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新千円札に浮世絵デザイン!海外から「Great Wave」と呼ばれる名作

新千円札のデザインに採用されたのは日本の浮世絵です。
葛飾北斎が描いた『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』は海外からの人気も高い作品で、新札の発表は日本国内だけではなく、海外でも話題になっています。

2024年、新千円札に浮世絵が!

現在、財務省が発表した2024年度から使用される1万円札、5千円札、千円札のデザインが話題に。
新千円札には、江戸時代に活躍した浮世絵師、葛飾北斎(かつしかほくさい)が描いた『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が採用されました。

『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』は、荒れ狂う海と大きな波、その後ろに見える富士山の構図が特徴的な浮世絵です。
今回一新される紙幣の図柄には、新元号の時代に引き継いでいきたい日本を代表する歴史や伝統、文化、美しい自然にちなんだ人物や作品が選ばれたそうです。

上記の選定理由から、青色の新千円札には、日本の象徴でもある富士山を描いた『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が採用されています。
葛飾北斎は、江戸時代を代表する人気浮世絵師で、現在もなお高い人気を誇っています。
また、日本国内だけではなく海外からも高い評価を受けており、葛飾北斎の名と『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』は、世界の芸術家に大きな影響を与えた浮世絵師・作品です。

 

2024年7月発行の新1000円札 裏面 には『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が描かれている
2024年7月発行の新1000円札 裏面 には『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が描かれている[出典:国立印刷局HP]

 

新札の発行日は、2024年7月3日に決定しています。
新千円札に描かれている『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』をきっかけに、浮世絵の存在を知り興味を持つ人もいるでしょう。
ぜひそこから、浮世絵を鑑賞したり購入したりと、日本の伝統的な芸術作品の楽しみを見つけてみてください。

日本だけではない!海外でも有名な『神奈川沖浪裏』

2024年度から一新される新札の中で、千円札のデザインとして採用された『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』。
日本で最も有名な絵画の1つであり、日本を象徴する富士山の絵が描かれています。
多くの日本人が一度は目にしたことがあるのはもちろん、海外でも非常に人気の高い作品なのです。

『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』葛飾北斎
『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』葛飾北斎

『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』には、大自然の脅威とそれに立ち向かう小さな人の姿、そして遠くに富士山が描かれています。
静と動、遠と近の鮮明な対比がテーマになっている浮世絵です。
この作品は、海外の有名芸術家にも大きな衝撃を与えており、画家であるゴッホは、弟のテオに宛てた手紙の中でこの浮世絵を絶賛しています。また、フランスの作曲家であるドビュッシーが、仕事場に『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』を掲げ、交響曲『海』を作曲したのは有名な話です。

海外でも高い人気を誇っている『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』。
ロンドンの大英博物館には、3枚もの『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』が所蔵されています。なぜ同じ絵が3枚も存在しているのか、疑問に感じた人もいるでしょう。

実は、『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』は肉筆画ではなく浮世絵版画であるためです。

浮世絵版画とは、浮世絵師が描いた原画を彫師が木の板に彫り、摺師がそれを紙に摺って制作されます。そのため、原画が描かれた版木があれば、何度も摺って量産することが可能です。ただし、何度も摺ると版木の状態が変化していき、最初と後半で違った印象の作品ができあがります。
さまざまなバージョンの作品が存在することは、制作された当時も人気が高かった証明ともいえるでしょう。
海外人気の高い葛飾北斎の作品には、多くのコレクターも存在しています。

 

海外からの反応もアツい!新千円札のGreat Wave

新千円札に採用された葛飾北斎の『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』は、海外では『Great Wave』の名で、大変人気を集めています。そのため、新札発表後に海外では、新札に選ばれた人物よりも、葛飾北斎の名や『Great Wave』が話題になったのです。
海外からの反応がアツい『Great Wave』を起用した千円札は、海外観光客の新しい定番土産にもなるかもしれません。

 

新千円札を手にした外国人観光客の反応も楽しみ

キャッシュレス化が進みつつある中、新札の話題はそれほど多くありませんが、葛飾北斎の人気を考えると、外国人観光客の反応も楽しみになります。
また、新札をきっかけに浮世絵に興味を持ち、購入や鑑賞を楽しむ人が増えることも期待できます。
新札に描かれた『冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏』の魅力を知り、実際の浮世絵も楽しんでみてはいかがでしょうか。

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