オリンピックグッズを売却しようかと悩んでいる場合、できるだけ高値での取引をしたいとお考えなのではないでしょうか。
オリンピックは、多くの人を巻き込み、感動を与えてくれる大きなイベントです。
そのオリンピックに関するグッズは、コレクターにとって高い価値をもつものであり、売却方法によっては高額査定が出ることも大いに考えられるでしょう。
もし、お手元に不要なオリンピックグッズがあれば、一度査定に出してみてはいかがでしょうか。
目次
骨董品価値のあるオリンピックグッズもある
買取ができるオリンピックグッズとしては、オリンピック記念硬貨を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし、オリンピックグッズとして買取可能なものは、オリンピック記念硬貨だけではありません。
たとえば、オリンピックのロゴが入ったジャンパーやユニフォーム、オリンピックに関する書類、パンフレット、チケット類、競技者が実際に使用した用具なども買取可能です。
各オリンピックで活躍した有名選手
各オリンピックで活躍した有名選手として、以下のような人たちがいます。
東京オリンピック
・三宅義信(ウエイトリフティング男子フェザー級)
・中谷雄英(柔道男子軽量級)
・遠藤幸雄(体操男子個人総合)
札幌オリンピック:
・笠谷幸生(スキージャンプ70m級)
・金野昭次(スキージャンプ70m級)
・青地清二(スキージャンプ70m級)
長野オリンピック:
・清水宏保(スピードスケート男子500メートル)
・里谷多英(フリースタイルスキー女子モーグル)
・船木和喜(スキージャンプラージヒル個人)
こうした選手にまつわるアイテムは、ファンやコレクターにとって特別な意味を持つため、需要が高いものもあるかもしれません。
日本開催のオリンピック記念硬貨
オリンピック記念硬貨とは、オリンピック開催を記念して発行される硬貨のことです。
オリンピック記念硬貨は、開催国や競技をモチーフとしたデザインで、それぞれに異なる図案であるため、コレクター人気が高い硬貨です。
東京オリンピック:1964年
1964年に開催された東京オリンピックは、日本で初めて開催されたオリンピックです。
実は、1940年に開催予定だった東京オリンピックでしたが、日中戦争の激化により開催が困難となり、1964年開催の東京オリンピックは、関係者にとって長年の悲願でした。
東京オリンピック記念硬貨が発行されると、窓口には硬貨を買うために多くの人々が長蛇の列をなすほど反響を呼び、人気の高い硬貨はすぐに品切れになりました。
札幌オリンピック:1972年
1972年に開催された札幌オリンピックは、アジア初の冬季オリンピックでした。
この札幌オリンピックも、上記の東京オリンピック同様、日中戦争の影響により開催を返上していた歴史があります。
札幌オリンピック記念硬貨としては、100円白銅貨とミントセットが発行されています。
ミントセットとは、1円・5円・10円・50円・100円のそれぞれの硬貨に、札幌オリンピック記念100円白銅貨を合わせた6枚セットで販売されたもののことです。
長野オリンピック:1998年
1998年に開催された長野オリンピックは、20世紀最後の冬季オリンピックです。
長野オリンピックは大きな盛り上がりを見せ、閉会式のテレビ放送の視聴率が30%を上回るほどでした。
長野オリンピックの記念硬貨は、第1次・第2次・第3次の計3回にわけて発行されました。
各回それぞれに10,000円金貨、5,000円銀貨、500円白銅貨の3種類が発行されています。
高価買取が期待できるオリンピック記念硬貨の相場
オリンピック記念硬貨であれば、すべて高額買取ができるわけではありません。
たとえば、当時長蛇の列をなすほどに人気のあった東京オリンピック記念硬貨ですが、その分発行枚数が多く、現在の買取相場としては、やや低めの傾向です。
札幌オリンピック記念硬貨では、100円白銅貨は発行枚数が多いことから、100円白銅貨のみで高値がつくとは考えにくく、ミントセットとしてすべての硬貨が状態よくそろっていれば、高額買取も期待できると考えられます。
長野オリンピック記念硬貨では、5,000円銀貨や500円白銅貨は発行枚数が多く、広く流通しているのに対し、10,000円金貨は発行枚数が少なく、純金製であることから、高値で売れると考えられます。
オリンピックグッズを高値で買取してもらうためのポイント
オリンピックグッズの売却を検討しているのであれば、できるだけ高値で手放したいと考えているのではないでしょうか。
オリンピックグッズを高値で買取してもらうためには、大切なポイントがあります。
より高額で取引するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
オリンピックグッズの需要が高い時期に売却する
オリンピックグッズを高値で買取してもらうためには、オリンピックグッズの需要が高い時期に売却するのがポイントだといえます。
オリンピックや関連するイベントが開催される場合には、オリンピックグッズの相場が上がる可能性があります。
需要が多い時期に売却することで、より高値での取引が可能になるでしょう。
付属品もセットで査定依頼する
オリンピックグッズを高値で買取してもらうためには、付属品をセットで査定依頼することもポイントです。
たとえば、記念硬貨であれば、ケースや説明書などの付属品を一緒に査定に出すことで、高額で買取してもらえる可能性が上がると考えられます。
付属品がある場合には、大切に保管し、一緒に査定に持ち込めるようにしましょう。
掃除するなら丁寧に行う
オリンピックグッズを高値で買取してもらうためには、掃除を丁寧に行うこともポイントです。
できるだけ綺麗な状態にするのは大切ですが、洗ったり磨いたりすることにより、傷がついてしまっては、逆に価値を下げることにつながりかねません。
オリンピックグッズの売却を検討しているのであれば、無理なお手入れをするのではなく、丁寧に掃除を行う必要があるでしょう。

