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大阪で浮世絵は高価買取のチャンス!実績ある査定士へ相談を

浮世絵と言えば江戸で制作されたものがよく知られていますが、江戸時代後期には大阪でも盛んに描かれるようになりました。
上方浮世絵とも呼ばれる大阪で作られた浮世絵には、江戸のものとは異なる魅力があります。

大阪で浮世絵を売りたい方は、上方浮世絵の特徴や高く売れる浮世絵のポイントなどをチェックしましょう。

大阪で浮世絵買取を相談しよう

江戸時代に天下の台所とも呼ばれた大阪には、今も昔も多くの人や物が集まっています。
浮世絵を買取する業者も多いため、処分を考えている方はぜひ相談してみましょう。

浮世絵とは

浮世絵とは、主に江戸時代に作られた、人々の生活や身近なものを題材とした絵画のことです。
始めは肉筆で紙や絹に描かれていましたが、17世紀に菱川師宣(ひしかわもろのぶ)によって確立された木版画形式の浮世絵版画が一般的になると、庶民の間にも広がりました。
木版画の場合、同じ絵柄を数百枚も作成できるため、1枚あたりの価格が下がったことが理由です。

ただし、当初の浮世絵版画は白黒が中心です。
その後、2〜3色で擦る紅摺絵が普及しましたが、現代でもよく知られているカラフルな浮世絵版画の作品が生まれたのは、18世紀半ばになってからのことでした。なお、浮世絵の有名な作家には、葛飾北斎(かつしかほくさい)、歌川広重(うたがわひろしげ)、東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)などがいます。

浮世絵は、江戸時代の大衆文化の中心となっただけでなく、海外の芸術家にも影響を及ぼしました。あのゴッホやゴーギャンといった有名画家が浮世絵に惚れ込み、自身の作品の参考にしたと言われています。また、19世紀にヨーロッパで日本の美術工芸作品を愛好するジャポニズムが広まったのも浮世絵がきっかけでした。

美人画や風俗画、武将絵などさまざまなものをテーマとして描かれた浮世絵は、当時の人にとってマスメディアのような存在でもありましたが、明治時代中期に普及した写真に取って代わられる形で徐々に衰退しました。

浮世絵は高く売れる?

風景画の名手として知られる歌川広重(うたがわひろしげ)の『東海道五十三次』は、最も有名な浮世絵作品の一つです。
江戸と京都を結ぶ東海道にある53の宿場に、起点と終点の2箇所を加えた全55箇所の風景を描いた作品で構成されています。

このように『東海道五十三次』では、東海道の起点を江戸・日本橋、終点は京都・三条大橋としています。しかし、実際には京都と大阪の間にも宿場があったことが分かっているのです。

京都・大阪間にあった宿場は伏見、淀、枚方、守口の4箇所で、終点は高麗橋でした。もしこれらの宿場も描かれていれば、作品名は「東海道五十七次」になっていたかもしれません。

大阪で発展した「上方浮世絵」

浮世絵は1765年、浮世絵師の鈴木春信(すずきはるのぶ)により色鮮やかな木版画を制作する技術が発明されたことで、一気に広まったと言われています。多色摺りの技法を用いた色鮮やかな浮世絵は、「錦のように美しい」ことから錦絵と呼ばれるようになりました。

これ以降、ほとんどの浮世絵師が錦絵を描くようになりましたが、当時の浮世絵の中心は、あくまでも江戸です。
しかし、江戸での錦絵の発明から遅れること約25年。
1790年代に大阪で活躍していた流光斎如圭(りゅうこうさいじょけい)という浮世絵師が、初めて大阪で錦絵を描いたと言われています。

大阪で描かれた錦絵は、江戸で流行していたものとは異なる特徴を持っていました。
江戸では遊女やお店の看板娘などをモデルとした美人画や、風光明媚な景色を描いた風景画が人気のあったジャンルです。
一方で大阪や京都では、役者絵と言われる歌舞伎の人気役者を描いた浮世絵が中心でした。
こうした違いがあったことから、江戸時代に上方と呼ばれていた大阪や京都で制作された浮世絵は、特に「上方浮世絵」と言われ、江戸で描かれた浮世絵とは区別されています。

上方浮世絵には、役者を題材としているものが多いことの他に、以下のような特徴があります。
・筆致
・写実的
・金銀の絵の具が使用されている
・上摺と並摺の2種類に分ける販売方法
・天保の改革以降はサイズが小さくなった

当時、江戸にも初代歌川豊国(うたがわとよくに)、初代歌川国政(うたがわくにまさ)といった役者絵を得意とする浮世絵師がいました。
彼らの作品は、人気役者が舞台で活躍する様子をすっきりとした筆致で描いているのが特徴です。

一方、上方浮世絵では同じように役者を題材としていますが、必ずしも舞台で活躍する姿だけを描いているとは限りません。舞台裏で化粧する様子や素顔で舞台挨拶に望む姿などを表現した作品も数多く残されています。筆使いも江戸のように華やかさや優美さを求めるのではなく、粘りや力強さを感じさせるものが主流です。
役者を格好良く描くことよりも、ありのままを写し取ることに重きを置いていたのが上方浮世絵の特徴と言えるでしょう。

また、江戸では禁止されていた金や銀の絵の具が使用された作品があることも上方浮世絵の特徴です。ただし、これらの絵の具は当時も高価であったため、同じ図柄を2種類の方法で擦って販売する方法が取られていました。
上質な素材や高い技術を使って制作されたものを上摺(じょうずり)、安価な素材で価格を抑えたものを並摺(なみずり)と呼びます。

江戸時代後期に実施された天保の改革では、1843年から1847年までの約5年間、役者絵の制作が禁止されました。この事件以降、作品が従来より小型化したことも上方浮世絵の特徴として挙げられます。もともとB4サイズだった浮世絵は、半分に相当するB5サイズで作られるようになりました。

 

葛飾北斎が描いた、大阪・天神祭り

大阪天神祭りとは、大阪天満宮で毎年6月下旬から約1カ月にわたって開催される祭りです。
京都の祇園祭り、東京の神田祭りに並ぶ日本三大祭の一つに数えられています。特に最終日の7月25日の夜には、花火が打ち上げられ、大川に船を浮かべる船渡御も行われるため大変な賑わいを見せます。

『富嶽三十六景』などで知られる葛飾北斎(かつしかほくさい)が天神祭りを描いた作品が『摂州 天満橋 大阪』です。
この作品では、摂州天満橋を中心に、祭提灯を飾った船が大川を行き交う様子が描写されています。同じく祭提灯が掲げられた橋の上には、大勢の人がおり、祭りの夜の活気が伝わってきます。

 

大阪の浮世絵買取、気を付けたいポイントとは

浮世絵は、作品によって価値の違いが大きいことが特徴です。
高く買取してもらうには、査定士が重視しているポイントを押さえておくことが大切です。

浮世絵の査定では、主に以下のポイントがチェックされます。
・作家
・保存状態
・鑑定書の有無
・付属品の有無
・肉筆浮世絵かどうか
など

特に作家は、浮世絵の買取価格を決める重要なポイントです。
歌川広重や葛飾北斎、鳥居清長(とりいきよなが)、喜多川歌麿(きたがわうたまろ)などが主な人気作家です。これらの作家の作品で、かつ人気シリーズや初版であるといった条件がそろえば1,000万円以上の価格がつけられることもあります。

なお、相続などで浮世絵を受け取ったケースでは、作家名が不明なこともあるでしょう。そのようなケースでは、査定により有名作家の作品と分かることもあるため、専門知識を持つ査定士に見てもらうことをお勧めします。

また、同じ作品でも保存状態が良いほうの買取価格が高くなりやすいでしょう。ただし、200年以上前に制作された浮世絵に汚れやシミはつきものです。
シミやカビの程度によっては、修復を前提に買取する業者もいます。一度相談してみてはいかがでしょうか。

 

大阪で浮世絵買取を相談するなら、実績ある買取業者へ

江戸時代に流行した浮世絵は、大阪で独自の発展を遂げました。
当時の人気役者を主な題材とした上方浮世絵は、金や銀の絵の具が使われた華やかなものが多いことなどが特徴です。また、役者を理想化せず、ありのままの姿を描いた上方浮世絵には、江戸の作品とは異なる魅力があります。

江戸時代から商業の中心地であった大阪には、浮世絵買取ができる多くの業者がいます。作品によっては高価買取が期待できるでしょう。
浮世絵の処分を検討している方は、実績豊富な査定士に一度相談してみてください。

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