現代アートは、これまでの形に捉われない自由な芸術作品が多く存在し、奇抜なアイディアや構成などが多くの人々を魅了しています。
大阪でも現代アートの買取を行っている業者は多くあるため、売却を検討している方は、信頼のおける業者に査定を依頼するとよいでしょう。
目次
大阪で現代アートの買取依頼を検討中ですか？
現代アートとは、20世紀以降に生まれた芸術ジャンルを指しており、形に捉われない多様性が特徴的です。
芸術作品や美術作品と聞くと、絵画や彫刻などを思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、現代アートには写真や映像、インスタレーションなど、さまざまな形の作品が含まれます。
自由な表現で人々を魅了する現代アートには、社会や文化、政治などに問題提起するような作品も多くあります。
日本の現代アート市場は、徐々に拡大しつつありますが、海外のアート市場の成長速度や規模と比較すると、まだまだ小さなものといえるでしょう。
日本のアート市場は500～600億円程度であるのに対して、世界のアート市場は7兆円と1%にも満たないのが現状です。
しかし、今後も成長する可能性を秘めているとも捉えることができ、伸びしろに期待できるでしょう。
大阪にお住まいの方で、相続や遺品整理で現代アート絵画を譲り受けたり、これまで集めた絵画コレクションを整理したりして、作品を手放そうと考えている方は、一度専門業者に買取が可能か相談してみるのがお勧めです。
大阪で現代アートを高額買取してもらうには
西日本の中心都市でもある大阪では、1970年に大阪万博が開催され、日本の有名なアーティスト岡本太郎『太陽の塔』が制作・展示されており、現代アートに触れる機会も多くあります。
さまざまな形で所有した現代アートの本来の価値を、知らないまま保管している人も多いのではないでしょうか。
大阪にお住まいの方で現代アートを手放したいと考えたとき、なるべく高値で買い取ってもらいたいと考えるでしょう。
高額買取を狙うのであれば、現代アートを査定する際にチェックされるポイントを知っておくことが大切です。
著名なアーティストであるかどうか
現代アートの買取価格は、作品を制作したアーティストの知名度や人気度から大きな影響を受けます。
特に現代アートは、市場の流行があるため、時代によって価値が大きく変動します。
所有しているアーティストが今はまだ有名ではなくても、時代が変わって世間から注目されるようになれば、高額買取も期待できるでしょう。
著名なアーティストの作品はもちろん、今はまだ無名のアーティストでも人気が高まる可能性があるため、価値がないと処分してしまわず、大切に保管しておきましょう。
傷や汚れなどのダメージがないか
現代アートをはじめとした芸術品や美術品は、保存状態によっても価格が左右されます。
基本的には、傷や汚れのないきれいな状態の作品の方が買取価格は高くなるでしょう。
シミやシワ、日焼け、破れ、カビなどのダメージがあると、査定額は落ちてしまうため、買取を考えている場合は、保管方法も意識する必要があります。
ただし、所有している現代アートに傷や汚れがあっても、買取してもらえないわけではありません。
著名なアーティストであれば価値がつく可能性も十分あるため、一度査定に出すのがお勧めです。
また、自分の判断で修繕するのも避け、査定によって価値を把握してから修理に出すかを決めましょう。
付属品は揃っているか
現代アート作品を買い取ってもらう際は、箱や額縁、鑑定書、保証書などの付属品をそろえましょう。
コレクターが現代アートを購入するとき、作品のみだけではなく、付属品がそろっているものを収集したいと考えるのではないでしょうか。
付属品がすべてそろっていれば買い手がつきやすいと業者も判断し、高額買取が期待できます。
そのほか
現代アート作品は、アーティストの知名度や作品の希少性なども価格に影響を与えており、現在の市場によっても大きく左右されます。
流行が大きく変動しやすい現代アートは、ほかの芸術ジャンルと比較しても価格の変動が起きやすい作品です。
市場価値を把握するためには、現代アートに関する知識をもつとともに動向を常に把握している必要があるため、その時々の適切な価値を知りたい方は、専門業者に相談してみるとよいでしょう。
大阪で現代アートを専門買取業者に買取するのをおすすめする理由
大阪で現代アートの買取を検討している方は、専門買取業者への依頼がお勧めです。
現代アートは、オークションで価格が高騰することも多いため、投資家からも注目を集めています。
現代アートの価値を適切に判断するためには、市場相場の把握が大切です。
リサイクルショップ、不用品回収業者、遺品整理業者では、現代アートに関する専門知識をもっていない可能性があり、現在の価値を判断できない場合があるでしょう。
ネットオークション、フリマでは、自分で価格を設定できる分、自身が現代アートの市場価値を把握しておかないと損をしてしまうおそれがあります。
そのため、現代アートの買取を依頼する際は、美術品・アートに詳しく市場を把握している買取業者へ相談しましょう。
大阪にゆかりのある現代アート作家や作品
西日本の中心都市である大阪では、1970年に万博が行われたり、現在でもさまざまな現代アートの展覧会が行われるなど、アートを楽しむ機会が多くあります。
大阪にお住いの方で、現代アートを所有している方も多くいるでしょう。
岡本太郎
生没年：1911年-1996年
岡本太郎は、「芸術は爆発だ！」のフレーズでも有名な日本の芸術家で、1970年に開催された大阪万博では、シンボルとなる『太陽の塔』を制作しています。
『太陽の塔』は、万博終了後に撤去される予定でしたが、残すことを希望する声が多かったため、万博跡地に整備された万博記念公園にて現在も保存されています。
2018年には、失われた第4の顔が復元され、塔の内部が一般公開され、現在でも多くの人々を魅了していることでしょう。
森村泰昌
森村泰昌は、大阪市生まれの現代アーティストで、幼いころから芸術に興味をもっていました。
1983年には、京都のギャラリーマロニエでシルクスクリーンによる初の個展を開催。
1985年には、ゴッホの自画像に扮したセルフポートレイト写真を制作し、注目を集めました。
横浜トリエンナーレ2014では、アーティスティック・ディレクターを務め、多彩な才能を発揮しています。
ヤノベケンジ
ヤノベケンジは、大阪府出身で、実際に動かしたり身につけたりできる機械彫刻作品を制作するアーティストとして有名です。
しかし、それ以外にもリトグラフなどの作品でも人気を集めています。
大阪中ノ島美術館にある『SHIP’S CAT (Muse)』と呼ばれる巨大な猫の彫刻は、ヤノベケンジが制作したものです。
真っ黒な美術館の外壁をバックに、巨大な鮮やかなオレンジの服とシルバーに輝くヘルメットをかぶった猫が際立っています。
大きなオブジェが大阪の美術館に飾られていることもあり、大阪の人々にとってもなじみ深い現代アーティストの一人といえるでしょう。
大阪のアート作品売却は実績ある買取業者へ相談を
大阪にゆかりのあるアート作品を所有している方で、買取を検討している場合は、実績のある買取業者へ相談しましょう。
現代アートは、芸術に関する知識だけではなく市場相場を把握しておく必要があるため、適切な価格を判断してもらうには、専門業者に査定してもらうのがお勧めです。
大阪にも現代アートをはじめとした美術品や芸術品に精通した業者は多く存在するため、価値があるか分からない作品でも、まずは査定を依頼してみましょう。
オークションでお得に購入した作品や、譲り受けた現代アート作品に思わぬ価値があるかもしれません。
