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有名作家の骨董品を買取してもらおう

骨董品の中でも買取価格が高くなりやすいのが、作家物です。
特によく知られている有名作家や人気作家の作品であれば、高額買取が期待できます。
手放す予定の骨董品がある方は、買取業者へ相談してみましょう。

 

有名作家の骨董品は高額買取が期待できる?!

作家名は、骨董品の価値を決める大きなポイントの一つです。
有名作家が制作した骨董品は、驚くような価格で買取されることもあります。

有名作家の骨董品「作家物」とは

骨董品の中でも有名作家が制作したものは「作家物」と呼ばれ、買取価格が高くなる傾向にあります。
特に以下に当てはまる作家の作品は、高価買取が期待できます。

・コレクターに人気がある
・重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)
・文化勲章の受章者

作家物であるかどうかを調べる方法

作家名が明らかなら、作家物であるかどうかはすぐに分かります。しかし、作品によっては作家名が明記されていないこともあります。

作家物かどうかを知る手がかりの一つとなるのが、落款。落款とは、書や絵画に作者が残す署名や印鑑のことです。

骨董品に詳しい査定士は、落款を見ることで作家を判別できます。作家名が分からないものは、査定士に見てもらうことで価値が判明するかもしれません。

有名作家の骨董品は人気が高いぶん、贋作も多い?!

有名作家の骨董品は人気がある一方で、贋作に注意が必要です。
中には贋作と知らずに販売したり購入されていたりするケースもあります。

贋作は非常に精巧にできているものが多く、素人には見分けが難しいケースがほとんどです。作家物の骨董品を購入する際は、信頼できる店舗から購入したり、鑑定書つきの品物を選んだりするとよいでしょう。

 

高額買取が期待できる、人気の作家物

作家物の中でも、人気作家は特に買取価格が高くなることが期待できます。

横山大観

作家名:横山大観
生没年:1868年〜1958年
代表作:『無我』『霊峰飛鶴』

横山大観は、近代日本画の巨匠と呼ばれている画家です。
東京美術学校(現在の東京藝術大学)に入学した横山大観は、当時校長を務めていた岡倉天心と出会い、才能を開花させました。

横山大観の作品の特徴は、朦朧体と呼ばれる表現技法。枠線に頼らず色の濃淡だけで表現する技法は革新的なものでした。横山大観が生み出した新しい表現技法は、すぐには人々に受け入れられなかったため苦労することもありました。しかし、今では日本画の近代化に大きく貢献した作家として高い評価を受けています。

横山大観の作品は、肉筆画であれば100万円以上の価格がつけられることも珍しくありません。

頼山陽

作家名:頼山陽
生没年:1781年〜1832年
代表作:『日本外史』『泊天草洋』

頼山陽は、江戸時代後期の漢学者です。
大阪で生まれ、京都で活躍した頼山陽は若い頃から詩文に優れ、代表作の『泊天草洋』は傑作とされています。また、歴史書の『日本外史』は当時のベストセラーとなりました。

頼山陽は漢学者としての活動の傍ら、書や絵画なども残しています。特に、掛軸であれば数万円以上の査定が期待できるでしょう。

与謝蕪村

作家名:与謝蕪村
生没年:1716年〜1784年
代表作:『奥の細道図鑑』『十便十宜図』

松尾芭蕉、小林一茶と並ぶ俳諧として知られる与謝蕪村は、絵画の名手でもありました。俳句と絵画を織り交ぜた俳画は、与謝蕪村が確立したジャンルです。

松尾芭蕉が読んだ奥の細道に挿絵をつけた『奥の細道図鑑』や、池大雅との共作である『十便十宜図』が特に有名です。『十便十宜図』は国宝にも指定されています。

与謝蕪村の作品は、数十万円以上の査定が期待できます。
ただし、模写も多いため注意しましょう。

小林古径

作家名:小林古径
生没年:1883年〜1957年
代表作:『芥子』『鶴と七面鳥』

小林古径は、新潟県出身の日本画家です。
12歳から日本画を学んだ小林古径は、16歳で上京してから徐々に画壇で認められるようになりました。生涯のうちに何度も画風を変えながら、新古典主義を確立した画家の一人です。1944年に小林古径は、東京美術学校の教授となり、後進の育成にもあたりました。1951年には文化勲章を受賞。
掛軸であれば数万円以上の査定が期待できる作家です。

葛飾北斎

作家名:葛飾北斎
生没年:1760年〜1849年
代表作:『富嶽三十六景』『北斎漫画』

葛飾北斎は、江戸時代後期に活躍した浮世絵師です。
特に各地の名所名蹟を題材にした風景画が有名で、代表作の『富嶽三十六景 神奈川沖波裏』は世界的に知られています。特に大胆な構図や色使いは、海外の人々にも衝撃を与えました。ゴッホやドガなどの芸術家が、葛飾北斎の作品を収集したり、模写したりしていたと伝えられています。

葛飾北斎は、90歳近くで亡くなるまで創作への情熱を失うことなく、生涯に34,000点を超える作品を制作しました。
その中には、浮世絵版画だけでなく、肉筆画も多く含まれます。

酒井田柿右衛門

作家名:酒井田柿右衛門
生没年:1596年〜1666年(初代酒井田柿右衛門)
代表作:『色絵花鳥文大深鉢』

酒井田柿右衛門は、佐賀県の伊万里焼を代表する陶工です。
江戸時代初期の初代酒井田柿右衛門から数えて、現在は15代目が率いています。濁手と呼ばれる乳白色の地色、柿右衛門様式と呼ばれる暖色系の色彩で描かれた花鳥図などが特徴です。

作家物の陶磁器の中でも、特に高額査定が期待できる人気の作家です。

北大路魯山人

作家名:北大路魯山人
生没年:1883年〜1959年
代表作:『雲錦大鉢』『九谷風徳利』

北大路魯山人は、書、陶芸、料理、篆刻など幅広い分野で活躍した芸術家です。

京都で生まれた北大路魯山人は、はじめは書で有名になりました。しかし、その後30代で会員制の料亭を始めたことをきっかけに、料理に必要な器を求めて陶芸に夢中になります。北大路魯山人は、2度も人間国宝への認定を断ったというエピソードからも分かるように、自分の意思を貫いた生き方も人気の理由です。

生涯に20万〜30万もの陶芸作品を制作したと言われる北大路魯山人。
共箱のある茶碗や湯呑などは、数十万円以上の価値がつけられることもあります。

竹内栖鳳

作家名:竹内栖鳳
生没年:1864年〜1942年
代表作:『大獅子図』『アレ夕立に』

京都で活躍した画家の竹内栖鳳は、近代日本画の祖と呼ばれています。
四条派や狩野派、西洋画の技法も取り入れた独自の画風は、近代日本画の発展に大きな影響を与えました。横山大観とは画壇の双璧として「西の栖鳳、東の大観」と言われることもあります。特に動物画を得意とした竹内栖鳳は、今でも美術展に多くの人が足を運ぶ人気の作家です。

 

上記のほかにも多くの有名作家がいます。
骨董品の価値は需要によって変動することもあります。
まずは一度、査定士のいる買取業者へ相談してみてはいかがでしょうか。

 

人気作家の作品に多い「贋作」「模写」「工芸印刷」とは

人気作家の作品とされるものの中には、贋作や模写、工芸印刷が含まれることがあります。

贋作とは

贋作とは、美術品や骨董品を本物と誤認させることを目的として作られた偽物のことです。

本物でないことを明確にしている複製品と違い、贋作は買い手に本物だと信じ込ませることが狙い。もちろん、贋作だと知りながら販売することは違法です。しかし、販売者すら騙されてしまい、本物だと信じて売ってしまうことがあります。その場合は、販売者が罪に問われることはありません。

なお、贋作を買うことも基本的には違法ではないため、誤って購入したり所有したりしていても、法律上は問題ないと言えます。
とはいえ、本物だと思って買った骨董品が贋作だと分かれば大きなショックを受ける方が多いのではないでしょうか。

一般的に有名作家の作品ほど贋作が多くなります。
こうした作品については査定書などを確認してから購入することをお勧めします。

また、本物と見間違うほど精巧に作られていても、贋作には芸術作品としての価値はありません。基本的に買取してもらえないと考えたほうがよいでしょう。

模写(複製画・レプリカ)とは

模写とは、作者の許可を得た上で、元の作品を真似て作られた絵画のことです。
若い画家などが、練習のために有名作品を模写することもあります。
贋作との大きな違いは、作者が許可していることと、本物ではないと明らかにしていることです。

かつては模写に価値はないとされ、買取も断られることが少なくありませんでした。しかし、最近は技術向上により本物と遜色ないほど精巧に作られるものが多いことから、買取できるケースが増えています。その精巧さは、元の作品を保護するために模写を展示している美術品や博物館があるほどです。

模写の中でも特に限定部数のみ制作されたものは、希少性が認められるため、買取価格が高くなる傾向にあります。

工芸印刷とは

工芸印刷とは、スキャンした作品を本物同様に見えるように印刷した絵画や掛軸のことです。
油絵であれば紙の上にインクなどで凸凹をつけ、実際に絵筆で描いたように見せています。また、掛軸などではあえて古く見えるように加工されたものもあります。あらかじめ額に入っていることも多いため、骨董品を見慣れていない方は、本物と見間違えてしまうかもしれません。ただし、額から外して裏返すと、「印刷」などの表記があることが多いため、工芸印刷だと判断できることが多いでしょう。また、ゴッホの「ひまわり」のように誰もが知る有名作品の場合も、本物である可能性は低いため工芸印刷だと考えられます。
工芸印刷は、骨董品としての価値は低いため、基本的に値段はつきにくくなります。

人気作家の作品は「欲しいけれど本物は高くて入手できない」と考える方が多いため、贋作や模写、工芸印刷などが多く出回っているのが特徴です。贋作を含めてこれらの作品を入手することに法律上の問題はありません。自宅での鑑賞用として、あえて模写や工芸印刷を購入する方もいます。

ただし、本物でない場合、骨董品としての価値は低くなることを押さえておきましょう。特に、将来手放すことを考えるのであれば、デメリットを理解しておくことが大切です。

また、贋作や模写、工芸印刷かどうかは、プロの査定士でないと判断できないこともあります。ものによっては買取してもらえることもあるため、一度相談してみるのがお勧めです。

 

有名作家・人気作家の骨董品は高く売れるかも

作家物と呼ばれる有名作家や人気作家の骨董品は、高く売れる傾向にあります。ただし、作品を見ただけでは作家名が分からないこともあるため、まずは査定士に相談するのがお勧めです。価値の分からない骨董品だと思っていたものが、実は作家ものであることが判明するかもしれません。

また、有名作家の作品は贋作や模写、工芸印刷なども多いものの、場合によってはこれらも買取してもらえる可能性があります。
真贋がはっきりしないものも、一度相談してみるとよいでしょう。

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