼなくなりました。
しかし、終戦前後ごろまでの紙幣には福耳つきがたまにあります。
AA券とZZ券の紙幣
紙幣の左上と右下には、記番号(アルファベットと番号)が書かれています。
「A000001A」から始まり最初は数字が一つずつ増え、次にアルファベットが「B、C……」となって、全ての紙幣に異なる記番号がふられます。
なお、2024年から発行される紙幣は前後のアルファベットが2文字ずつとなっており、全体で10桁です。
「AA券」とは前後のアルファベットが「A」のもの、「ZZ券」とは前後が「Z」のもので、これらは高額買取が期待できます。
さらに「ZZ-Z券」(ZZ900000Z)は非常に珍しく、かなり高額になるでしょう。
エラープリント紙幣
製造過程での印刷ミスによる「エラープリント紙幣」も、高額での取引が期待できます。
通常の印刷場所からズレて印刷されていたり、他の絵柄が印刷されていたり、表だけに印刷されるはずのものが両面に印刷されていたりなど、さまざまなエラープリントがあります。
数ミリ程度のズレのようなケースもあるため、日ごろから財布にある紙幣をしっかりチェックしてみるとよいかもしれません。
なかには大きくズレて印刷がされている場合もあり、正常な位置とのズレが大きくなるほど高価買取が狙えます。
珍番号の紙幣
紙幣の左上と右下に書かれた記番号をチェックするときには、アルファベットだけでなく番号にも注目しましょう。
「000001」のような小さな数字(若番)、「100000」「200000」のようなキリのよい数字(キリ番)、同じ数字が並んだゾロ目、「300003」「577775」のように両端の数字と中間の数字がそれぞれそろったもの(サンドイッチ)、「123456」のように連続した数字が並んだもの(階段)が人気です。
階段は「345678」や「765432」などでもよく、数字が小さくなる場合は逆階段とも呼ばれます。

