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常滑焼 買取 | 高額買取が期待できる条件や買取業者は?

常滑焼は価値ある骨董品

常滑焼は、伝統ある陶器で、基本的には職人が一つひとつ丁寧に作り上げています。
生産の地である常滑には、招き猫や土管が並び、レンガで作られた煙突といった景観を楽しめるやきもの散歩道があります。
常滑焼に興味を持って、生産地を訪れたいと感じた方は、ぜひ現地で散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。

使い込むことで味わいの増す、常滑焼とは

常滑焼とは、日本の伝統工芸品の一つで、愛知県の知多半島中央部の伊勢湾に面した常滑市を中心に作られている製品です。
酸化鉄を多く含んでいる朱泥と呼ばれる土を使用しており、赤褐色の独特の風合いに焼きあがる特徴があります。
そのため常滑焼は昔、赤物とも呼ばれていました。
釉薬を使用しない素焼きで製作されるのが一般的で、焼成温度が高いため固く締まり、素焼きでありながら強度に優れている点も特徴の一つです。

骨董品として価値の高い常滑焼

常滑焼の歴史は、約900年前の平安時代末期までさかのぼります。
当時、酒や油などを貯蔵するための壷や鉢、かめなどが焼かれており、この時代に焼かれたものは、古常滑と呼ばれています。
室町時代に入ると、常滑で製作された壷やかめなどの大きな器は、船で日本全国に輸出されるようになりました。
江戸時代以降は、以前から製作されていた真焼けと呼ばれる高温で焼き締めた吸水性の少ない焼き物のほかに、赤物と呼ばれる低温で焼いた吸水性のある赤褐色の焼き物も製作されるようになりました。
明治時代には、欧米の技術を取り込み機械化され、常滑焼が大量生産されるようになります。
技術も高まったことで製作できる焼き物の種類も増え、質の高い常滑焼が製作できるようになりました。
また、常滑焼は2017年に日本遺産へ登録されています。

有名な常滑焼作家

愛知県常滑市を中心に製作されている常滑焼には、優れた職人が多く存在します。
常滑焼の買取を検討するとき、有名作家であるか確認できるようにするためにも、代表的な作家の名前や概要を知っておくとよいでしょう。

森下宗則

森下宗則は、1954年、愛知県常滑市生まれの職人で、朱泥の急須や湯のみを多く製作しており、桜や梅などの花や幾何学文様を彫った美しい作品が特徴です。
1981年には、第10回長三賞陶業展最高賞を受賞、2000年には、第29回長三賞陶業展・長三賞受賞、2003年には、第17回日本煎茶工芸展にて日本煎茶工芸協会賞を受賞するなど、数々の優れた作品で結果を残しています。

吉川雪堂

吉川雪堂は、精巧な急須を製作する常滑焼職人で、遠方から雪堂の急須を求めて常滑を訪れる人がいるほど、人気を集めています。
一般的な急須は、遠目から見たときはきれいでも、よく見ると細かな線や凹凸が入ってしまっています。
雪堂の作品は、無地でシンプルな急須で、一見特徴があまりないように感じますが、近くで見てみても凹凸や線が一切ありません。
高い技術によって、滑らかで美しいフォルムの急須を製作しており、この精巧さは唯一無二といわれています。

三代 山田常山

三代 山田常山は、1924年、愛知県常滑市生まれの職人で、1946年から二代 山田常山である父に師事します。
1961年に三代を襲名後、フランスで開かれた第3回ビエンナーレ国際陶芸展で名誉最高大賞を受賞しています。
日本でも、日本陶磁協会賞を受賞し、数々の功績を残しました。
さらに、1994年には朱泥急須で愛知県指定無形文化財保持者に指定され、1998年には常滑焼の急須で、愛知県初となる人間国宝に認定されました。

山田宝生

山田宝生は、1950年、愛知県常滑市生まれの職人で、1971年に宝生陶房を設立し、常滑焼を製作。
1987年には、第一回日本煎茶工芸展にて文部科学大臣奨励賞を受賞し、第三賞陶芸展では入選を果たしています。
宝生が製作した急須は、細かく彫刻された花鳥風月のデザインが有名で、端正でこだわりのある作品が特徴です。

自宅にある常滑焼を高く売りたい

自宅の大掃除で常滑焼が発見されたとき、どのくらいの価値があるのか知りたい方も多いでしょう。
有名作家や年代物の常滑焼を知っておくと、査定価格を確認するための判断材料になります。

高価買取が期待できる作家物や年代物の常滑焼

常滑焼は、ほかの焼き物と同様に、有名な作家が製作した作品ほど価値が高い可能性があります。
製作した作家を知るためには、落款や銘、共箱、作品の底などに名前が記されていないかチェックしましょう。
また、多少保存状態がよくなくとも、年代物であれば高い価値が付く可能性があります。
まずはどのようなものでも査定に出すことをお勧めします。

ひびや欠けは自分で直さない方がいい

常滑焼は、ほかの焼き物や骨董品と同じように、保存状態がよいほど高価買取が期待できます。
しかし、ひびや欠けがあるからといって価値がゼロになるわけではありません。
有名作家の作品や年代物は、それだけで価値が高いため、傷みがあっても高値での買取が期待できるでしょう。
そのため、ひびや欠けは修理せず、一度査定に出して価値を把握しましょう。

鑑定が難しいからこそ信頼できる買取業者へ相談を

常滑焼の価値を正しく判断するためには、骨董品や焼き物に関する専門的な知識が必要です。
素人目で価値を判断するのは難しいため、価格を知りたい場合は、実績や経験が豊富な査定士に査定を依頼しましょう。

急須から置物まで…日常になじむ常滑焼

常滑焼は、日常的に使用される食器だけではなく、急須や置物までさまざまな作品があります。

誰もが一度は目にしたことのある急須

常滑焼は、強度に優れている焼き物で水が漏れにくいため、急須に適しているとして江戸時代後期から製作されるようになりました。
また、常滑焼の急須を用いると、お茶の味がまろやかになるともいわれています。
これは、土に含まれている鉄分が、お茶のタンニンと反応して、渋みを打ち消すためです。
急須によって用いる土の配合が変わり、作品が違えばお茶の味も変化するため、淹れてみて初めて味がわかるという楽しみもあります。

実は招き猫もたくさん

常滑焼は急須で有名ですが、招き猫も数多く製作されており、常滑系と呼ばれています。
招き猫製作の始まりは、江戸時代後期ごろといわれており、常滑の招き猫は、大きな丸い目と二頭身のフォルムが特徴的です。

常滑焼の高価買取は実績ある買取業者へ相談を

常滑焼は、現在でも職人が丹精込めて手作りしている作品が多くあります。
急須や招き猫など多彩なジャンルの作品が製作されており、有名作家が作ったものであれば、高価買取が期待できるでしょう。
常滑焼の価値を適切に査定してもらうためには、骨董品や焼き物に関する知識が豊富な査定士への依頼がお勧めです。

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