骨董品を売りたいけれど、「どこで売ればいいのかわからない…」と迷っていませんか。
骨董品はその種類や価値、そして売却方法によって得られる価格が大きく変わることもあります。
骨董品を上手に売って最大限の価値を引き出すためのポイントをチェックしてください。
目次
骨董品を手放す方法は?
買取業者以外にも手放す方法はいくつかあります。
骨董品の種類や価値、売りたいタイミングに応じて適した選択肢を選べるようにしましょう。
リサイクルショップ
学校や寺社、公園、イベント会場などで開かれる骨董市は、骨董品を売りたい方にとって魅力的な選択肢です。
フリーマーケットのような形式で、自分のブースを出して商品を並べられます。
骨董市の良い点は、骨董品の価値に関係なく、来場者が気に入れば売れる可能性があるところ。
たとえ買取業者で値段がつかなかったものでも、意外な掘り出し物として評価されることがあります。
ただし、骨董市に出店する際は、事前に確認すべきことがいくつかあります。
たとえば、古物商許可証の有無やブースの使用料など。
ルールを調べて準備すれば、スムーズに出品できます。
ネットオークションやフリマアプリ
スマホ一つで簡単に出品できるネットオークションやフリマアプリは、近年ますます人気の方法です。
自分で価格を決められるため、納得のいく金額で売れる可能性があります。
また、全国の購入希望者にアプローチできるのも大きな魅力です。
ただし、気をつけたい点もあります。
相場を知らずに価格を設定して損をするケースや、梱包・発送の手間、取引相手とのトラブルが発生するリスクです。
特に初めて利用する方は、取引の流れや注意点をしっかり確認しておきましょう。
骨董市
リサイクルショップは、骨董品だけでなく幅広いジャンルの商品を扱っているのが特徴です。
骨董品の専門知識を持ったスタッフがいるわけではないため、相場より安い値段になる可能性もありますが、「とにかく手放したい」、「骨董品以外のものもまとめて売りたい」という場合にはお勧めです。
特に、骨董品に詳しくない方や、近くに骨董市や買取業者がない方にとって、気軽に利用できる選択肢といえるでしょう。
骨董品買取業者
最もお勧めの方法は、骨董品買取業者に依頼することです。
専門の査定士が商品を見極めてくれるため、正しい価値を判断してもらえる可能性が高く、適正価格での売却が期待できます。
また、買取業者は出張査定や宅配買取などのサービスを提供していることが多いため、忙しい方でも手軽に利用可能です。
ただし、業者によって得意分野や査定の基準が異なる場合があるため、複数の業者に査定を依頼し、比較することをお勧めします。
骨董品をどこで売るか迷ったら骨董品買取業者がお勧めな理由
骨董品を売る方法にはいくつかの選択肢がありますが、最もお勧めなのは「骨董品買取業者」に依頼することです。
専門の査定士がしっかりと価値を見極め、適正価格で買い取ってくれるため、初心者でも安心して利用できるのがポイントです。
専門的な知識や経験が豊富な査定士が在籍している
骨董品買取業者には、骨董品の価値を正確に判断できる専門知識と経験を持つ査定士が在籍しています。
この査定士たちは日々さまざまな品物に触れており、美術品や陶磁器、伝統工芸品、さらには時代を超えた希少品など、それぞれのジャンルに精通しています。
たとえば、同じ焼き物でも、備前焼や有田焼、京焼など、地域ごとに特徴が異なりますし、その作家の背景や時代によっても価値が変わることも。
こうした細かな違いを見極められるのは、専門知識を持った査定士だからこそです。
そのため、リサイクルショップやフリマアプリでは見逃されてしまう可能性のある高価な品物も、適切な価格で買い取ってもらえる安心感があります。
また、査定士は単に値段をつけるだけでなく、骨董品の持つ背景やストーリーを大切にする姿勢を持っています。
これはどんな経緯で作られたのか、どのような時代のどのような技術が用いられているのかなどを丁寧に説明してくれる場合もあるため、売却する側も安心して取引ができます。
骨董品の買取実績が豊富で価値を理解してもらえる
骨董品買取業者のもう一つの魅力は、多くの買取実績を持っている点です。
長年にわたり数多くの骨董品を査定・買取してきた業者であれば、骨董品市場の動向やニーズに精通しているため、適正価格での取引が期待できます。
特に、有名な作家の作品や時代物の骨董品など、高価な品物を売る際には、こうした経験豊富な業者に相談するのが賢明です。
さらに、買取実績が豊富な業者は公式サイトや店舗で過去の実績を公開している場合が多く、どのような品物を扱ってきたのかを事前に確認できます。
また、査定は無料なのか、キャンセル料が発生しないかなどの条件を事前に確認することで、よりスムーズな取引を進められます。
古物商許可番号の表示がありトラブルが起こりにくい
骨董品買取業者を選ぶ際に、信頼性を確認する重要なポイントが古物商許可番号の表示です。
この許可番号は、骨董品や中古品の買取、販売を行う際に法律で義務付けられているもので、適正な取引を行っている証拠となります。
古物商許可を持つ業者は、法令を遵守して営業しているため、安心して利用できるでしょう。
一方、個人間取引や無許可で営業している業者を利用すると、トラブルに巻き込まれるリスクが高まります。
たとえば、価値のある骨董品を極端に安く買い叩かれたり、取引後に連絡が取れなくなったりするケースも報告されています。
このようなトラブルを避けるためにも、公式サイトや店舗で古物商許可番号をしっかりと確認することが大切です。
素人では価値がわからないものでも高価買取してもらえる可能性がある
骨董品は、素人には一見して価値がわからないものばかり。
しかし、買取業者であれば専門的な視点から価値を判断し、意外な高額査定がつくことも珍しくありません。
たとえば、古びた茶碗や絵画が実は歴史的価値の高い作品だった、というケースもあります。
捨てる前にまずは査定を依頼してみると、思わぬ利益を得られることがあります。
査定だけなら無料で実施してくれる業者が多い
多くの骨董品買取業者は、査定を無料で行っています。
出張査定や宅配査定を無料で提供している業者も多いため、手軽に依頼できるのがメリットです。
「売るべきかどうか迷っている」という場合でも、まずは査定を依頼してみることで判断材料を得られます。
査定を依頼する際は、複数の業者に見積もりを取って比較することで、より良い条件で売却できるでしょう。

