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今後、骨董品価値が高まる可能性のある万博グッズ
2025年 4月13日~2025年10月13日の6か月間、大阪府で万博が開催されます。
日本での開催は、2005年に愛知県で開催された「愛・地球博」以降20年ぶりのため、現在、政府や大阪府が中心となって準備を進めているところです。
今回開催される「大阪・関西万博」の影響を受け、1970年開催の「大阪万博」で販売されたグッズが、今、注目を集めています。
大阪万博記念硬貨と買取相場
1970年 3月~9月の6か月間、大阪府で「大阪万博」が開催されました。
とくに有名なのは、戦後の日本を代表する芸術家の1人である岡本太郎作の『太陽の塔』であるといえるでしょう。
大阪万博では、さまざまな記念グッズが販売されており、2025年開催の「大阪・関西万博」の影響を受け、それらの買取価格が高くなるかもしれないのです。
大阪万博記念硬貨メダルの3点セット
大阪 万博記念硬貨メダルの買取相場額は40,000円~50,000円前後です。
大阪万博記念硬貨メダルは、金メダル・銀メダル・銅メダルがセットになっているグッズで、金メダルには純度75%以上の金が使用されています。
メダルには、大阪万博の象徴マークであった桜の花とEXPO70の文字が刻印されており、裏面デザインは当時活動していた有名デザイナーたちが施したデザインが、それぞれのメダルに描かれています。
ミントセット
ミントセット の買取相場額は、数百円~2,000円前後です。
大阪万博で販売されたミントセットは、海外在住の外国人向けに販売されたもので、当時の価格で2米ドル 、当時の日本円価格では約720円で販売されました。
ミントセットの内容は、当時流通していた1円・5円・10円・50円・100円硬貨と、大阪万博記念硬貨である白銅貨(100円)がそれぞれ1枚ずつのセットです。
販売数が限られていたため、価値が高くつけられています。
大阪万博記念プラチナメダル
大阪 万博記念プラチナメダルの買取相場額は、80,000円~数十万円程度です。
このメダルは、純プラチナが使用されているため、ほかのメダルよりも価値が高くつけられています。
また、万国博統一の象徴マークがパリにある万国博国際事務局で定められた記念として制作されたメダルであり、日本初の公式メダルでもあります。
大阪万博記念硬貨の買取価格を下げないためのポイント
大阪 万博記念硬貨を少しでも高値で買い取ってもらうためには、保管方法に注意を払うようにしましょう。
大阪万博記念硬貨は、販売されてから約55年の時を経ています。
そのため、傷がつきやすく、変色しやすい状態です。
保管には硬貨のサイズに合ったケースを使用し、汚れを取る際は研磨剤を使用しないようにしましょう。
また、硬貨の付属品がある場合、併せて査定に出すと買取額アップが期待できます。
そのため、付属品の取り扱いにも注意しましょう。
日本万国博覧会記念切手と買取相場
日本 万博博覧会切手は、1970年開催の「大阪万博」を記念して販売された切手です。
この切手は、記念硬貨や記念メダルのような高値がつくわけではありませんが、販売当時の価格を上回る金額で買取される可能性があります。
日本万国博覧会1次小型シート
日本 万国博覧会1次小型シートの買取相場額は、300円~350円程度です。
この切手は、大阪万博開催月である3月に発売されました。
江戸時代に活躍した尾形光琳の『カキツバタの花』や、地球と桜などのデザインが施されています。
日本万国博覧会2次小型シート
日本 万国博覧会2次小型シートの買取相場額は、300円程度です。
大阪万博開催から3か月程度過ぎた6月より発売されました。
2次シートには、江戸琳派の祖である酒井抱一の『夏秋草図』や、パビリオンの会場を写したデザインなどが施されています。
日本万国博覧会記念切手の買取価格を下げないためのポイント
日本 万国博覧会記念切手の買取価格を下げないためには、保管方法に注意が必要です。
紙でできているため、ケースやファイルなどに入れておかなければシミや破損、汚れがつきかねません。
また、シートで所有している場合、シートのほうが買取価格が高くなるため、切り離さずに保管しましょう。

