日本政府 から功労者に授与される勲章や、限定制作された記念バッジを所有している方の中には、その処分方法に頭を悩ませている方もいることでしょう。
とくに、勲章の種類によっては、その希少価値の高さから、高額買取が期待できるものも存在します。
そのため、処分に迷っているならば、買取の検討がお勧めです。
目次
記念バッジ(勲章)の買取価値をチェックするポイント
勲章 を含む記念バッジの買取価値は、市場に出回っている数や、勲章や記念バッジの損傷具合によって異なります。
まずは手元にある勲章や記念バッジの流通数や損傷具合を確認してみましょう。
流通数が少なく希少性が高いか
勲章 の中には、授与される人が限られており、市場になかなか出回らないものがあります。
具体的には大勲位菊花章や桐花大綬章などがこれにあたります。
また、戦前~戦中の勲章は、所有している人が少なかったり、戦後廃止された勲章が存在していたりなど、流通数の少なさのみならず、歴史面での希少価値が高いため、高額での買取が期待できるでしょう。
損傷や変色がないか
勲章 に損傷や変色が見られる場合、その価値が下がってしまいます。
とくに、古いものは塗装のはがれや変色が激しい場合もあり、そのような勲章は、本来つけられる買取額より低い金額をつけられる可能性があります。
そのため、手元にある勲章に損傷や変色がないかよく確認しておきましょう。
記念バッジ(勲章)の買取価格をアップさせるコツ
記念 バッジや勲章を買取してもらう際、保管方法や付属品の有無によって買取額が変わります。
そのため、保管方法や付属品には注意を払うようにしておきましょう。
きれいな状態で保管しておく
記念 バッジや勲章は、傷や汚れがつかないよう十分注意し保管するようにしましょう。
記念バッジや勲章は、経年劣化により傷がつきやすい状態です。
そのため、適当に保管していると傷やひび割れの原因につながってしまいます。
また、長い間ケースに入れず保管していた場合、汚れやほこりが付着していることもあります。
傷や汚れは記念バッジや勲章の買取価値を下げてしまうため、保管方法に注意することが大切です。
付属品がある場合は揃えて査定依頼する
勲章 には、さまざまな付属品が勲章と一緒に授与されているため、その付属品も併せて査定に出しましょう。
勲章の付属品には、勲章を保管する箱や勲章の証明である勲記と呼ばれる用紙などがあります。
付属品があることで、さらなる買取額アップが期待できるのです。
買取が期待できる記念バッジ(勲章)の種類
勲章 は、その種類によって買取額が左右されます。
そのため、所有している勲章の種類を知っておくことで、ある程度の買取額が予想できるでしょう。
旭日章
我が国 初の勲章である旭日章は、社会活動の中でもとくに功績を残した人に授与される勲章です。
旭日章は6つの等級に分けられており、等級が上がるほど授与者が限られます。
旭日章の買取額は等級によって異なり、数千円~30万円前後が相場価格です。
瑞宝章
瑞宝章 は旭日章と授与対象者が似ていますが、その中でも瑞宝章は、公務における功績をたたえる勲章です。
瑞宝章も旭日章同様、6種類の等級に分けられ、等級が上がるほど授与対象者の数が減少します。
瑞宝章の買取相場価格は、数千円~20万円前後が相場価格であり、等級によって買取額が異なります。
金鵄勲章
金鵄勲章 は、現在廃止された勲章の1つで、軍人に授与される勲章でした。
金鵄勲章は、戦争において功績を挙げた人にしか授与されなかったため、当時の軍人には名誉ある勲章とされていました。
しかし、1947年に金鵄勲章は廃止されています。
そのため、価値が高く、買取相場価格は数千円~数百万円にまで上ります。
ほかにも買取が期待できる記念バッジはある
勲章 のほかにも、限定制作されたバッジの中には買取が期待できるものもあります。
買取が期待できる記念バッジの種類は、オリンピックバッジやワールドカップのピンバッジ、鉄道開業記念バッジなどです。
自宅に眠る記念バッジの処分に迷っているならば、買取の検討がお勧めです。

