骨董品を処分するための方法はいくつかあり、そのときの状況や目的により適切な方法を選択することが重要です。
また、処分方法によって特徴が異なるため、よく考えて処分方法を選ばなければなりません。
目次
骨董品を処分する方法
長い年月を経て古びてしまったもの、傷・汚れのひどいもの、故人が遺したものなど、どのように処分すればよいかわからない骨董品をお持ちの方もいるでしょう。
骨董品の処分は、一般的には何度も行う経験ではないといえます。
一度も処分したことがなく、どのような方法があるのか知らない方もいるのではないでしょうか。
そのため、骨董品の処分を検討する際は、処分の方法を把握し、それぞれの方法のメリット・デメリットを正しく理解する必要があります。
ゴミとして処分する
骨董品をゴミとして処分する場合、主に以下の3つの方法が考えられます。
・普通ゴミとして処分する
・粗大ゴミとして処分する
・ゴミ処理場に持ち込む
掛け軸や絵画など、可燃性の骨董品であれば、普通ゴミとして処分可能です。
各自治体が、週に1〜2回無料で回収してくれるため、最も手軽な方法といえるでしょう。
ただし、自治体によって分別のルールが異なるため、居住している地域の分別方法をよく確認しておくことが大切です。
粗大ゴミとして処分する場合、多くの自治体で回収が有料のため、事前に申し込みを行い、粗大ゴミ処理券をコンビニや郵便局で購入します。
ゴミ処理施設に連絡し直接持ち込む方法も、施設によって受け入れているゴミの種類が異なるため、事前に連絡して確認することが大切です。粗大ゴミとして出したり、処理場に持ち込んだりする場合は有料のため、必要な費用を事前に調べておきましょう。
ネットオークションやフリマで売る
現代には、ネットオークションやフリマのサイトやアプリが数多く存在しています。そのため、誰でも気軽に骨董品を他人に販売できるといえるでしょう。
自分で価格設定が行えるため、希望の金額で骨董品を販売できる点が魅力です。ネットオークションやフリマサイトの利用方法は簡単で、会員登録が済めば、商品の写真を掲載して説明文を書くだけで販売をスタートできます。
しかし、自分が正当な価値をわかっていないと、値打ち物を安く買い叩かれてしまうリスクがあるため注意が必要です。また、すぐに売れるとは限らないため、急いで骨董品を処分したい方には、適していません。
欲しい人へ譲り渡す
不要になった骨董品を処分するのなら、必要とする人に譲るのも一つの方法です。
友人や知人に尋ねてみて、欲しい人がいれば無料や格安で譲ることで、大切にしてもらえるという安心感が得られます。
ただし、この方法は、骨董品に興味のある友人・知人が周りにいない場合、処分するまでに時間がかかってしまう可能性があります。
欲しい人が見つからない場合は、速やかにほかの方法を検討するのがよいでしょう。
遺品整理業者・不用品回収業者に依頼する
故人が遺したものの整理で、できるだけ早く処分する必要があれば、遺品整理業者や不用品回収業者に依頼するのがお勧めです。
遺品整理業者に依頼する際に、骨董品の査定もお願いできる場合があり、適切な価格をつけてもらえる可能性があります。また、不用品回収業者によっては、無償での引き取りを行っているところもあるため、事前に確認しておくとよいでしょう。
しかし、業者によっては処分費用が発生する場合や、骨董品の適切な価値を評価してもらえない場合があります。利用する際は、複数の業者を比較し、相場をリサーチすることでリスク回避が可能です。
本当に処分していい?高い値打ちのある骨董品もあるかもしれません
骨董品は、興味のない人からすると、ただのガラクタや古いだけのものに見えるかもしれません。
しかし、単なる不用品として処分してしまう前に、その価値を見直してみることをお勧めします。
骨董品買取業者へ依頼する
処分しようと考えている骨董品は、まず骨董品買取業者に査定を依頼してみましょう。
骨董品買取業者は、遺品整理業者や不用品回収業者とは異なり、骨董品の価値を正確に見極められる専門業者です。
骨董品買取業者の鑑定士は、骨董品の歴史や希少性をプロの目で評価し、適正な買取価格を提示してくれます。処分しようとしている品物が、骨董品としての価値を持つのかどうか、素人目にはわかりません。
そのため、無料査定を実施している買取業者に依頼し、正確な価値を査定してもらうのがお勧めです。
思わぬ価値が見つかることも
古びたものに高い価値が認められる可能性もあるのが、骨董品の魅力です。
汚れや傷があるものでも、査定に出せば思わぬ価値をつけてもらえることもあります。
汚れや傷は無理に綺麗にしようとせず、そのまま骨董品買取業者に持ち込むのがよいでしょう。
無料査定や相見積もりで納得できる選択を
多くの骨董品買取業者では、持ち込みや訪問で無料査定を実施しています。
訪問査定であれば、大量の骨董品がある場合でも、持ち込みの手間が発生しません。
また、適切な価格を知りたい場合は、複数の骨董品買取業者をピックアップして、相見積もりを取るとよいでしょう。
骨董品の処分に迷ったら…価値を残す選択肢を考えてみて
遺品や不用品を処分する際に、その中に骨董品が眠っている場合があります。
骨董品の処分には、ゴミに出したり不用品回収業者に回収してもらったりと、いくつかの方法があります。
そのため、自分の目的と状況に合った手段を選ぶのが良いでしょう。
不要になった骨董品の処分に迷った際は、その価値をできるだけ残す選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。骨董品買取業者であれば、正しい知識と経験を持ったプロが査定し、適正な価値を見極めてくれます。
まずは無料査定で、骨董品の価値をみてもらいましょう。