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夏を楽しむ季節掛け掛軸 | 朝顔・立葵・鮎

中国から日本へと伝わり古くから親しまれている芸術品の掛軸。

現在でも、床の間や茶室などに掛軸を飾り、鑑賞やインテリアとして楽しまれています。掛軸には、年中飾っておける掛軸と、季節に合わせて掛け替える季節掛け掛軸があります。

日本特有の四季に合わせて掛軸を替えることで、部屋の中でも季節の移り変わりを楽しめるでしょう。

 

夏の掛軸を楽しもう!季節掛け掛軸とは

季節掛け掛軸とは、日本の四季に合わせて掛け替える掛軸を指しています。基本的にはその季節に咲く花の画が描かれた掛軸を飾りましょう。夏の時期には、夏らしい掛軸・涼を感じる掛軸があるのです。また、花だけではなく季節に合った風景を用いた掛軸を飾ることもあります。
季節掛け掛軸は日本特有の四季の美しさを堪能できる魅力があります。季節掛け掛軸は、庭のない都心部の住宅やマンションでも自然や季節を楽しめるでしょう。

 

夏の季節掛けに人気の絵柄

夏の季節掛け掛軸には涼しげな画がお勧めです。たとえば、川蝉や青い楓、鮎、紫陽花などの清涼感ある花や鳥がよく用いられています。とくに、川蝉はその鮮やかな青色の羽から翡翠とも呼ばれており、夏を代表する鳥の一種です。狙った獲物を確実に仕留める特徴から、大願成就に通ずるとして夏の縁起物でもあります。

6月頃の湿気の多い梅雨時は、掛軸を掛け替えて気分を切り替えるのもお勧めです。梅雨の時期の代表的な季節掛け掛軸は紫陽花や立葵などがあります。7~8月初旬のお盆に入るまでの時期は、夏が本格的に始まり暑さが厳しくなってくるタイミングです。暑さの厳しい時期には涼しげな朝顔や鮎、金魚の掛軸を飾りましょう。また、お盆明けの8月下旬~9月末頃は残暑が続きますが、秋支度を始める時期でもあります。夏から初秋にかけて飾れる掛軸には、露草や桔梗、菊、葛などがあります。

四季の楽しみを教えてくれる季節掛け掛軸。しかし、毎月掛軸を変えるのは大変なため、四季に合わせての掛け替えがお勧めです。

「朝顔」の掛け軸

朝顔の掛軸は6~8月頃まで飾られます。

朝顔は朝の容花という意味を持ち、薄い青色や白、桃色、紅色、紫、濃紺など色とりどりの花を咲かせます。容花とは、美しい容姿を持つ花のことです。夏の暑い時期の朝露に濡れた朝顔は、心が洗われるような美しさを見せてくれます。朝顔は七夕の時期に花を咲かせることから伝説にも登場する縁起物とされてきました。

また風情があり、床の間に朝顔の掛軸を飾っておくと爽やかな気分になります。朝顔は数ある花の中でもモチーフにされることが多く、夏で連想される花としては向日葵に並んで多く挙げられるのではないでしょうか。日本の夏の風物詩ともいえる朝顔の掛軸は、鮮やかな色合いと涼しげな印象から、夏の季節感を演出してくれます。

朝顔の花言葉のひとつに「明日もさわやかに」という言葉があり、暑い夏にぴったりの花言葉ともいえるでしょう。朝顔の掛軸はシンプルな画の作品も多くあるため、茶の間だけではなく書斎に掛けても清々しい気分を味わえます。

「立葵」の掛け軸

6月頃のジメジメとした梅雨の時期にお勧めの掛軸が立葵です。

立葵は、アジア原産のアオイ科の多年草で、暑さや寒さに強い丈夫な草花として知られています。風格のある出で立ちで、梅雨の気分が落ちやすい時期に楽しめるテーマといえるでしょう。また梅雨入り頃に花を咲かせ始め、梅雨が明けるとともに花期が終わるため「梅雨葵」という名前でも呼ばれています。立葵を描いた作品としては、江戸琳派の祖と呼ばれる酒井抱一が描いた掛軸が有名です。

「鮎」の掛け軸

鮎の掛軸は5~8月頃によく飾られる季節掛け掛軸です。

鮎は透明で清らかな水でしか生きられないため、清流の女王とも呼ばれています。また独特の香りがあることから香魚と表記されることも。鮎は、願いごとが叶うか魚釣りで占った神功皇后の鮎釣り伝説で有名です。

掛軸では、夏の植物である楓や撫子などと一緒に描かれている作品が多くあります。鮎の姿と川のせせらぎが涼しげな印象を与え、夏の掛軸として欠かせないテーマといえるでしょう。鮎は春の終わりに稚鮎と呼ばれ成長していくと若鮎、落ち鮎と呼び名も変わることから、自然を深く観察する日本人の精神が垣間見える味わい深いテーマといえます。

そのほかにも、夏の掛軸としてはl芙蓉、鬼灯、女郎花、百合などの季節掛けがあります。

 

季節掛け掛軸で日本の夏を感じよう

四季折々の風景や自然の美しさを描いた季節掛け掛軸は、その季節に合った風情を楽しめる芸術品です。

季節によって掛け替えることで、一時の美しさだけではなく季節が移り変わっていく時間の流れを感じさせてくれます。春の花が咲き、夏の涼しげな緑や青が色濃くなり、秋の紅葉、冬の雪景色と、季節の移ろいを楽しませてくれるでしょう。

夏の季節掛け掛軸としては、朝顔や立葵、鮎などが有名です。また夏の暑さを和らげてくれる涼しげな画が描かれた作品が多くあります。自宅の床の間や書斎に夏の季節掛け掛軸を飾り、部屋に涼風を取り込んでみてはいかがでしょうか。

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