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骨董品の壺は買取してもらえる?高額査定が期待できるポイントとは

自宅や実家に何気なく置いてある壺が、実は大変値打ちのある骨董品だったら。
誰しも一度は考えたことがあるかもしれません。
骨董品としての壺は、壺の作者や作られた年代・歴史、有名産地のものなど、さまざまな要素により価値が決まります。
専門の業者に相談することで、自宅に眠る壺が実は値打ちものだったことが判明する可能性もあるのです。

 

自宅に眠る壺…骨董品かもしれません

自宅に昔から何気なく飾られている壺や、倉庫にいつからあるのかわからない壺などはありませんか。
壺は伝統的な工芸品であり、美しい形や色彩で見る者を惹きつけ、美術品としての価値が高いものもあります。そして、あなたの自宅に眠る壺にも、骨董品としての価値があるかもしれません。
もしも、骨董品として高い価値を持つ壺であれば、高額で買取してもらえる可能性は高いでしょう。しかし、自宅にある壺に骨董品価値があるかは、素人目にはわかりません。
そのようなときは、専門の買取業者に査定を依頼し、適正価格を見積もりしてもらうのがおすすめです。無料での査定や出張買取を行ってくれる業者もあり、気軽に相談できるため、試しに自宅の壺を査定してもらってはいかがでしょうか。

 

高価買取が期待できる壺とは

骨董品店で高価買取してもらえる壺とは、どのような壺なのでしょうか。
壺は工芸品であり芸術品でもあるため、有名な産地や作者による壺は、高い買取価格がつく可能性があります。
また、特定の時期や場所で作られた作品のように、希少性によっても高値がつく場合があります。

作家物の壺

作家の知名度や評価が高いほど、その作品である壺の買取価格が高くなるのは間違いありません。
人間国宝に指定された作家や、人気の高い作家の作品は、ときに数百万円の値段がつくものもあります。

酒井田柿右衛門

酒井田柿右衛門は、有田焼の名門である酒井田家で江戸時代から350年もの間、代々受け継がれている名跡です。
磁器の素地に、色彩豊かな花鳥の絵柄を焼き付けるスタイルは、柿右衛門様式として誰もが知るところでしょう。
14代目の酒井田柿右衛門(1934年〜2013年)は、人間国宝に認定されています。現在は、14代目の長男が15代目酒井田柿右衛門を受け継ぎ、有田の柿右衛門窯は健在です。

酒井田柿右衛門の壺は、有田焼(佐賀県有田町で作られている磁器)の伝統が受け継がれており、江戸時代には中国やヨーロッパでも高い評価を受けました。

酒井田柿右衛門の名は、日本だけでなく海外でも有名で、特徴的な絵柄は時代とともに多様に変化しています。

徳田八十吉

徳田八十吉は、100年以上も受け継がれてきた九谷焼の名跡として有名です。
歴代の中でも、特に高い評価を受けた三代目徳田八十吉は、1997年に人間国宝に認定されています。
徳田八十吉の作る壺は、主に九谷焼という磁器で作られています。
九谷焼には、白磁や染付・色絵など多彩な技法が用いられますが、徳田八十吉はそれらの伝統を受け継ぎながらオリジナルの作風を完成させました。
三代目徳田八十吉の作品は、配色のみで作品に彩を与える「彩釉」の技法が特徴的です。また、一般的な九谷焼よりも高い温度で焼き上げているため、独特の色味が深い味わいを生み出しています。
三代目徳田八十吉の代表作である『黎明』では、三代目自ら「耀彩」と名付けた独自の技法で、朝日と夜空のグラデーションが見事に表現されています。

井上萬二

井上萬二は、1929年に有田焼で知られる佐賀県有田町の窯元に生まれ、若いころは酒井田柿右衛門の窯で働き、腕を磨きました。
その後、初代・奥川忠右衛門に師事して白磁の技法を高め、1958年には県立窯業試験場の技官になり、人間国宝認定や紫綬褒章を受けるなど目覚ましい活躍を遂げています。

井上萬二の壺は、白磁(純白の磁器)や染付・色絵などさまざまな技法が用いられた有田焼で作られていますが、有田焼の中でも井上萬二の作品は独特です。伝統的な有田焼の技法を受け継ぎながら、白磁の美しさを一層際立たせるために、一切の色や模様を使わない無色の仕上げを追求しています。

金城次郎

金城次郎は、1912年に沖縄県那覇市で生まれた著名な陶芸家であり、琉球陶器の分野で人間国宝に認定された人物です。
金城次郎は、13歳の頃に陶芸家・新垣栄徳に弟子入りし、そこで出会った陶芸家で人間国宝の濱田庄司から、日々の暮らしの中で使う物に潜在する美しさである「用の美」という着想を得ました。

金城次郎は、実用性と美的価値の両方を目指し、華美な装飾は好まず素朴で温かみのある美しい壺や食器を作り続けました。
金城次郎の作った壺は、沖縄の伝統的な陶器である「琉球陶器」であり、作品に描かれた海老や魚が笑っているかのようだとの評価も受けています。

魚や海老を作品によく取り入れた金城次郎は、2004年に亡くなるまでに沖縄県功労賞や勲四等瑞宝章などを受けました。

エミール・ガレ

エミール・ガレ(1846年〜1904年)は、1890年頃から起こったアール・ヌーヴォー運動を象徴するフランスの工芸家です。
エミール・ガレは、ガラス製品や陶磁器・家具の設計で知られており、独特な美術スタイルと革新的な技術で高く評価されています。その作品は、日本やほかのアジア文化から影響を受け、エミール・ガレ独特の「マルケトリ技法(異なる色・質感のガラスを組み合わせて複雑なパターンを形成する)」や「パチネ技法(ガラス表面に特殊な錆色や曇りを与える)」へとつながっていったのです。

エミール・ガレの作品は、日本での人気も高く、国内では長野県の北澤美術館で多くの作品を鑑賞できます。

河井寛次郎

河井寛次郎(1890年〜1966年)は、島根県で大工の家に生まれましたが、中学生時代に陶芸家を志し、東京工業大学の前身である東京高等工業学校で陶芸を学びました。
卒業後は京都市立陶器試験場にて、陶芸家・濱田庄司とともに釉薬の研究を重ね、1920年には自らの工房も構えます。
東洋の古い磁器の技法を用いた華麗な作品は、大いなる反響を呼びましたが、このころ河井寛次郎は、自分の作風へ疑問を感じはじめていました。
同時期に活躍していた柳宗悦の「用の美」という考えに触発された河井寛次郎は、日用の器に美を見出すこととなります。
河井寛次郎の作品は、日用の器としての機能美と、芸術的な美しさの両立が特徴です。
優れた作品を多数残しつつ、人間国宝や文化勲章などの栄誉をすべて辞退し続けた河井寛次郎は、無位無冠ながら非常に高い評価を受けています。

有名産地の壺

有名産地の壺は、その産地に特有の歴史や技法・希少性があり、高い価値が認められる場合も多いものです。
例として、「日本六古窯」と呼ばれる、越前・瀬戸・常滑・信楽・丹波・備前は、連携して日本遺産に認定されており、その産地の壺は、高価買取の対象となるケースがあります。

越前焼

越前焼は、福井県の越前地方、特に宮崎地区や織田地区で生産される陶器です。
越前焼の材料に用いられる土は鉄分を多く含み、暗めの色に黄緑色の釉薬が滴る美しさで知られています。

瀬戸焼

瀬戸焼は、愛知県瀬戸市を中心として生産される陶磁器の総称です。
瀬戸焼の歴史は古墳時代にまでさかのぼり、須恵器や埴輪を焼いた遠投窯が発祥とされています。
非常に多様な陶磁器が生産されており、焼物の代名詞として「せともの」の名称が広く浸透しているほどです。

常滑焼

常滑焼は、愛知県知多半島の常滑市を中心として作られている陶器です。
常滑焼が作られ始めた時代は古く、平安時代末期から約900年もの歴史があります。
常滑焼には鉄分を多く含んだ赤土を使い、焼成によって生じる独特の赤茶色が大きな特徴です。東京駅舎復元工事の際に、創建当時の赤レンガを再現するために、常滑焼のタイルが用いられました。

信楽焼

滋賀県甲賀市信楽を中心に作られる信楽焼は、たぬきの置物で有名です。
信楽焼に用いられる土は耐火性が高く、成形しやすい性質を持つため、大きな壺や置物を作るのに適しているとされています。
現代では、多様なデザインを取り入れた個性的な作品が多いのも特徴です。

丹波焼(丹波立杭焼)

丹波立杭焼は、丹波焼や立杭焼とも呼ばれ、主に兵庫県丹波篠山市の今田地区で作られています。
平安時代から続く伝統的な焼物であり、登り窯を用いて長時間高温で焼き上げることで、松の灰が自然釉となり、美しい色合いとなるのが特徴です。

備前焼

備前焼は、岡山県備前市周辺で主に生産されています。
同地域は、古墳時代から須恵器を焼いた歴史を持ち、伝統的な備前焼は釉薬を使用せず、一つとして同じ模様のない「窯変」と呼ばれる変化が特徴です。
窯変には、できあがる模様によって「胡麻」「桟切り」「牡丹餅」などさまざまな種類があります。

中国・朝鮮の壺

日本で作られた壺だけでなく、中国や朝鮮の壺にも高価買取を期待できるものがあります。
特に、李朝白磁や高麗青磁などは希少性が高く、骨董市場でも安定した人気を持つのが特徴です。

金属(金・銀・銅)の壺

金・銀・銅などの金属を材質として作られた壺には、骨董品としての価値だけでなく、金属そのものの価値があるため、高価買取の対象になるケースがあります。
金属の価格相場は、常に変動しているため、売りどきを見誤らないよう注意が必要です。

年代物の壺

年代物の壺は、古い方が希少価値が高く、買取価格も高額になる傾向があります。
特に、日本の六古窯や中国の唐代・宋代のものなど、高い骨董品価値を持つものが多く、高価買取が期待できるでしょう。
特定の年代に限って作られたものも、希少価値が高く、買取価格は上がる傾向にあります。

 

壺の骨董品価値は実績ある買取業者へ相談を

古くから工芸品・芸術品として扱われてきた壺には、骨董品や美術品としての高い価値があります。
自宅や実家に眠っている壺があれば、プロの買取業者に依頼して、適正な骨董品価値を見てもらってはいかがでしょうか。
実績ある買取業者へ相談し、プロによる査定を受けてみることで、思わぬ高価買取につながるかもしれません。

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