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あなたにぴったりのペルシャ絨毯の選び方

ペルシャ絨毯は、イラン国内で作られた手織りの絨毯の総称です。すべて手織りで同じものが存在しないペルシャ絨毯は高級織物製品としても広く知られています。丈夫で長持ちすることから中古市場でも多く販売されています。また文様や色合いの芸術性の高さからコレクターも多く存在しており、希少価値がつきやすい絨毯です。ペルシャ絨毯の購入を考えたとき、決して安い買い物ではないため、自分にあった絨毯を慎重に選ぶことが大切です。

 

自分にあったペルシャ絨毯の選び方

奮発してペルシャ絨毯を購入したい、ペルシャ絨毯を買って自宅をランクアップさせたいなど、さまざまな理由でペルシャ絨毯の購入を検討している人がいます。しかし、初めて購入するペルシャ絨毯をどのように選べばよいか悩んでいる人も多いでしょう。自分にあったお気に入りの1枚を見つけるためには、まず購入の目的を決めましょう。そのうえで、素材や文様などをチェックすることが大切です。

ウールとシルク、どちらがいい?

ペルシャ絨毯の素材には、主に「シルク(絹)」「ウール(羊毛)」「コットン(綿)」の3つが使われます。また、ペルシャ絨毯は縦糸と横糸、パイル糸を使ったパイル織と呼ばれる手法で作られます。

一般的に、ウール絨毯・シルク絨毯の呼び分けは、パイル糸に使用されている素材で決まり、ウールならウール絨毯、シルクならシルク絨毯です。なお、シルク絨毯と呼ばれる製品であっても、横糸には基本的にコットンが利用されています。

ウールのペルシャ絨毯の大きな特徴は、耐久性や保温性、通気性に優れている点です。用いられる羊の毛は地域によって品質が異なります。平地や谷間などの温暖な地域で育った羊よりも、山岳地帯の厳しい寒さに耐えながら育った羊の毛の方が良質といわれています。また、部位によっても違いがあり、お腹や足よりも、わき腹や肩から刈り取った毛の方が品質が高い傾向です。イランの乾燥した気候で育った羊の毛は、頑丈で弾力性があることから踏まれても傷みにくく、長い間使い続けられる製品が出来上がります。

また、ウール絨毯はパイル糸にウールが用いられていますが、縦糸にはコットン、ウール、シルクの3種類が製品によって使い分けられています。たとえば、タブリーズやイスファハンで作られるペルシャ絨毯は、細かい結びが特徴のため使われるのはシルク糸です。シルクの糸は細く、ウールと結ぶことでウール絨毯であっても繊細な表現力が可能となるためです。

シルクのペルシャ絨毯の大きな特徴は、美しい光沢となめらかな手触りです。また、シルク糸は光をよく反射し、見る角度によって文様が明るくなったり、色が濃く見えたりとさまざまな表情を映し出してくれます。ウールと比較すると強度が少し落ちますが、日本では自宅で靴を脱いで過ごす習慣があるため摩擦も少なく、シルク絨毯も長く使い続けられるでしょう。

また、シルクはパイル生地としてだけではなく、縦糸や横糸としても使われます。シルクの産地でとくに有名なのがクムです。クムシルクは高級ペルシャ絨毯の代名詞といえるほど人気の高い産地です。そのため、クムの絨毯は100%シルクで作られており、高級感のある肌触りと光沢が人々を魅了しています。シルク絨毯は軽くてしなやかさがある製品かつ、ウールよりかはデリケートなため、床に敷いて利用するだけではなく、タペストリーとして壁に飾って観賞する楽しみ方もあります。

インテリアとして?それとも観賞用?

ペルシャ絨毯を選ぶ際は、何に使う予定であるかを明確にしましょう。玄関マットとして敷いたり、ダイニングセットの下に敷いたりなど実用的に使う場合もあれば、タペストリーとして部屋の壁に飾り、観賞用として楽しむ場合などもあります。また、イスラム教徒においては、祈祷時の敷物としても用いられています。ペルシャ絨毯とひと口にいっても、さまざまな特徴があるため、使用目的にあわせた選択が大切です。

たとえば、実用性を重視するのであればシルクよりもウールが適しています。ウールは耐久性が高くお手入れが簡単な特徴があります。そのため、イスやテーブルの下に敷いても摩擦による傷みがシルクよりも少ないでしょう。

一方、観賞用として楽しみたい場合は、より薄くて軽いシルクがお勧めです。光沢があり見る角度で表情が変わる点も、シルク絨毯の醍醐味です。また、観賞用であれば文様に注目してみましょう。代表的な文様には「メダリオン文様」「メヘラーブ文様」「オールオーバー文様」「ピクチャー文様」などがあります。なかでもピクチャー文様は、タペストリーとして飾ったときに映える文様の一つです。織りによって風景や人物、動物などの絵画を文様で再現したものをピクチャー文様と呼びます。絵画風の文様が繊細に描かれており芸術性の高いペルシャ絨毯です。

ペルシャ絨毯の種類は膨大なため、自分が何に使いたいのかを決めておくと、おのずとこだわりたい部分が見えてくるでしょう。

柄や色に込められた意味を知ろう

ペルシャ絨毯を選ぶ際は品質も大切ですが、せっかくであればその美しい文様や鮮やかな色合いに込められた意味を考えてみるのもお勧めです。ペルシャ絨毯の文様は、地域や時代によってさまざまあります。たとえば、代表的なメダリオン文様は、中央のメダリオンが太陽や宇宙の核、世界の中心などを表しています。メヘラーブ文様は、モスクの尖塔をイメージしたデザインで、イスラム教徒の人々にとっては祈祷に利用する神聖な道具の一つです。

 

また、時代によって流行りを見せた文様を選び、その歴史的背景を想像しながら観賞する楽しみ方もあります。

 糸杉文様はサファヴィー朝の時代から製作されている文様です。糸杉は清廉潔白や容姿端麗の象徴として用いられており、戴冠式絨毯として利用されてきました。

 花瓶文様もサファヴィー朝の時代にはすでに製作されていたといわれており、長い歴史を持つ文様の一つです。

 雲のリボン文様は15世紀に中国から伝わってきたとされている文様です。古くからさまざまなバリエーションで描かれています。

 

ペルシャ絨毯に用いられる色にもさまざまな意味が込められています。ペルシャ絨毯に用いられる主な色は以下のとおりです。

・赤:赤は太陽の色とされており「健康と喜び」や「勇気」を表します。

・青:青は空や海、天国の色とされており「真実」や「平和」を表します。

・緑:緑は再生や希望を意味する神聖な色とされており「不滅」や「不死」を表します。

・黄:黄も太陽の色とされており「輝き」や「人生の喜び」を表します。

・白:白は慈しみの色とされており「平穏」や「悲しみ」を表します。

・ピンク:ピンクは知恵や知性の色とされており「神の英知」を表します。

このように、ペルシャ絨毯の文様や色にはさまざまな思いや意味が込められているため、その意味を理解し、気に入ったものを選ぶのもよいでしょう。

 

ペルシャ絨毯の個性を知って、楽しく選ぼう

ペルシャ絨毯とひと口いっても、産地や素材、文様、色合いなど違いが多くあり、個性豊かな点も魅力の一つです。また、ペルシャ絨毯はすべて手織りで作られており、世界に一つしかない希少価値の高い絨毯といえます。そのため、購入する際にはお気に入りの1枚を見つけたいものです。今回紹介した素材や用途、文様、色などの違いを参考に、長く愛用できる1枚を見つけてみてください。

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