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屏風絵は骨董品として価値がある?高額買取のポイントとは

飛鳥時代に中国から伝わったとされる工芸品の「屏風」。
大昔から大変価値のある調度品や芸術品として、大切に扱われてきました。
現代においても、お寺や格式ある和室には、屏風が置かれているものです。
しかし、一般家庭に置くにはサイズが大きく「邪魔だから売ってしまいたい」と考える方も珍しくありません。
買取を依頼する際、価値のつく屏風には条件があります。

 

自宅にある骨董品・屏風の買取はしてもらえる?

屏風の買取は、専門の査定士でも難しいといわれています。
サイズが大きく、チェックする範囲が広いため、価値を見極めるのに時間がかかるのです。
また、作家の名前や贋作の可能性など、複数の要素によって価値が大きく変動するため、一概にすべての屏風に価値があるとは限りません。

骨董品の価値を決めるうえで、保存状態は非常に重要です。
作家名や年代など専門的な情報は、査定士にしかわかりませんが、傷や汚れは一般の方でも比較的チェックできる項目といえます。
査定に出す前に、自身の目で古い傷や汚れがないかチェックしましょう。

その屏風にも価値があるかも

価値を知らずに所有していた屏風が「実は著名な作家の屏風だった」といったケースも、ゼロではありません。
屏風・掛軸・浮世絵など、日本の工芸品に記されている画号(作家名)は、著名な作家の別称が用いられる場合があります。

例えば、浮世絵師で有名な葛飾北斎は「画狂老人卍」「勝川 春朗」など、作家名を生涯で30回も変更しています。
葛飾北斎と記されていない浮世絵でも、実は葛飾北斎本人の可能性があるのです。

「聞いたことのない名前だからリサイクルショップで売ればいいかな」とは考えず、保存状態がよいならプロの査定士へ相談しましょう。
工芸品の知識に詳しい専門家が、自宅にある骨董品の正体を明らかにします。

屏風に汚れや傷があっても大丈夫?

骨董品は、相当な年数が経過しているため、保存環境や人の手によって劣化している可能性があります。
状態がよいに越したことはありませんが、古いアイテムである以上、経年による劣化は避けられないでしょう。

骨董品の買取においては、買取前の修繕・清掃は避けたほうがよいとされています。
新しい傷や汚れが発生すると査定額が下がるため、基本は触らずに査定士に相談するのがお勧めです。
特に屏風や掛軸は、傷や汚れが起こりやすく、古いものほど慎重に扱う必要があります。

 

高価買取が期待できる作家

著名な作家が作った屏風は、高価買取が期待できます。
場合によっては、国宝級の可能性もあるため、出自が不明な屏風が自宅や実家で見つかったなら「落款」と呼ばれる作家名を調べてみましょう。

横山大観

作家名:横山大観
生没年:1868年〜1958年
代表作:『海に因む十題・山に因む十題』『生々流転』

横山大観は、明治初期から昭和にかけて活動していた芸術家です。
朦朧体と呼ばれる絵画技法を用いた、みずみずしいタッチと独特の表現が作品の魅力。
文化勲章など数々の賞を受賞する実績を持ちます。
代表作である『海に因む十題・山に因む十題』『生々流転』は、重要文化財に指定されました。

屏風の作品は、そのほとんどが美術館にて保管されているため、新たな作品が発見されれば高額買取が期待できるでしょう。

尾形光琳

作家名:尾形光琳
生没年:1658年〜1716年
代表作:『燕子花図』『八橋図 六曲屏風一双』

尾形光琳は、江戸時代中期から後期にかけて活動した琳派の絵師です。
当時、画家の流派では、世襲や師弟による技術の伝承が行われていましたが、琳派は先人の模倣のみで研鑽を行う珍しいスタイルでした。そのため、尾形光琳は過去の偉人たちの模写に多く取り組んでいたそうです。

代表作は『燕子花図』『八橋図 六曲屏風一双』。
背景に金箔を使った豪華絢爛さが特徴で、現在は国宝に認定されています。
ほかにも模写作品が多数存在するため、発見されれば高価買取が期待できるでしょう。

長沢芦雪

作家名:長沢芦雪
生没年:1754年〜1799年
代表作:『虎図襖』『白象黒牛図屏風』

長沢芦雪は、江戸時代中期に活躍した絵師です。
円山派の祖である円山応挙を師に持ち、自由奔放な作品を多数制作しました。
類い稀なセンスを持ちながら、粗暴の悪さが際だっていたことでも知られます。
長沢芦雪は、屏風の作品を多数手がけており、主に動物をモチーフにしたものが人気を集めていました。
少しデフォルメが入った作風は、かわいらしさも感じられます。
もし、自宅にかわいらしい動物の屏風があるなら、長沢芦雪の作品かもしれません。

棟方志功

作家名:棟方志功
生没年:1903年〜1975年
代表作:『釈迦十大弟子』『東北経鬼門譜』

棟方志功は、明治時代から昭和時代にかけて活動していた版画家です。
希代の変人として有名ですが、世界的な知名度を誇り、版画の巨匠とも呼ばれています。
代表作の『釈迦十大弟子』は、12作品からなる釈迦の十代弟子をモチーフにした版画で、ダイナミックな構図が特徴です。ほかにも作品によっては1,000万円以上もの価値を持っているものもあります。

さまざまなジャンルの版画を手がけた棟方志功ですが、中でも屏風作品は、非常に高い価値があるとされます。
もし、棟方志功の屏風作品が自宅にあった場合、数百万円を超えても不思議ではありません。

 

屏風を高価買取してもらうためのポイント

屏風を高価買取してもらうには「保管状態」「作家名」「年代」「付属品」の4つが大きく関わります。
まず、保管状態ですが、傷や汚れはもちろん、破れやカビがあるとマイナス査定です。
屏風や浮世絵などの絵画作品は、状態によるマイナス幅が大きく、著名な作品でも大幅な減額が予想されます。
修繕や清掃の必要はありませんが、ほこりを払う程度のメンテナンスはしておいたほうがよいでしょう。

作家名と年代については、落款を確認します。
屏風作品は、贋作も多く、また作家も多数存在します。
判別がつかない場合や、落款がない作品については、査定士に相談しましょう。
著名な作家の作品と判明すれば、買取金額は跳ね上がります。

付属品は、作品の説明書きや箱などを指します。
場合によっては、本物であると証明する材料にもなり得るため、付属品も大切に保管しましょう。

屏風買取は信頼できる骨董品買取業者へ相談を

骨董品を査定してもらう場合は、実績と評判のある業者への依頼をお勧めします。
悪質な業者だと、不当な買取価格の提示や、査定結果を偽るといったケースも考えられます。
実態のわからない怪しい業者は、依頼を避けましょう。
屏風を手放すことを考えている方はもちろん、その価値を知りたい方も、まずはプロの査定士へ相談してみてはいかがでしょうか。

 

 

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