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越前焼 買取 | 骨董品価値の高いものは高額査定も

自宅の整理をしていると、覚えのない焼きものが出てくることもあるでしょう。
それは、もしかしたら有名な作家が製作した備前焼かもしれません。
備前焼をはじめとした陶磁器類を処分するなら、売却も検討しましょう。
作品によっては、高額査定が期待できるため、まずは信頼のおける査定士への査定依頼がお勧めです。

越前焼は価値ある骨董品

越前焼は、現在でも素朴で頑丈かつ風情ある日用品として、人々に親しまれています。
古くに製作された越前焼で、歴史的価値のある作品は、骨董品として高価買取が期待できるでしょう。
現代でも越前焼は、温かみのある土と灰釉の味わいが美しい民芸品としての魅力を持っており、古くからの伝統を守りながら多くの人々に引き継がれています。

温かみがあり素朴な、越前焼とは

越前焼とは、福井県中北部の越前町を中心に製作されている陶器を指しています。
越前焼は主に、壺・甕・すり鉢の3器種をメインに、生活雑器として使用されていました。
使用される土には、鉄分が多く含まれているのも特徴の一つで、耐火性が強い製品です。
鉄分により表面が赤黒・赤褐色の焼き上がりとなり、土が焼き締められます。

これらの特性により、越前焼は水漏れが起こりにくいため、水やお酒、藍染といった染色液の保管などに用いられていたほか、穀物の貯蔵や保存にも適しています。

骨董品として価値の高い越前焼

越前焼の歴史は古く、焼きもの自体の起源は約1300年前までさかのぼるといわれています。
越前町の産地としての始まりは、約850年前の平安時代末期ごろです。
もともとは、須恵器を製作していた地域ですが、平安時代末期に常滑の技術を導入し、焼締陶の製作が行われるようになっていきました。
現在、越前陶芸村のある越前町小曽原で最初の窯が築かれ、その後、熊谷・平等など各丘陵地に広がっていったそうです。

常滑焼から伝播した越前焼

越前焼に似ているといわれている常滑焼は、東海地方で製作されている製品です。
もともと北陸の越前焼は、広大な白山連峰の反対側に位置している常滑焼に強い影響を受けたといわれています。
そのため両者は非常に似ており、鎌倉時代に作られた2つの作品を見比べてみても、外形から区別するのは難しいといわれるほどです。

越前焼と常滑焼を区別するためには、壺や甕の内面の継目を確認する必要があります。
成形は、輪積み成形かつ数段を継ぎはいで作られますが、越前焼は丁寧になでられているのに対して、常滑焼は粘土同士の継目が粗い特徴があります。

室町時代の作品になると、越前焼は地域独特の個性がみられるようになり、口造りで常滑焼との違いが表れてくるようです。
常滑焼は、口の折り返しがきつくN字形であるのに対して、越前焼は、上に折り曲げるだけのシンプルな構造をしています。

また越前焼には、壺や甕、すり鉢の内部にヘラ描きされた文様である刻文があり、種類や量が多い特徴があります。
初期の作品に入っている文様は、宗教上の印形のようなものと推測されていますが、桃山時代以降は、窯印として入れられていたそうです。

自宅にある越前焼を高く売りたい!

自宅の大掃除をしていると、思わぬ掘り出しものが見つかることもあるでしょう。
もし、自宅から越前焼が発見されたら、処分方法を決める前に価値を知りたいと考える人もいます。
価値の高い作品であれば、買取を依頼するケースもあるでしょう。

高価買取が期待できる作家物や古越前焼

越前焼は、ほかの焼きもの同様に、有名作家が製作した作家物や昔に作られた古越前焼などであれば、高価買取が期待できます。
また、越前焼の価値を知るための手がかりとして「印」があります。

越前焼には基本的に装飾が施されませんが、鎌倉末期以降では押印が装飾的に使われているのです。
線のみで構成された格子目や菊花文、「大」「本」などの文字をあわせたものがあり、江戸時代まで利用されました。

また、装飾とは異なりますが、鎌倉時代の終わりごろから室町時代の始めにかけては、壺底に「下駄印」や、記号のような「窯印」、宗教印形としても用いられる「刻文」などがみられます。
越前焼が製作された時代や価値を知るためには、多彩な「印」をチェックしてみるとよいでしょう。

保存状態が良ければ、さらに高額査定の可能性も

越前焼を高価買取してもらうためには、作られた時代や作家が誰であるかとともに、保存状態も大切な要素です。
作品に割れや欠けがあると、マイナス評価を受けやすいでしょう。

ただし、割れや欠けがあるからといって価値がゼロなわけではありません。
有名な作品や古くに作られた作品であれば、多少保存状態が悪くても、高額査定を十分期待できます。
そのため、手元にある備前焼が少し傷ついていても諦めず、まずは一度査定に出してみましょう。

その業者は信用できますか?

越前焼を売却するときは、信頼できる業者選びをしましょう。
越前焼は、骨董品や美術品のような扱いとなるため、骨董品関連の知識が豊富な業者への依頼がお勧めです。
また、買取実績が豊富な業者も、適切な査定をしてくれる可能性が高いといえます。
知識や経験の少ない業者に依頼してしまうと、越前焼の適切な価値を把握していないケースがあります。
相場よりも低い価格での引き取りになる可能性もあるため注意が必要です。

お勧めできない処分方法は、以下の通りです。
・リサイクルショップ
・不用品回収業者
・遺品整理業者
・ネットオークション
・フリマアプリ

越前焼を売るなら、知識や経験が豊富な骨董品買取業者に依頼しましょう。

現代の生活にも根付く、越前焼

備前焼は、味わい深い見た目も魅力的ですが、強度の高さもメリットの一つです。
水漏れが起こりにくいため、古くから水瓶として利用されてきました。
現在では、茶碗や皿など一般的な食器類だけではなく、コーヒーカップやワインカップなども作られています。
和食で利用するイメージが強い備前焼ですが、洋食のシーンでも利用しやすい製品も増えています。

越前焼は、瀬戸焼の登場により江戸時代中期ごろから少しずつ勢いを失っていきました。
明治時代には、勢いを取り戻そうと信楽や瀬戸、美濃、九谷などから陶工を招いて食器や花瓶作りを始めたり、磁器や色絵陶などを取り入れたりもしましたが、どれも定着せず、明治の終わりから大正時代にかけて、多くの窯元が廃業に追い込まれました。

しかし、越前焼は戦後に再び注目を集めるようになります。
日本六古窯の一つとして数えられるようになったことや、越前陶芸村の建設によって全国から多くの陶芸家が集まってきたことなどがきっかけとなり、多くの人から人気を集めるようになりました。
現在では、焼締陶の伝統を守りながらも、新しい作品を生み出そうと試行錯誤が繰り返されています。
現在でも人気の高い越前焼は、製品の種類や品質によっては高価買取が期待できるでしょう。

備前焼の高価買取は実績ある買取業者へ相談を

素朴でシンプルなデザインが特徴の備前焼を売却したいと考えている方は、買取実績が豊富な業者へ相談しましょう。
越前焼は、自然釉がみられることや、鉄分の多い土を用いるため、赤褐色から黒色までさまざまな変化を見せてくれることが魅力の一つです。
所有している備前焼の保存状態を確認し、割れや欠けが少なく品質が良好であれば、高額査定も狙えるかもしれません。
まずは、一度経験豊富な査定士に査定を依頼しましょう。

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