泥絵 は、江戸時代末期にうまれた大衆絵画です。
当時は土産物として広く親しまれた作品でしたが、その中にはレベルの高い絵画もあり、有名な作家や構図によっては高値で買い取られる作品が多くあります。
自宅や実家にある泥絵の処分に困っている方は、高価買取してもらうポイントを知っていただき、一度査定を受けてみてはいかがでしょうか。
目次
泥絵(胡粉絵)の買取依頼を検討中ですか?
自宅や実家の断捨離や整理していると、泥絵をみつけてどのように処分したらよいか悩むことはありませんか。
そのまま捨てるのはもったいない、しかし自宅に飾る場所もないという方は、買取業者に依頼するのがお勧めです。
お手持ちの大切な泥絵を、適正な価格で買取業者に査定してもらえるためのポイントや業者を選ぶ際に重視したい点などを把握し、高価買取を目指しましょう。
いつの時代も泥絵(胡粉絵)は人気
泥絵は、江戸時代末期にうまれた大衆絵画です。
泥絵は顔料に粉糊を混ぜた安価な絵具を使用しており、お土産物としても当時の人から広く親しまれる絵画でしたが、その中でもレベルの高い絵画も出てくるようになりました。
時を経たいまでも、コレクターや愛好家からの需要は高く、買取市場でも注目されています。
自宅に眠る泥絵(胡粉絵)はありませんか
自宅やご実家で眠っている泥絵がある方は、専門の買取業者に査定依頼を出すのがお勧めです。
泥絵は、絵の構図や保存状態によっては高価買取をしてもらえることもあります。
専門買取業者にお願いすることで、自宅やご実家で処分に困っていた泥絵が高価なお宝になる可能性があるかもしれません。
泥絵(胡粉絵)の魅力と特徴
泥絵では、顔料に胡粉を混ぜた安価な絵具を使っているため「胡粉絵」ともいわれています。
絵具の重い質感から西洋の油絵にも見立てられました。
泥絵は、風景画や大名屋敷を画題にしたものが多くあります。
また泥絵の絵具が西洋の油絵に見立てられたことから、洋風の構図や西洋をテーマにした作品が多いのも、泥絵の特徴です。
泥絵(胡粉絵)の原材料
胡粉は、ホタテや牡蠣、ハマグリなどの貝殻から精製される白色の粉末顔料で、その主成分は炭酸カルシウムです。
羽絵惣で取り扱っている胡粉は、北海道産のホタテ貝を100%使用しており、非常に純度が高く、品質にも優れています。
天然素材から作られた柔らかな白色は、お雛さまや御所人形、能面の仕上げにも古くから使用されており、伝統的な工芸品の美しい仕上げに欠かせない存在です。
泥絵(胡粉絵)の代表作品
泥絵には、以下のような代表作品があります。
・『吉原』 司馬雲坡
・『江ノ島』 司馬雲坡
・『和歌浦』 北雪
泥絵(胡粉絵)を高価買取してもらうためのポイント
泥絵を高価買取してもらうためには3つのポイントがあります。
・有名作家の作品かチェック
・保存状態が悪くならないように気にかける
・付属品があれば一緒に査定する
手元にある泥絵が該当しているのか一緒に確認してみてください。
有名作家の作品かチェック
泥絵の買取においても「有名な作家」であるかは重要なポイントです。
有名作家や人気な作家であれば買取価格も高くなります。
しかし、ものによっては作家がわからないというものもあるでしょう。
その場合は、専門の買取業者に見てもらうのがお勧めです。
作家の記載がなくても、専門の買取業者に見てもらうことで、実は有名作家や人気の作家の泥絵という可能性もあります。
保存状態が悪くならないよう気にかける
高値で買取してもらうためには「保存状態」も大切なポイントです。
破れやカビ・汚れがあると、それだけで買取価格は下がってしまいますが、保存状態がよければ、高価買取が期待できます。
特に、泥絵は江戸時代末期のものが多いため、時代を経ているものばかりのため保存状態がよいと希少価値も高まりやすくなります。
保存状態を悪くしないためにも、
・箱に入れて保存する
・湿度の高い場所は避ける
など、傷やカビを防ぐよう気にかけましょう。
付属品があれば一緒に査定依頼する
「付属品」があると高価買取してもらえる可能性が高くなります。
例えば、作品をおさめるための箱(共箱)や額縁・鑑定書・保証書などが付属品です。
特に、保証書や鑑定書・作者のサインがある共箱は、作品の作者を証明してくれる大切なもののため、査定時には重要なポイントになります。
以上のような付属品があると、再販がしやすく高価買取になりやすいため、付属品も大切に保管し、一緒に査定するのがお勧めです。
高価買取が狙える業者の選び方
高値で買取してくれる業者の選び方には3つのポイントがあります。
・泥絵(胡粉絵)の実績が豊富な業者を選ぶ
・骨董品を専門に取り扱う業者を選ぶ
・ネット上の口コミも確認する
これから買取業者を探そうとしている方は、ぜひチェックしてみてください。
泥絵(胡粉絵)の実績が豊富な業者を選ぶ
泥絵(胡粉絵)を売る場合、泥絵の買取・販売実績が豊富な業者を選ぶと高値での買取をしてもらいやすくなります。
泥絵は査定するのが難しいだけではなく、ブランド品や貴金属のように多くの人に需要があるものではありません。
そのため、専門的な知識をもって査定できるだけでなく、コレクターや業者とのつながりのある業者を選びましょう。
専門的な知識があり、また買取の実績も多い業者であれば、適正価格で買い取ってくれ、さらに販売ルートが多数あるところであれば、価格を上乗せしてくれる可能性も高くなります。
買取業者のホームページなどから買い取り実績や販売ルートなどをチェックしておきましょう。
骨董品を専門に取り扱う業者を選ぶ
高値で買取してくれる業者を選ぶには、骨董品を専門に取り扱う業者を選ぶのもポイントです。
いまはフリマアプリやネットオークション・リサイクルショップなど、さまざまな場所で品物の販売が可能です。
しかし、フリマアプリやネットオークションは、高値で売れる作品を低価格で販売してしまう可能性があります。
また個人間の取引になるため、トラブルが生じる可能性もゼロではありません。
リサイクルショップは、他のものと一緒に売れるなどのメリットもありますが、専門知識のない人が査定するため、適正価格で売れない可能性が高くなります。
専門知識のある骨董品を専門に取り扱う業者に査定を依頼しましょう。
ネット上の口コミも確認する
泥絵を高価買取してほしい場合は、ネット上の口コミも確認しておきましょう。
・目の前で査定してくれた
・買取価格の説明をしてくれる
・他の店舗よりも高く買い取ってくれた
などの口コミがあると、高値買取してくれる可能性が高くなります。
一方で、以下のような口コミがあると、あまり良い業者ではないといえます。
・売る予定のない、他の貴金属も一緒に買取された
・買取価格の説明がない
・査定価格は一度持ち帰って返答したいといわれた
SNSやGoogleマップの口コミなどを事前にチェックしておくとよいでしょう。