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有名歴史人がのこした書簡掛軸を買取してもらうには

歴史上の人物が思いを綴った書簡掛軸。

当時は手紙の役割として活用されていましたが、現代においては当時の歴史を知る手掛かりになる貴重な資料としても扱われています。作家が有名であれば時として高値でやり取りされることも。書簡の特徴や歴史を知り、その価値に触れるとともに、書簡掛軸を高値で買い取ってもらうためのポイントも押さえていきましょう。

 

書簡とは

書簡とは、手紙や書状を指し主に文章語として使われている言葉です。特定の相手に向けて書かれる文書を書簡と呼び、一般的には個人的なメッセージや情報、感謝の意を伝えるためであったり、連絡をとりあうためであったりします。書簡は手紙の形式をとるため、送り先の住所や氏名、日付、挨拶文、本文、署名などの項目が書かれている文書を多く目にします。言葉でのコミュニケーションを通じて、情報や気持ち、感情などを伝え、相手との絆を深める手段としても有効といえるでしょう。

書簡は古くから日本で利用されており、薄い細長い木の板に墨をつけた筆で文字を記したことから始まったとされています。紙が用いられるようになったのはおよそ6~7世紀ごろといわれています。紙自体はそれよりも古くから存在していましたが、耐久性を考えて長らく木簡を活用していました。当時の文具には筆や墨、硯はもちろん、木を削るための小刀が含まれていたそうです。書簡には文通のような軽い意味合いのものもあれば、政治的な情報や議論などにも用いられていました。

 

なぜ書簡が掛軸になるのか

書簡は本来、特定の人物に向けて書かれた手紙のようなもののため、不特定多数の目にさらされたり、所持されたりするものではありません。

しかし、現代では歴史的に活躍を納めた偉人の書簡は、当時の暮らしぶりや時代の動きを今に伝えるための貴重な資料として価値が見いだされています。歴史的な資料として書簡を軸装し、掛軸作品として飾る機会も多くあります。芸術作品としての一面だけではなく歴史を記した貴重な資料としての価値もあるため、高額で取引されることも。

多くの歴史的な芸術家や偉人の書簡も掛軸になっており、例えば陶芸家で人間国宝 の濱田庄司(はまだしょうじ)が書いた書簡や、幕末から明治初期にかけて政治家として活躍した松平春嶽(まつだいらしゅんがく)の書簡 、江戸時代前期に活躍した俳諧師の松尾芭蕉 (まつおばしょう)の書簡など、偉人たちの書簡が掛軸として現代にも残されており、高価買取が行われています。

 

現代でも愛される、歴史的価値ある書簡掛軸

書簡は思いや情報を綴った手紙を指しており、歴史上の人物の交友関係や心情など、当時の様子をより深く想像するための貴重な作品です。有名な作家や偉人であったり人気のタイトル作品であったりするほど市場価値が高まります。査定士に依頼して作品を見てもらい、査定書にて真作であると証明できると、高価買取が期待できるでしょう。

書簡掛軸作品を高値で買い取ってもらうためのポイントは以下のとおりです。

 

・保存状態の確認
書簡掛軸が高価買取できるかどうかには保存状態が深くかかわってきます。破れやシミなどの劣化が少なく状態が良好であれば価値もあがるでしょう。歴史的価値のある有名な作家が書いた作品だとしても保存状態が悪くボロボロになってしまっていては査定額が伸び悩んでしまいます。

特に墨で書かれている掛軸作品は太陽光により退色やシミが発生しやすい美術品です。丸めて倉庫でしまっておくのはもったいないからと自宅の床の間に飾り、日光を長時間浴びてしまっている状態だと劣化が進行してしまいます。そのため、自宅で飾る際は直射日光が当たらない場所を選びましょう。また、複数作品お持ちであれば定期的にほかの作品と掛け替えることをお勧めします。

 

・共箱があるかどうか
掛軸作品を入れる専用の木箱を共箱と呼びます。共箱があるのとないのとでは査定額が大きく変わります。作家本人が共箱の表面に作品名を、裏面に署名や落款を残しているのが一般的です。掛軸を保管する箱には他にも種類があり、識箱は査定人や査定団体親族が箱書きしたものであり、共箱と同じように扱われます。署名がなく掛軸のサイズにあわせてただ用意されているだけの木箱は相箱と呼ばれています。

 

・印刷と肉筆どちらであるか
掛軸作品には、印刷作品と肉筆作品の2つがあります。肉筆作品とは作家本人がその紙に直接描いたもので、世界に1点しかない掛軸のため印刷作品よりも価値が大幅に高くなります。印刷にかけられた工芸品や複製画は、肉筆作品と比較すると価値が下がってしまうでしょう。肉筆かつ有名な作家が書いた作品であれば、多少状態が悪くとも高額査定が期待できます。

 

書簡掛軸が自宅から出てきて、有名な作家なのか、人気の作品なのか、その作品の価値を知りたい方は多くいるのではないでしょうか。書簡掛軸の価値を知りたい方は、掛軸作品に知見のある査定士に査定を依頼しましょう。なるべく高値を付けてもらいたいと、査定前に修復や修繕を行ってしまう方もいます。しかし、修繕によってかえって傷みが増してしまったり、贋作で作品の価値より修繕費の方が高くついてしまったりといったリスクがあります。そのため、まずはそのままの状態で査定を依頼するのがお勧めです。

 

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