宝石の歴史は古く、昔から通貨や財産として、地位や立場を示すシンボルとして、または神秘的な力を秘めた魔よけやお守り、幸運を引き寄せるアイテムなどとして親しまれてきました。
20世紀のはじめごろから、日常におけるファッションアイテムやアクセサリーとしても利用されるようになり、現在においてもさまざまな用途で利用され、愛されているアイテムです。
宝石の買取依頼を検討中ですか?
自分を魅力的にみせるために購入した宝石にも流行り廃りがあり、時が経つと身につけなくなることもあるでしょう。
大切にしてきた宝石を手放そうと考えたとき、できるだけ高く買い取ってもらいたいと考えるのは当然のことです。
しかし、古いジュエリーだから価値がないのでは、と不安に感じる方もいるでしょう。
宝石は、古いものであってもブランドやクオリティなどによっては、高額買取が期待できます。
まずは、買取業者に査定をお願いしてみましょう。
いつの時代も宝石は人気
キラキラと輝きを放つ宝石は、いつの時代も多くの人を魅了してきました。
自分を輝かせるためのアクセサリーとして身につける人もいれば、近年は宝石を資産の一つとして所有する人もいます。
宝石は、半永久的な美しさで昔から現在まで、多くの人に愛されてきたアイテムであり、今後も人気は続いていくと考えられるでしょう。
自宅に眠る宝石はありませんか
自宅に身につけなくなった宝石を眠らせたままにしている方はいませんか。
宝石は、価値の高いアイテムで、高いお金を支払って購入している人も多いでしょう。
そのため、利用しなくなっても、手放すのが惜しいと感じてしまう人も多くいます。
しかし、利用せずしまったままにしていては、宝石の美しさが発揮されません。
買取を依頼して、必要としている人の手に渡り、身につけてもらえれば、手放してよかったと感じられるでしょう。
また、価値の高い宝石であれば手元にお金も残るため、宝石を利用せずしまったままにしている人は、買取査定を検討しましょう。
宝石を高額買取してもらうには
宝石を買取してもらうのであれば、できるだけ高値をつけてもらいたいと考えるでしょう。
高額買取を狙うなら、鑑定書や鑑別書の用意や、日ごろのお手入れ、流行のチェックなどが大切です。
鑑定書や鑑別書を用意する
宝石のついたジュエリーを購入するとき、多くのショップでは、石の鑑定書や鑑別書を一緒に渡してくれます。
鑑定書や鑑別書は、宝石鑑定機関が発行した正式な書類のことで、石の真贋や種類、処理方法などを証明する大切な役割があります。
鑑定書や鑑別書がないと、査定士が品質を見極められず買取価格が下がってしまう可能性があるでしょう。
宝石を購入したときに受け取った鑑定書や鑑別書は、捨てずに必ず保管しておいてください。
適切な方法で手入れをする
宝石の買取では、宝石そのものの状態も査定額に大きな影響を与えます。
宝石は身につけてその美しさを楽しむことが多いため、見た目のきれいさが査定でも重要視されます。
宝石は、日常生活で身につけていると、意外と汚れが付着してしまうものです。
素肌に身につけていれば、皮脂汚れもついてしまうでしょう。
皮脂汚れの上からほこりなどがさらに付着すれば、表面が汚れて宝石の輝きがぼんやりとしてしまいます。
そのため、普段からこまめに宝石を拭いて、汚れが蓄積しないよう注意する必要があります。
流行や人気の高いものか
宝石は、ジュエリーとしてのデザインに流行り廃りがあります。
流行りのデザインであれば、需要が高くなるため、買取価格もアップする傾向です。
しかし、流行りのデザインではない宝石は、品質やクオリティが高くとも、思ったより価格が高くないというケースがよくあります。
宝石を買取に出す際は、流行りのデザインであるか、人気の高いデザインであるかなどをチェックすることが大切です。
宝石を手放すとき、どんな方法がある?
大切にしてきた宝石を手放そうと考えたとき、いくつかの方法が挙げられます。
ネットオークションやフリーマーケットで売却
ネットオークションやフリーマーケットも、宝石を売却する一つの手段です。
価格を自由に設定できるため、希望価格以上で売却できる可能性の高い方法です。
ただし、すぐに買い手がつかないこともあり、値下げを要求されることもあります。
また、自分自身が宝石の価値を正しく判断できていないと、本来よりも安い価格で売却してしまう可能性があるでしょう。
リサイクルショップで売却
宝石をリサイクルショップで売却すると、最短即日換金が可能なメリットがあります。
しかし、ショップのスタッフが、宝石の査定方法を知らないケースも多く、適切な価格をつけてもらえない可能性が高いでしょう。
不用品回収業者や遺品整理業者へ相談
不用品回収業者や遺品整理業者は、まとめて買取をしてくれるため、回収してほしいものが多いときにお勧めの方法です。
ただし、リサイクルショップ同様にスタッフが宝石の査定技術を持ち合わせているとは限らないため、安く買い取られてしまう可能性があります。
骨董品買取業者へ相談
宝石類を手放すなら、価値のわかる骨董品買取業者への依頼がお勧めです。
ただし、骨董品買取業者の中でも、宝石の買取実績には差があるため、より査定経験や買取実績の豊富な業者に依頼するようにしましょう。
宝石は高額買取になりやすいアイテムのため、価値を適切に判断してくれる業者に依頼することが大切です。
無料査定を実施している業者も多いため、納得のいく価格で売却できるよう、複数の業者に査定依頼を出すのも一つの手段です。
高価買取が期待できる宝石は?
宝石の中でも、人気の高い種類の石は、デザインにかかわらず高価買取が期待できます。
宝石は、買取店舗がデザインを直して再販売することも多いため、人気の高い宝石の種類を知っておくことが大切です。
ダイヤモンド
ダイヤモンドの査定は、世界的に定められている4Cという評価基準を用いて行われます。
・カラット(重さ)
・カラー(色)
・クラリティ(透明度)
・カット(プロポーション)
4つの基準の評価がバランスよく高いものほど、高額査定が期待できます。
一般的には、大きくて不純物が少なく、透明度が高く、高い技術で研磨されたダイヤモンドほど高額になる傾向です。
エメラルド
エメラルドは、世界4大宝石の一つで、世界的に高い人気を誇る宝石です。
高価買取が期待できるエメラルドの特徴は、以下の通りです。
・透明感がありクリアである
・濃いグリーンである
・長方形に近い八角形のエメラルドカットが施されている
・傷が少ない
エメラルドは、はっきりとした濃いグリーンで、色ムラが少なく色合いが均一なものほど高額査定が期待できるでしょう。
サファイア
サファイアは、ルビーと姉妹石で、神秘的な深いブルーの輝きが人気の宝石です。
高価買取が期待できるサファイアの特徴は、以下の通りです。
・濃いブルーで透明感がある
・コーンフラワーやロイヤルブルーに該当する色合いである
・熱処理を施さなくても発色がよい
コーンフラワーブルーとは、カシミール産を代表とする色合いで、最高峰のサファイアと評価されています。
また、ロイヤルブルーも同様に高く評価されている色合いのサファイアで、この2つは高価買取が期待できるでしょう。
ルビー
ルビーは、燃えるような真っ赤な色合いが特徴の宝石で、天然石においてはダイヤモンドよりも歴史が古いといわれています。
宝石の中でも希少性が高く、高額取引になりやすい宝石です。
高価買取が期待できるルビーの特徴は、以下の通りです。
・濃い赤色でクリアである
・ピジョン・ブラッドに該当する
・熱処理を施さなくても発色がよい
ピジョン・ブラッドとは、ミャンマーで採取されるルビーで、鳩の血のように赤いことから、この名がつけられました。
ピジョン・ブラッドは、最も人気の高い種類のルビーで、高額査定が期待できます。
アレキサンドライト
アレキサンドライトは、明るい場所では緑色にみえ、暗い場所だと赤色にみえることから、「昼のエメラルド」「夜のルビー」と呼ばれることもある宝石です。
高価買取が期待できるアレキサンドライトの特徴は、以下の通りです。
・ロシアのウラル山脈で採掘されたもの
・キャッツアイ効果のある天然もの
キャッツアイ効果とは、光の効果により猫の目のような模様が表れることで、キャッツアイが表れるアレキサンドライトは、大変希少性が高く高価買取が期待できます。
パライバ・トルマリン
パライバ・トルマリンは、トルマリンに属する宝石の中でも希少価値が高いといわれており、銅元素が含まれていて鮮やかな青や緑色を示す宝石です。
高価買取が期待できるパライバ・トルマリンの特徴は、以下の通りです。
・鮮やかかつ濃い青色や緑色の発色がある
・ブラジル産である
ブラジル産のパライバ・トルマリンは、高品質なものが多く高い人気を誇っており、査定においても高い価値をつけてもらえる可能性があります。
宝石の買取は実績ある買取業者へ相談を
所有している宝石類の買取を検討している方は、査定経験や買取実績が豊富な業者へ相談しましょう。
宝石の価値を正しく判断してもらうためには、宝石の買取に特化した業者を選ぶことをお勧めします。
宝石は、高価買取が期待できるアイテムのため、査定は慎重に行いましょう。

