最高額で売るなら
掛軸買取一括査定で解決!

最高額で売るなら掛軸買取一括査定で解決!

唐画掛軸は高額買取してもらえる?

唐絵とは、中国で描かれた作品と中国のものがモチーフの作品、中国風の作品などを総称したジャンルの絵画です。
中国が隋や唐と呼ばれる時代までは、色を付けた色彩豊かな絵画が好まれ、宋の時代からは墨の濃淡によって描く水墨画が盛んに制作されるようになりました。唐絵の掛軸は人気の作家や作品であれば高価買取も目指せる芸術品です。
所有する唐絵掛軸の価値を見極めるためには唐絵の特徴や歴史を知ることも必要でしょう。

 

唐絵とは

唐絵とは中国で制作された絵画と、日本で制作された中国風の絵画をまとめて指している言葉です。中国で描かれた作品だけだと思いがちですが、実は日本で描かれたものであっても中国の絵画に寄せた画風で描かれた作品は唐絵と呼びます。室町時代には当時の宋・元から伝わってきた水墨画を中心とした宋元画を唐絵と呼びました。

江戸時代に入ると、狩野永納(かのうえいのう)が元禄6年(1693)に刊行した『本朝画史』に狩野土佐氏是倭画之専門也、雪舟子是漢画之祖筆、狩野家是漢而兼倭者也と書かれているように、狩野派で漢画という名前を使い、このころからは日本人が描いた中国風の絵画は、漢画の呼び方で統一されています。

 

唐絵の歴史や特徴

唐絵が指す絵画は時代とともに変化してきました。
平安時代では中国から渡ってきた絵画だけではなく、中国の文化や風景をモチーフにして描かれた日本の絵画も唐絵と呼んでいます。
唐絵に対する呼称として、やまと絵と呼ばれる絵画があります。
やまと絵は、日本の文化の発展に合わせて生まれた絵画。鎌倉時代には中国の宋や元の絵画が日本に広く知れ渡っていき、新しい様式の中国画と中国画の影響を受けて描かれた日本画を総称して唐絵と呼んでいます。

中国の王朝が唐から宋・元へ変わっていったタイミングで、中国の絵画も宋元画と呼ばれるようになりましたが、鎌倉時代後半の日本では唐絵で統一して呼ばれていました。中国の唐絵は室町時代以降盛んに描かれるようになった水墨画に大きな影響を与えたといわれています。

いつの時代であっても、中国から伝わってきた絵画は唐絵と呼びますが、それ以外で唐絵に該当する絵画は時代によって多少の差があるといえるでしょう。
平安時代では中国を題材としていたら日本の作家が描いていても唐絵と呼びます。
鎌倉時代以降ではモチーフが中国と関係しているかどうかにかかわらず、中国の絵画に影響を受けて描かれたすべての作品を唐絵と呼びます。このように違いがありますが、唐絵は中国の影響を受けている作品であることに間違いはありません。

唐絵の主なモチーフは自然の風景や人物、花、鳥などです。
墨の濃淡を活用した美しい画風が特徴的です。
唐絵というと、中国の荒々しくも幽玄な山岳や河川が描かれた山水画をイメージする方も多いでしょう。しかし、唐絵の中にも人物や花鳥を描いた作品は多く存在します。また、唐絵は掛軸作品だけではなく、屏風や襖など多くの形で残されています。

 

唐絵の代表作『樹下美人図』

唐絵の有名な作品として『鳥毛立女屏風図』があります。
正倉院に伝わる屏風作品で六扇からなる作品です。
樹木の下に唐風の絵で美人をおいていることから、別名『樹下美人図』とも呼ばれています。
古代の美人画としても人気の高い作品で、ふくよかな出で立ちの女性が木の下に座った状態あるいは立った状態で描かれています。
そして、作品名の通りもともとは墨で描いた輪郭の内側に山鳥の羽毛が貼り付けられていました。

しかし時代が過ぎていき経年劣化が進んだ影響もあり、現在の『鳥毛立女屏風図』には羽毛がほとんど残っていません。しかし、顔や手に施された淡彩からは、いまだに少し色彩の名残が見られるでしょう。

樹下に人物を描く構図はインド起源の様式とされています。
そしてこの様式は、インドから中国、中国から日本へと伝わっていったと考えられています。
この『鳥毛立女屏風図』は作者不明とされていますが、唐で描かれた舶来品ではないかと推測されています。しかし、第五扇の下に天平勝宝四年の年号の記録があることと、わずかに残っている羽毛が日本産の山鳥のものであることがわかり、日本で描かれた作品という説も、長年の研究からその信ぴょう性が高まってきています。

 

唐絵掛軸の高額買取をしてもらうには

唐絵掛軸は中国で描かれた作品だけではなく、中国風の作品や中国のモチーフを描いた作品も該当します。
そのため、日本人が描いた絵画であっても、「やまと絵」ではなく「唐絵」と呼ぶ作品も多く存在します。中国で描かれた作品だけではないことが特徴的です。唐絵のモチーフには自然の風景や人物、花、鳥などがあります。中国の画というと、荒々しくも幽玄な山岳や河川など、中国の風景が描かれた山水画を想像する方もいるでしょう。しかし、唐絵は中国ならではの風景の絵画だけではなく、人物や花、鳥などが描かれた作品も多く現存しています。

唐絵掛軸は作品によって高額買取が可能な芸術作品です。
自宅に唐絵掛軸がある場合で価値を知りたい方はプロの査定士へ査定を依頼しましょう。
作家や作品の名前がわからなくても問題ありません。まずはそのまま持ち込んで相談してみてください。下手に修繕を行ってしまうと傷や汚れを広げてしまうリスクがあり、かえって掛軸の価値を下げてしまう可能性があります。
古くて傷みが激しい唐絵掛軸でもまずはそのまま査定に出してみましょう。

掛け軸買取一括査定 無料査定相談はこちら 掛け軸買取一括査定 無料査定相談はこちら

掛軸買取査定はこちら

あなたのお家にある “掛軸、高く” 売りませんか?

無料査定相談する