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ペルシャ絨毯の値段相場を知り、購入や売却の参考にしよう

イラン国内で製作された絨毯のうち、手織りのものをペルシャ絨毯と呼びます。伝統的な手法で職人が一つひとつ手作りするペルシャ絨毯は、手間や時間がかかる分、繊細な文様や深い味わいがでる芸術性の高い織物製品です。手織りで時間がかかるゆえに価格が高くなる傾向があります。しかし、機械織りにはない温かみを感じられる唯一無二の作品ともいえます。購入を考えている方は、新品や中古の相場を確認しておきましょう。

 

ペルシャ絨毯は高い?安い?値段の相場は…

ペルシャ絨毯と聞くと高級品で手が届かないというイメージを持っている方も多いでしょう。新品では実際にどのくらいの価格で販売されているか気になる方も多くいます。また、新品と中古のどちらかによっても価格が大きく変わります。新品の相場と中古の相場をチェックして、どちらが入手しやすいか確認しましょう。

新品のペルシャ絨毯の相場

高級品のイメージがあるペルシャ絨毯ですが、価格帯は幅広いのが特徴です。数万から数百万まで、種類によって価格の差も大きい傾向があります。製品の種類やサイズによっては数万円で手に入ることから、これまでのイメージよりも手が届きやすいと感じた方も多いでしょう。もちろん、有名な産地や工房で作られた高級品もありますが、挑戦しやすい価格帯のペルシャ絨毯があることも知っておいてください。

中古のペルシャ絨毯の相場

中古のペルシャ絨毯は状態の良し悪しはもちろん、製作年でも価格が大きく変動します。価格があまりつかないものから数百万円のもの、なかには数億円を超える価格で取引されるものも。

中古のペルシャ絨毯は製作されてからの年数で「アンティーク」「セミアンティーク」「オールド」の3つのグループに分けられます。アンティークは製作から100年以上経ったペルシャ絨毯のことです。セミアンティークは製作から80年以上、オールドは製作から50年以上のものを指します。

ウールで作られたペルシャ絨毯は耐久性に優れているため、古いものでもよい状態のまま現存しているケースも。また、ウール絨毯は踏めば踏むほど文様に風合いがでて魅力が増すといわれています。そのため、古くて保存状態がよいペルシャ絨毯は、価値が高い傾向です。オールドでも1,000万円を超える価格で取引される場合もあり、アンティークの絨毯には想像できない価値がつけられることもあります。

アンティーク絨毯の名品を取り扱うオークションハウス「サザビーズ」では2013年に、17世紀中ごろケルマンで製作されたといわれるクラーク・サイクル・リーフ絨毯が、絨毯としては史上最高額となる3,370万ドル(約32億円)で落札されました。

このように中古のペルシャ絨毯は価格の差が大きい製品です。古くてよいものは骨董品としての付加価値がつくため価格が大幅に上昇します。

 

ペルシャ絨毯の値段はなぜこんなに差がある?

新品・中古問わず、価格はピンからキリまで大きな差があります。ペルシャ絨毯を製作する産地は数多く存在します。そして、地域によって特徴が異なり特有の文様や織り方があるのです。産地による製作過程の違いから価格差が生まれると考えられます。価値を決める、素材や産地、ノット数などの特徴を把握して、ペルシャ絨毯を選ぶ際の参考にしてください。

素材の違い

ペルシャ絨毯に使われる主な素材はシルク・ウール・コットンの3種類です。パイル糸にはシルクもしくはウールが多く使われています。一般的にシルクは高級素材として知られていますが、ペルシャ絨毯においては、シルクで製作されたものよりウールで製作された絨毯の方が価値が高くなるケースもあります。それは、ペルシャ絨毯の耐久性に優れ実用的な部分も、価値の一つであるためです。ウール素材は耐久性が高く、踏めば踏むほど風合いや文様の深みが増すといわれています。そのため、ウールで作られた製品も実用的かつ芸術的な価値がある高級ペルシャ絨毯として扱われているのです。

シルク絨毯は高級素材ですが、ウールよりかは耐久性が劣ります。しかし、引っ張る力には強いため、タペストリーとして壁にかけて鑑賞用として楽しむ方法が多い傾向です。一般的にはウールよりシルクの方が高級素材ですが、ペルシャ絨毯の材料として使われた場合の最終的な価値は、シルクの方が高いとは言い切れないことを理解しましょう。

産地の違い

イランにはペルシャ絨毯の5大産地と呼ばれる地域があります。「クム」「カシャーン」「ナイン」「イスファハン」「タブリーズ」の5つの地域で製作されたペルシャ絨毯は、高級品として扱われています。このようにペルシャ絨毯の価値には産地も関係しているのです。

クムで製作されるペルシャ絨毯は、1980年代ごろからシルクが主流になりました。日本のバブルをきっかけに需要が増し、人気を集めた産地です。

カシャーンのペルシャ絨毯は、豪華な花柄と色鮮やかな染色が特徴です。高級絨毯の産地として高い評価を受けていましたが、現在は実用品に近い製品も多く手掛けています。

ナインのペルシャ絨毯は、「チャハール(4)ラー」「シシ(6)ラー」「ノー(9)ラー」の3つのランクで品質を分類しています。数字が小さいほど使う糸が細く、繊細な文様が表現可能です。

イスファハンで作られるペルシャ絨毯は、幾何学的なデザインと美しい花の文様が特徴です。品質・芸術性ともに高く、高級絨毯の製作で人気のある産地として知られています。

タブリーズのペルシャ絨毯は、代表的な文様の一つ「メダリオン文様」の絨毯と、多彩なデザインが特徴です。ピクチャー文様の絨毯も多く製作しており、芸術性の高さから国内外問わず人気の高い産地です。

ノット数の違い

細な文様の表現が可能です。ただし、ノット数が多いほど織りが細かくなるため、製作に要する時間も増えます。そのため、ノット数が多いと芸術的な価値は高まりますが、同時に人件費も上昇してしまいます。ノット数が多いほど価値の高いペルシャ絨毯といえるでしょう。およそ110万個/㎡~169万個/㎡あると、高級なペルシャ絨毯の部類に入るとされています。

アンティークとしての価値

中古品のペルシャ絨毯には、骨董品や美術品としての付加価値がつきます。そのため、年代が古いペルシャ絨毯で保存状態がよいものであれば高値がつきやすい傾向です。とくにアンティークのペルシャ絨毯は、歴史的価値や芸術的価値が大変高いため、想像もつかない金額で取引が行われます。

また、ペルシャ絨毯の芸術性に心惹かれたコレクターも多く存在します。職人が手織りで製作したこと、時代背景が想像できる文様が描かれていることなどが多くの人の心を魅了し、中古品市場でのペルシャ絨毯人気を高めているといえるでしょう。

 

古くなると相場が上がることもあるのが、ペルシャ絨毯

高級絨毯として有名なペルシャ絨毯は、新品でも中古でも価格の差が大きくあります。ペルシャ絨毯は高くて手が出せないと感じている方でも、実は手ごろな価格で販売されているペルシャ絨毯もあるのです。新品でも数万円から購入できる製品もあるため、ペルシャ絨毯で自宅のお部屋をランクアップさせたいと考えている方は、ぜひ手ごろな価格のペルシャ絨毯を探してみてください。

また、ペルシャ絨毯は古くなればなるほど価値が高まるケースもあります。有名な産地や工房で製作された絨毯で、100年以上前に作られたものでは数億円の価値がつくことも。ペルシャ絨毯を所有している方は、日々お手入れを行い大切に扱うことで、将来大きな価値がつくかもしれません。

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