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インドのお香と宗教

お香大国と呼ばれるインド。
アジアン系の雑貨屋に行くと、よくインドのお香を見かけるのではないでしょうか。
インドでも多彩なお香が販売されており、多くの人々が日常的にお香を焚いているのです。

インドでお香が日常的に親しまれている理由には、歴史や宗教が関係しています。なぜお香が日常的に使われているのか、インド人にとってお香とはどのような存在なのかを知ると、お香の魅力がより理解できるでしょう。

 

インドのお香と宗教

お香の起源は、タジキスタン・アフガニスタン・中国にまたがるバミール高原にあるといわれています。
その後、インドにお香が伝わっていったのです。
インドには、乾季・暑季・雨季の3つの季節があります。
暑季になると、気温が40℃を超える日が続き、50℃近くになる日もあるほど、気温が高くなります。
この酷暑による悪臭を防ぐ方法としてお香が活用されるようになりました。

気温が高いインドでは、亡くなった人がすぐに腐敗し、悪臭を放つことが問題となっていました。お香は、その腐敗臭を消すためとして用いられていたのです。

また、バラモン教の聖典『ヴェーダ』によると、古代インドでは王侯貴族が香膏を身体に塗り、漂う香りを楽しんでいたと記されています。古代インドでは、白檀や沈香、スパイスなどを焚いて、死者を来世に送り届ける風習もありました。

紀元前5世紀後半には、仏陀による仏教が広められ、修行の中で焼香としての香が良く利用されるようになります。仏教においては、お香は不浄を払い心身を清める効果があるとされていました。
仏壇を前で手を合わせる際に線香をあげるのは、俗世でけがれた心や身体を香りで清める意味が込められています。

仏教の影響もあり、インドでは古代よりお香には、浄化と保護の効果があると信じられています。7世紀に作成された医学書『Kasyapa Samhita』には、約40種類ものお香の作り方が掲載されているのです。

また、インドの愛の聖典である『カーマ・スートラ』には、お香の香りは興奮を高めるものであるとの記述もあります。
お香大国インドでは、古くからインド人の宗教や精神性とお香が結びついており、長く親しまれてきていると分かるでしょう。

 

インドにはどんなお香がある?

インド東部を原産地とする香木として、白檀があります。
白檀は、紀元前5世紀ごろから栽培されているといわれています。
白檀は、甘みのあるウッディな香りが特徴。落ち着いた香りで、お線香の香りとしても親しまれています。
白檀は、ビャクダン科ビャクダン属が原木で、この木の幹から白檀独特の香りを漂わせているのです。
一般的に香木の原木そのものには香りがなく、熱を加えると樹脂が蒸発して香りを発しますが、白檀は加熱せずとも香りを放っています。

近年、白檀はインド政府による伐採制限や、輸出規制により世界的に出回らなくなってきています。
日本には、彫刻美術品といった加工品や香料として利用するために粉末状にしたもの以外は輸出されていません。そのため、白檀は日本でも大変希少価値の高い香木なのです。

香りの国インドでは、多種多様なお香が作られています。
インド産のお香は、インド香と呼ばれ、日本でもインド香と呼ばれるインド産の香りが多くの人に親しまれているでしょう。
インド香にはスティック型やコーン型などがあります。
インド香として有名なものは、チャンダン・ナグチャンパ・ムーン香などです。インド香では、異国情緒あふれるオリエンタルな香りが楽しめます。

 

世界一のお香の国といわれるインド

インドでは古くからお香が活用されており、日々の生活の中で当たり前に存在しています。
また、お香は仏教との関係性が深く、不浄を払い心身を清めてくれると信じられています。
インド香は、インド国内だけではなく日本でも親しまれている香り。
インド香独特のオリエンタルでエキゾチックな香りを自宅でも楽しんでみてはいかがでしょうか。

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