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文字の読めない掛軸の”読み方”と”楽しみ方”

2024.10.12

掛軸作品は、美しい絵だけではなく達筆に書かれた文字とその思想にも魅力があります。
古い掛軸では、文字の書体が現代と異なり読めない場合もあるでしょう。
絵や雰囲気だけでも楽しめますが、文字が読めるようになり、作家が書き綴った思いを自ら解読できるようになると、よりいっそう楽しみが広がると考えられます。

 

掛軸に書いてある文字が読めない…

昔に描かれた掛軸作品の文字が、現在利用されている文字とは大きく異なり、何が書いてあるのかわからないこともあるでしょう。
掛軸作品に書かれる文字は、現在広く利用されている楷書とは異なる場合も多く、なじみのない人にとっては解読が難しいといえます。
掛軸に書かれる文字の種類を知って、より芸術的価値を楽しみましょう。

掛軸にはどんな書体が用いられているか

古くから書かれ続けている掛軸の書体は、1種類だけではなく複数あります。
掛軸作品で用いられている主な書体は、楷書・行書・草書・篆書・隷書の5つ。時代によっても変化してきた書体の特徴を知り、掛軸作品への興味をより深めていきましょう。

楷書

楷書は、三国時代に生まれ、唐の時代に流行したといわれています。
書きやすく読みやすいことから、正式な書体として長く使用されてきました。

行書

行書は、隷書から派生した書体です。
楷書を簡略化した形にも見えますが、楷書よりも歴史が古い書体です。点画をつなげたり離したり、ある程度自由がきくため、個性の表現がしやすい書体といえます。

草書

草書は、篆隷を簡略化した書体です。
芸術性がありますが、読み解きには専門知識が必要な場合があります。

篆書

篆書は、現在分かっている中で最も古い漢字の書体といわれています。
秦の始皇帝が文字を統一するために制定したのが「小篆」、統一されるまで使われてきた文字を「大篆」と呼びます。

隷書

隷書は、秦の役人が業務を効率化するために篆書を書きやすくアレンジした書体。
波磔(はたく)と呼ばれる左右に波打つような運筆が特徴です。

掛軸の作者が知りたいとき

自宅の押し入れや倉庫に眠っている掛軸作品を発見したとき、まず作者が誰であり、どのような価値があるのか気になるものです。
作者を知るためには、まず落款や署名を確認します。
ただし、素人目では書かれている文字が解読できない場合も多いため、落款や署名を見つけたらプロの査定士に相談するのも一つの手です。

作者を知る方法は、ほかにも入手ルートや技法からも判断できます。
信頼できる人から譲り受けた掛軸であれば、価値のある可能性が高いでしょう。また、掛軸作品は作家によって描き方に個性がでます。
経験豊富な査定士であれば、作家のクセを見抜き、誰が描いた作品であるかを解明できる可能性が高いでしょう。

また、掛軸とともに木箱や書類などが保管されていた場合は、それらも作家を知るヒントになります。
捨てずに掛軸と一緒に査定の依頼をおすすめします。

掛軸に書かれている文字を読みたいとき

掛軸に書かれている文字を読み解きたいときは、以下の方法を試してみましょう。

・辞書や専門書籍で解読する
・アプリを使ったり、SNSで相談する
・専門の業者へ解読を依頼する
・読める文字を手掛かりに解読する

正しい文字と見比べてみたり、知識のある人に相談することで、掛軸作品に書かれている文字を読めるかもしれません。
また、有名な漢詩や禅語であれば、読める文字から文脈を想像してみる方法もあります。
自ら想像を膨らませるのも掛軸作品の一種の楽しみ方ともいえるでしょう。

 

掛軸の文字が読めれば、その価値や思いに気付けるかも

掛軸は、芸術的な絵が印象の作品もあれば、美しい書体で書かれた思想が魅力の作品もあります。
芸術品や美術品の楽しみ方は人それぞれですが、掛軸の文字を読めるようになれば、作家の思いを感じられ、より深い価値や思いに気づけるかもしれません。

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